ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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不動産屋さんから貰った前売り券で、ツーリストを観ます(これから)
以前から今日観ようって決めてたから来たものの、実はものすごく体調が悪いという…。
しんどい… 完璧、疲労からくる風邪だわ
帰ったら感想を書きたいと思います
帰ってきました。
この映画は、別に観たかったわけでもなく、前売りを貰ったから行ってみた、という感じなので、タイトルと主演の2人のことしか知らずに観てきました。
テレビ観ないからCMも知らないし。
パンフも買わなかったし。
というわけで、何の前知識もなく観てきた結果、なぜタイトルが「ツーリスト」なのかが分かりません……。
まぁそんなことはどうでもよく、とにかく観ていて豪華な気分になれる映画でした
パリ?でのカフェとか、ヴェニスの最上級ホテルとか、舞踏会とか
やっぱりヴェニス、もう一回行きたいな~、できれば今度は列車で
とまぁ、オール・イタリアロケにつられてアマルフィを観に行ったような感じと同じになりました。笑
ラストのジョニー・デップ演じる男のオチの部分も、王道で良かったです
さてアンジェリーナ・ジョリーですが。
彼女のウエストのくびれ&ヒップラインはすごいですね
ドレス姿に目が釘付けでした
あれはもう、すごいとしか言いようがない。
しかしお顔を見ると、やはり年には勝てないのか……。
彼女の作品を観たのが初めてだったので、一体何歳なんだろう、と思ってウィキってみたら、まだ35歳?! もっといっているのかと……
観ながらずっと、「なんでもっと若い女優さんを使わなかったんだろう……」とか失礼なことをずっと思っていたのですが、……そうか、35か……。
でもあの、目の周りを黒々と囲むメイクに、最初の方は馴染めずずっと違和感がありました……。
あのなんだかゴテゴテと色を乗せすぎている瞼&目の周囲をもっとナチュラルにしたら、いいんじゃないかな~とか思っていたわけですが。
なんだか化粧覚えたての高校生メイクみたい……。
とか好き勝手言ってますが、非常に人気の女優さんらしいですね!
ファンの方、朔の個人的意見ですので笑って読み飛ばして下さい
さてこのアンジェリーナ演じる女の職業も、物語後半に明らかにされるわけですが。
最後まで分からなかったのが、「なぜ“停職中”??」ということ。
たぶん、「あの男(名前忘れた…)の恋人だった(過去形?)からかな~」と予測は立ちますが、説明は一切ナシ。
そしてラストシーンでは「クビ」を言い渡されるのですが、アンジェリーナの返事は「ありがとう」。
……本人はずっと退職を願ってたけど、勤め先が引きとめてた結果の「停職」だった??と謎は深まるばかり。
なーんにも考えずに観に行った結果、映像としては綺麗だったけれど、なんだか話はよく分からない、という感じで終わってしまいました。
金庫のありかも何故か知ってるし。
わけわからん。
でもパジャマ姿で大脱走を図るジョニー・デップには笑えました。
その後のアクシデントも含め。笑
ま、細かいとこにはこだわる必要のない映画なのかもしれませんね。
そんなことよりも、開場を待つ間に見つけたこちらの方が気になって仕方ありません⇒コチラ。
ロイヤル・バレエのロメオとジュリエット……。
以前NHKで吉田都さんのドキュメンタリーを観て(丁度、このロメオとジュリエットのやつ)、へ~と思ってたんです。
バレエってテレビでしか観たことなくて、ずっと観てみたいな~と思ってたんですが、いきなり舞台を観に行く勇気もなく、でもこれなら敷居は低いかな?!と思うのですが……。
うーん、でも上映期間が短い……。
日程的に、もう18日の上映しか無理だしな……。
でも4月はたしか、月曜出社の日があったような……。
カレンダーと相談しながら、もう少し考えてみようと思います……。
以前から今日観ようって決めてたから来たものの、実はものすごく体調が悪いという…。
しんどい… 完璧、疲労からくる風邪だわ
帰ったら感想を書きたいと思います
帰ってきました。
この映画は、別に観たかったわけでもなく、前売りを貰ったから行ってみた、という感じなので、タイトルと主演の2人のことしか知らずに観てきました。
テレビ観ないからCMも知らないし。
パンフも買わなかったし。
というわけで、何の前知識もなく観てきた結果、なぜタイトルが「ツーリスト」なのかが分かりません……。
まぁそんなことはどうでもよく、とにかく観ていて豪華な気分になれる映画でした
パリ?でのカフェとか、ヴェニスの最上級ホテルとか、舞踏会とか
やっぱりヴェニス、もう一回行きたいな~、できれば今度は列車で
とまぁ、オール・イタリアロケにつられてアマルフィを観に行ったような感じと同じになりました。笑
ラストのジョニー・デップ演じる男のオチの部分も、王道で良かったです
さてアンジェリーナ・ジョリーですが。
彼女のウエストのくびれ&ヒップラインはすごいですね
ドレス姿に目が釘付けでした
あれはもう、すごいとしか言いようがない。
しかしお顔を見ると、やはり年には勝てないのか……。
彼女の作品を観たのが初めてだったので、一体何歳なんだろう、と思ってウィキってみたら、まだ35歳?! もっといっているのかと……
観ながらずっと、「なんでもっと若い女優さんを使わなかったんだろう……」とか失礼なことをずっと思っていたのですが、……そうか、35か……。
でもあの、目の周りを黒々と囲むメイクに、最初の方は馴染めずずっと違和感がありました……。
あのなんだかゴテゴテと色を乗せすぎている瞼&目の周囲をもっとナチュラルにしたら、いいんじゃないかな~とか思っていたわけですが。
なんだか化粧覚えたての高校生メイクみたい……。
とか好き勝手言ってますが、非常に人気の女優さんらしいですね!
ファンの方、朔の個人的意見ですので笑って読み飛ばして下さい
さてこのアンジェリーナ演じる女の職業も、物語後半に明らかにされるわけですが。
最後まで分からなかったのが、「なぜ“停職中”??」ということ。
たぶん、「あの男(名前忘れた…)の恋人だった(過去形?)からかな~」と予測は立ちますが、説明は一切ナシ。
そしてラストシーンでは「クビ」を言い渡されるのですが、アンジェリーナの返事は「ありがとう」。
……本人はずっと退職を願ってたけど、勤め先が引きとめてた結果の「停職」だった??と謎は深まるばかり。
なーんにも考えずに観に行った結果、映像としては綺麗だったけれど、なんだか話はよく分からない、という感じで終わってしまいました。
金庫のありかも何故か知ってるし。
わけわからん。
でもパジャマ姿で大脱走を図るジョニー・デップには笑えました。
その後のアクシデントも含め。笑
ま、細かいとこにはこだわる必要のない映画なのかもしれませんね。
そんなことよりも、開場を待つ間に見つけたこちらの方が気になって仕方ありません⇒コチラ。
ロイヤル・バレエのロメオとジュリエット……。
以前NHKで吉田都さんのドキュメンタリーを観て(丁度、このロメオとジュリエットのやつ)、へ~と思ってたんです。
バレエってテレビでしか観たことなくて、ずっと観てみたいな~と思ってたんですが、いきなり舞台を観に行く勇気もなく、でもこれなら敷居は低いかな?!と思うのですが……。
うーん、でも上映期間が短い……。
日程的に、もう18日の上映しか無理だしな……。
でも4月はたしか、月曜出社の日があったような……。
カレンダーと相談しながら、もう少し考えてみようと思います……。
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不思議の国のアリス、オリジナル版です。
何がオリジナル版かというと、帯によれば
『不思議の国のアリス』のオリジナル原本、『地下の国のアリス』を完全復刻!!
ルイス・キャロルの直筆による、大英図書館秘蔵の一冊を解説・全訳付きで!!
とあります。
化粧箱?入りの綺麗な装丁で、金と赤の色使いがアリスらしいな~♪と思い、随分前に購入したものです。
そして、購入したことに満足してしまい、まだ中身を真剣には読んでません。笑
でもこの間パラパラッと見てみたら、三月うさぎのお茶会シーンや、侯爵夫人とのやり取りが見つかりませんでした。
後から加筆された部分なのかな?と思うのですが。
こういう作品が成立する過程について考えるのは、大学時代によくやったことなので、なんだか懐かしいです。笑
もし朔に英文学を専攻するだけの語学力があったなら、迷う余地なくアリスの研究をしていたでしょう。
ま、もうとっくにその分野についてはほとんど研究され尽くしているでしょうが。笑
30歳になるまでに、英国行くんだーーーっ!!
以前衝動買いで紹介した、『バチカン奇跡調査官 黒の学院』(角川ホラー文庫/藤木稟)についての感想です。
熱狂的なファンだ、異論は認められない!という人はスルーして下さい。
あくまで朔個人の抱いた感想なので。
感想を一言にまとめると、「物語としては面白いけど、お話としては残念な感じ」です。
どういうことかと言うと、物語の骨子(バチカンに所属する神父たちが、奇跡調査を行うなかで事件に巻き込まれていく)は非常に面白いと思うのですが、なんか…以前もちょろっと書いたように、文が…非常にぎこちないのです……(偉そうですみません……。でも本当にそう思うのです)。
読んでいて、「え、ちょっと待って、どういうこと!?」と立ち止まり、何度も読み返さないといけない箇所が多すぎるというか……(ちなみに朔は、国語の成績では5以外取ったことがなく、専門書はともかくとして、こういった娯楽用の本でここまで詰まりながら読んだことはありません……)。
一番驚いたのが、文庫p.240最後の行からp.241の最初の行への転換部で、「え。ドロティアが殺されてるって、誰が言った(どこに書いてあった)の?!」となりました。
だって、生きてると思って部屋を訪ねてみたら、死体が横たわっていたヨという(よくある)場面なのですが、
p.240
l.9「シスター・ドロティア、ヨハネスです。起きていますか?」
l.10ヨハネスは何度もドアを叩いた。応答はなかった。
l.14~15薄日が差し込む居所の床に、横たわっているドロティアの姿があった。それから相変わらずの異臭がする。
l.16「フランチェスコ神父の体臭が染みついていますよ」
l.17~18平賀が、鼻をくんくんいわせながら言った。確かに、最初、この部屋に来た時に感じた獣臭のようなものは~に違いなかった。
p.241
l.1ドロティアの死体はうつぶせになっていて(以下割愛)
と続いてるんですよ…?
普通の人間なら、臭いが云々(それも、死臭がする、とかではなく、体臭の話題)言う前に、「死んでる!」とか、「一体誰が…?!」という反応をするものだと思うですが……。
そういうやり取りが一切なく、いきなり死体の考察から入っていったので、「え? 最初から死んでた??」と本気で考え込みました……。
他にも、これは時系列に関することですが、マリオ・ロッテの宙吊り事件?とセバスチャン転校と平賀たちの派遣と、どの順番なのか最初読んだだけでは分かりづらかったです……。
他にも、細かく表現的に「??」というところが多々あり…。
物語の方向性やあらすじとしては非常に面白いのに、読むのが苦痛、といいますか。
まぁそんな残念な感じでした……。
それから、キャラクラーの立て方ですが。
神父であり科学者であり、神の存在を信じる一方で、安易な奇跡は認めない(科学によって立証する)、という平賀のキャラクターは非常にユニークでした。
信仰と科学が矛盾していないのが、面白い。
でもだからこそ、もう少しの工夫でいかようにも膨らませられたキャラだと思うのです。
この一冊だけでは、まだ平賀の魅力が十分に発揮されていないと思います。
そして相棒のロベルトですが、はっきり言って、何のためにいるのかよく分かりません……。
一応、古文書と暗号の解読家、という設定なのですが、ようやく役に立ち始めるか、というのが、もはや半分以上物語が進んでから。
しかも、解読法を発見して置換したところで力尽き、その後のおいしいところはみーんなチート平賀に持っていかれてますからね……。
てゆーか、平賀が万能すぎて、ロベルトの存在意義が……。
平賀だったら、ロベルトいなくてもひとりで暗号を解読できてたと思います(c.f. p.27 l.5 ロベルト「こんなに多くの雑誌や新聞の切り抜き、何のために貼ってるんだい?」 l.6平賀「ああ、それは世界中に飛び交っている暗号の解読のためです。私が解読する限りにおいて数十の組織が、雑誌の広告や新聞の告知板などで連絡を取り合っています」 ←もはやロベルト必要ナシ。笑)。
平賀を美形美形と持ち上げるなら、ロベルトとの間に、カトリックにありがちな男色系(差別するつもりはありません)のニュアンスをもっとそこはかとなく醸し出しさえすれば、いろんな年代のお嬢様方にウケそうなものを、そういうわけでもナシ。
なのに、ふたりは常にぴったり行動と部屋を共にしている。
なんだかよく分からないふたりでした。
扱いがよく分からないキャラといえば、散々カリスマとして持ち上げられていたマリオ・ロッテや、唯一一人称での語りを許されたセバスチャンは、結局どうなったんですかね?
教会でのクライマックス後が尻切れトンボで、マリオはかなり洗脳が進んでたんじゃないかな?と思うので、少しは触れてもらいたかったところです。
ネットで藤木稟さんの書評をいくつか検索してみたりもしましたが、京極夏彦氏と比較してみる、というのが多かった気がします。
朔は藤木さんの作品はバチカンシリーズの1冊目しか読んでいないのですが(京極さんなら、百鬼夜行シリーズ(←「京極堂シリーズ」だと思ってた。笑)を『邪魅の雫』以外はすべて読んでる)、この二人の作風が特別に似ているとはまったく思いませんでした。
まぁ、今回は物語の舞台となる時代も国も違いますからね。
でもそういう表面的なことだけじゃなくて、重量感というか、内面的なところもかなり違うと思うのですが。
なによりやっぱり、「重み」「深み」が違います!
バチカンシリーズは、非常にlightです。
文章的には多少の引っかかりを覚えようとも、さらっと読めます。
文法的に詰まる(p.325 l.11「決して英語のひそひそ話は止めてくれよ」は正しいのでしょうか? “決して~ない”と、否定語と呼応するのが正しい用法だと思うのですが……)箇所はあれども、回りくどい表現や必要以上にペダンチックな所はありません。
むしろ、百鬼夜行シリーズをさらっと読める人がいたらお目に掛りたい。笑
とまぁ、以上が朔が抱いたおおまかな感想でした。
これなぁ、魅せ方によっては、もう少し面白いお話になりそうな気がするんだけどなぁ、と思います。
というわけで、期待半分に続く第2巻も買ってみました。
まだ読んでませんが、今度は多少ロベルトにも光が当てられそう?
シャーロック・ホームズしかり、長野小説しかり。
男性2人組によるやりとりは朔の好むところなので、もう少しつっこんだ平賀とロベルトのやりとりが見られれば、と思います。
熱狂的なファンだ、異論は認められない!という人はスルーして下さい。
あくまで朔個人の抱いた感想なので。
感想を一言にまとめると、「物語としては面白いけど、お話としては残念な感じ」です。
どういうことかと言うと、物語の骨子(バチカンに所属する神父たちが、奇跡調査を行うなかで事件に巻き込まれていく)は非常に面白いと思うのですが、なんか…以前もちょろっと書いたように、文が…非常にぎこちないのです……(偉そうですみません……。でも本当にそう思うのです)。
読んでいて、「え、ちょっと待って、どういうこと!?」と立ち止まり、何度も読み返さないといけない箇所が多すぎるというか……(ちなみに朔は、国語の成績では5以外取ったことがなく、専門書はともかくとして、こういった娯楽用の本でここまで詰まりながら読んだことはありません……)。
一番驚いたのが、文庫p.240最後の行からp.241の最初の行への転換部で、「え。ドロティアが殺されてるって、誰が言った(どこに書いてあった)の?!」となりました。
だって、生きてると思って部屋を訪ねてみたら、死体が横たわっていたヨという(よくある)場面なのですが、
p.240
l.9「シスター・ドロティア、ヨハネスです。起きていますか?」
l.10ヨハネスは何度もドアを叩いた。応答はなかった。
l.14~15薄日が差し込む居所の床に、横たわっているドロティアの姿があった。それから相変わらずの異臭がする。
l.16「フランチェスコ神父の体臭が染みついていますよ」
l.17~18平賀が、鼻をくんくんいわせながら言った。確かに、最初、この部屋に来た時に感じた獣臭のようなものは~に違いなかった。
p.241
l.1ドロティアの死体はうつぶせになっていて(以下割愛)
と続いてるんですよ…?
普通の人間なら、臭いが云々(それも、死臭がする、とかではなく、体臭の話題)言う前に、「死んでる!」とか、「一体誰が…?!」という反応をするものだと思うですが……。
そういうやり取りが一切なく、いきなり死体の考察から入っていったので、「え? 最初から死んでた??」と本気で考え込みました……。
他にも、これは時系列に関することですが、マリオ・ロッテの宙吊り事件?とセバスチャン転校と平賀たちの派遣と、どの順番なのか最初読んだだけでは分かりづらかったです……。
他にも、細かく表現的に「??」というところが多々あり…。
物語の方向性やあらすじとしては非常に面白いのに、読むのが苦痛、といいますか。
まぁそんな残念な感じでした……。
それから、キャラクラーの立て方ですが。
神父であり科学者であり、神の存在を信じる一方で、安易な奇跡は認めない(科学によって立証する)、という平賀のキャラクターは非常にユニークでした。
信仰と科学が矛盾していないのが、面白い。
でもだからこそ、もう少しの工夫でいかようにも膨らませられたキャラだと思うのです。
この一冊だけでは、まだ平賀の魅力が十分に発揮されていないと思います。
そして相棒のロベルトですが、はっきり言って、何のためにいるのかよく分かりません……。
一応、古文書と暗号の解読家、という設定なのですが、ようやく役に立ち始めるか、というのが、もはや半分以上物語が進んでから。
しかも、解読法を発見して置換したところで力尽き、その後のおいしいところはみーんなチート平賀に持っていかれてますからね……。
てゆーか、平賀が万能すぎて、ロベルトの存在意義が……。
平賀だったら、ロベルトいなくてもひとりで暗号を解読できてたと思います(c.f. p.27 l.5 ロベルト「こんなに多くの雑誌や新聞の切り抜き、何のために貼ってるんだい?」 l.6平賀「ああ、それは世界中に飛び交っている暗号の解読のためです。私が解読する限りにおいて数十の組織が、雑誌の広告や新聞の告知板などで連絡を取り合っています」 ←もはやロベルト必要ナシ。笑)。
平賀を美形美形と持ち上げるなら、ロベルトとの間に、カトリックにありがちな男色系(差別するつもりはありません)のニュアンスをもっとそこはかとなく醸し出しさえすれば、いろんな年代のお嬢様方にウケそうなものを、そういうわけでもナシ。
なのに、ふたりは常にぴったり行動と部屋を共にしている。
なんだかよく分からないふたりでした。
扱いがよく分からないキャラといえば、散々カリスマとして持ち上げられていたマリオ・ロッテや、唯一一人称での語りを許されたセバスチャンは、結局どうなったんですかね?
教会でのクライマックス後が尻切れトンボで、マリオはかなり洗脳が進んでたんじゃないかな?と思うので、少しは触れてもらいたかったところです。
ネットで藤木稟さんの書評をいくつか検索してみたりもしましたが、京極夏彦氏と比較してみる、というのが多かった気がします。
朔は藤木さんの作品はバチカンシリーズの1冊目しか読んでいないのですが(京極さんなら、百鬼夜行シリーズ(←「京極堂シリーズ」だと思ってた。笑)を『邪魅の雫』以外はすべて読んでる)、この二人の作風が特別に似ているとはまったく思いませんでした。
まぁ、今回は物語の舞台となる時代も国も違いますからね。
でもそういう表面的なことだけじゃなくて、重量感というか、内面的なところもかなり違うと思うのですが。
なによりやっぱり、「重み」「深み」が違います!
バチカンシリーズは、非常にlightです。
文章的には多少の引っかかりを覚えようとも、さらっと読めます。
文法的に詰まる(p.325 l.11「決して英語のひそひそ話は止めてくれよ」は正しいのでしょうか? “決して~ない”と、否定語と呼応するのが正しい用法だと思うのですが……)箇所はあれども、回りくどい表現や必要以上にペダンチックな所はありません。
むしろ、百鬼夜行シリーズをさらっと読める人がいたらお目に掛りたい。笑
とまぁ、以上が朔が抱いたおおまかな感想でした。
これなぁ、魅せ方によっては、もう少し面白いお話になりそうな気がするんだけどなぁ、と思います。
というわけで、期待半分に続く第2巻も買ってみました。
まだ読んでませんが、今度は多少ロベルトにも光が当てられそう?
シャーロック・ホームズしかり、長野小説しかり。
男性2人組によるやりとりは朔の好むところなので、もう少しつっこんだ平賀とロベルトのやりとりが見られれば、と思います。
面白いニュース発見。
⇒本日3月19日の夜は19年ぶりに月が最接近、14%も大きい「スーパームーン」が見られる(らばQ)
本日は年に3度の軽度のイレギュラー業務で、帰宅時刻が19時過ぎだったのですが、雲の向こうに見えるお月さまがめっちゃでかいな。とは思ったのです。
雲越しだというのに、大きくはっきり丸く輝いてましたから。
なるほど、こういうことだったのですね
日本時間のピークは午前3時頃……。4時に満月か……。
しかし今日は睡眠3時間で11時間労働をした後でして……。
そして明日は、七事式のお稽古ということで、6時半には起きてきものを着て出掛ける予定……。
いつもなら3時4時まで起きてるなんて当たり前だけれど、今日それをやったらさすがに死にそうですな。
ただでさえ昨日から体調悪いのに。
ちょっと残念。
天体好きの方、朔の分まで見てきておくんなましー。
ではもう寝るとします……。
おやすみなさい。
⇒本日3月19日の夜は19年ぶりに月が最接近、14%も大きい「スーパームーン」が見られる(らばQ)
本日は年に3度の軽度のイレギュラー業務で、帰宅時刻が19時過ぎだったのですが、雲の向こうに見えるお月さまがめっちゃでかいな。とは思ったのです。
雲越しだというのに、大きくはっきり丸く輝いてましたから。
なるほど、こういうことだったのですね
日本時間のピークは午前3時頃……。4時に満月か……。
しかし今日は睡眠3時間で11時間労働をした後でして……。
そして明日は、七事式のお稽古ということで、6時半には起きてきものを着て出掛ける予定……。
いつもなら3時4時まで起きてるなんて当たり前だけれど、今日それをやったらさすがに死にそうですな。
ただでさえ昨日から体調悪いのに。
ちょっと残念。
天体好きの方、朔の分まで見てきておくんなましー。
ではもう寝るとします……。
おやすみなさい。