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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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ぎゃあ!!
2009.05.05 (Tue)
「ぎゃあ!!」
 それは、心底嬉しすぎてびっくりして、とてもじゃないけどお行儀よく驚くことなんてできないときに発する言葉。

 今しがた、遊星さんとこですごいものを見てしまった!!
 嘘じゃなく心臓が跳ね上がった。
 すごいぞ、すごいぞ……!!

 あまりのすごさに、一瞬強奪してこようかと思ったけど、そこはお行儀よく待ちに徹することにする。

 うわー、また雰囲気のある絵だなー、色の使い方すごーいとか思いながら下へ下へスクロールしていって、その後の文に心臓を打ち抜かれました。
 てゆーか、夢ではありませんように!

 それにしてもありがとうございます!
 あれが描けるということは、本当の最後まで読んでしまったのですね??

 あの作品は本当に最後まで読ませてしまって大丈夫なのか迷って、結局軽く隠しエンディングみたいになってるんですけど、よくぞ読んで下さいました。
 なんだか、自分で振り返ってみても、「なんだか悪魔的所業だなぁ」と思ってしまうのですが、まぁ生まれてしまったものはしょうがない。

 またいつかあんな作品が生まれることもあるやも。


 それでは、大人しく待ってようと思います。
 ワン!


※『stories of night』をお読み下さったすべての皆様へ。
 真のエンディングの後には「完」の表記があります。

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祈りつれづれ
2009.03.20 (Fri)
 本格的に『祈りの世界』を進めていこう計画を実施中。笑

 サクラが出てこない場面は良いですね、さくさくと進んで。
 おおぅ……主人公の1人なのに……。

 リュティアは当初の通り、ダメダメから成長予定。
 ルナールは、異世界シリーズの中で通しで出てくるキャラなのですが、『祈りの世界』では結構見守りキャラかも。
 サクラは…サクラは巻き込まれうるさキャラですね……。
 巻き込まれキャラのくせに自己主張が激しいので、いつのまにか予想外の事態を引き起こす要因になっているという始末に負えないヤツです。
 どうにか、どうにか、手綱を握っていきます……。
 サッシャはたしか、改訂版から初めて登場したんだと記憶してるんですが(おぼろげ)。
 この子は早めに出せて良かったな(改定前は途中から出てくるチョイ役?の予定だった)。
 リュティアとはある意味対をなす関係にあるので、サクラとばかりでなくリュティアともはやく絡ませたいです。
 サッシャのエピソードをどこに挿入しようか考え中。
 ユラは、改定前と後で若干性格が変わってます。
 改定前は何考えてるかわからない海月みたいな(笑)子でしたが、改定後は第一章ですでに壁にぶち当たって人間らしさが出てきます。
 ユラの成長っていうのも、描いていきたいなぁ。

 でもまぁ書きたいテーマは変わっていないわけで、大まかなところでは「聖俗の対立」、小さいところでは「爛熟期をむかえた文化の行く末」「『黎明の世界』の伏線回収」「第三部への前フリ&伏線つくり」こんなとこですか。

 なんか去年かな?日銀の公定歩合について勉強らしきものをしたとき、ああ結局何もかも繰り返しなんだなーと思ったんですね。
 それから、つい最近、中2の子に付き合って天気の仕組みについて噛み砕いて説明した時も、ああ循環なんだなーと思った。
 万物は流転する、とはよく言ったもんだよヘラクレイトス。
 それらを広義に解釈していくと、結局歴史は繰り返すし、自然は自己完結の中で循環している。
 異世界三部作の中でも、そういうのが小指の先程でもいいから表現できるといいなーと思います。

 さてさて、第二章では舞台をフィングレアへ移し、サクラとリュティアの出会いの辺りから改定前の話も使いながら進めていこうかなーと当初は思っていたのですが。
 どうもそうはいかなさそうですね。
 改定前の話で、サクラがリュティアのふりをして論破するあたりは自分でも結構気に入ってるエピソードだったので、使えないかなーと思ってはいるのですが。

 とにかくとにかく、サクラに負けないようにがんばります!

 前作のユイはセーナにはここまで煩わされなかったというのに!
 サクラ、なんてヤツ!!涙

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【ホームページバトン】
2009.03.06 (Fri)
遊星さんから【ホームページバトン】を頂きました!
 回答は↓に折り畳み。


さてちょこっとつれづれ。

 日本語って「装いの言語」かな~、なんて。

 This is a pen.

 と英語で書くと、それを誰がどう発話しようと、目の前にあるこの細長い物体はペンである、という事実だけを差すけれど、

「これはペンだよ。」「これはペンである。」「これはペンですわ。」「これはペンだ。」「これはペンでちゅ。」「これねー、ペンなのー。」

 日本語では語尾を変えたりしていろんな訳ができてしまう。
 そしてその語尾によって、単なる「目の前にあるこの細長い物体はペンである」という事実以上の情報、例えば発話者の性別や年齢、生い立ちやその他の背景まで窺い知ることができる。
 英語の一人称「I」を和訳する時に、「わたし」「私」「あたし」「あたくし」「うち」「僕」「俺」「自分」「わし」「拙者」「余」「みども」……どれを選ぶかで、何となく発話者が何者なのか、想像することができる。

 単なる事実を伝える時、その内容だけを伝えるのではなく、発話者の(自己)紹介までしてしまうとは……。
 日本語って面白いなぁ。
 よく英語は合理的言語で、日本語は非合理的だって言われますけど、べつにそれで困ったこととか特にないですからねー。
 むしろ言葉を弄するのは面白い。笑
 伝達内容を真綿のようにくるみ込み、語尾のニュアンスによって装う言語、「日本語」。

 如何でしょう?

************************
 代ゼミの大学ランク一覧を見た。
 朔の母校は学部の再編成などもあり、朔のいた「国文学中国文学専攻」はなくなっちゃったけど、たぶんそれに相当する専攻は、センター84%になってた。
 がんばれ、受験生ー!!
 ……そして不安に思うのは、今の朔がもし受験しても、合格できるのかどうかということ。
 たぶん…てか絶対無理だ!!
 わーーーーん!!! 戻ってこい、学力ーーーーー!!!!!

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ねむ…。
2009.02.19 (Thu)
寝たのが朝の4時半過ぎだー…。

 起きたのは朝10時20分。

 ……あれ? そうすると約6時間は寝たわけか?

 うーん、それでもいつにも増して眠たいなぁ……。


 ↓の話に続いて、ちょっと考えていること。

 名前が特定の人物を差すのではない、というのは、これからも試してみたいかもしれない。
 …そうすると、また訳の分からない不思議ダークストーリーになるかもしれないけど。

 もう1つ試してみたいのは、性別の定まらないお話。
 実は…という感じで性別が二転三転するお話じゃなくて、最初から性差が問題にならないお話。
 書けるといいなぁ。
 難しそうだけど。笑

 というか、そういう設定を使って「何を」描くか、のほうが大変なんですけどねー。笑

『stories of night』が近々完結なので、あと書き上がってないのが『楽園』『君のトビラを。』『祈りの世界』『年の差ひとつ。』ですか。

 楽園は、好きすぎる気持ちが災いして、終わらせたくない…というか、先を進めるのが気が進まないという本末転倒な結果に。笑

 君のトビラを。は、この中では一番完結に近いですかね。元々ストーリーらしきものもないので、終わらせようと思えばいつでも、という感じ。
 トビラの由来というか秘密らしきものが分かればいつでも完結。

 祈りの世界は……もうこれは…サクラの呪いとしか……。涙
 ああ、女の子が主役ってやっぱ書きづらい!!
 いやしかし絶対勝つ!!
 もうサクラには負けない!!…という気持ちで頑張ります……。

 年の差ひとつ。もあらすじは決まってるのですが。
 あれって一応推理ものなのかなぁ??
 探偵小説って好きでかなり読んだけど、犯人を探すような話を書くのは初めてで、どこまで手掛かりを出していけばいいのかの匙加減が分からない。
 どのタイミングでどう小出しにしていくか、とか。
 それならいっそ犯人は先にばらしちゃって、ただの学園青春小説(?)にしようかな、と思ったり。
 まぁこのまま曖昧な路線で進むと思います。笑


 というようなことをつらつら考えてるうちに、また新しい上映がはじまってたりして。笑

 大丈夫ですよ!

 どのお話も必ず完結させますから!!

 ……時間は掛かっても。

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……。
2009.02.17 (Tue)
 うーん。
 カレンダーによれば、今日は何かを書かねばならぬ日。
 さりとて適当な話題も見付からないので、『stories of night』について極力ネタバレにならない程度に補足説明(というか言い訳)をしてみる。

 まず、一番意外な結果になったのはアーサーですかね。
 アーサーはあの中で唯一「正義・常識・救世主」として投入したはずなんですがねー…。
 それが何故なんなことに……。
 アーサーが自ら暴走をはじめたとしか思えません。

 教授の正体も当初とは違った方向に。
 というか正体も何も、書きはじめた頃は何にも考えてなかったわけですが。
 hを書いてた頃には、ウォルターが実は教授だった(そしてあの城にはウォルターと珠璃しかいない)、とかでもいっかなーとちらっと思ったりしたし。
 ……まぁそもそも、「正体」といえるほどのものかは依然不明ですけどね、はははっ。

 双也、ウィラ、ウィルの名前に意味はありません(=特定の個人を識別するものではない)。
 ハンスもそうかもしれない。

 書き終わったお話を読んでみて思うのは、「あらまぁ、よく分からないお話だこと!」ということ。笑
 何もかもが混沌としてますなぁ。
 書いた本人からしてそう思うのだから、読んで下さった方はもっと混乱することでしょう。

 ……でも(個人的には)そういうの、面白い気がする。
 例えば上記の「名前が特定の個人を識別するものではない」っていうの、小説の手法としてはすごい面白くないですか?
(ex.最初に出てきたのはトマス・モアだったと思ったのに、三人称の視点で進んでいくうちにいつのまにか主役がトマス・アクィナスに摩り替っていた、とか)

『stories of night』には紺碧色の瞳の女性が多々出てきますが、それがすべて同じ人物であろうとなかろうと、朔にとってはどうでもいいんです。

 このお話は、「あらかじめ設定されたキャラクターが台本通りの演技をする」のではなく、「決められたストーリーを、それを演じられるキャラクターが演じる」というものになりました。
 なんともフレキシブル。
 
 うーん、自分で説明してて言葉がしっくりこないんですけど、最後まで読んでもらって、少しでも何が言いたいのかを感じ取って頂けたら幸いです。

 というわけで、『stories of night』は読んでくれた人の数だけ結末のあるお話のようです。
 はっきりとした結末はあるようでないので、好きなように解釈&「妄想」して下さい。笑
 むしろ、読んでくれる人がいなきゃいつまでも完結しない物語かも。
 読者の「妄想」があってはじめて完結するという、なんとも他力本願な作品です。笑

 ただ基本あんまり考えないで書いたお話なので、真面目に読むと混乱するだけだと思いますよー。笑
 時間とか場所とか真実とか、そんなこととは無縁の世界観なのでした。 


以上。

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