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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.05.16 (Thu)
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月曜・朝=最高★
2009.02.02 (Mon)
月曜日・朝! なんて素敵な組み合わせだろう!!

 というわけで(?)、20世紀少年の映画を観て来ました―
 もう、平日&朝イチということで、お客さんほとんどいないし快適でしたわー
 本当はもう少し後に行くつもりだったんですけど、そんなことしたら試験が終わって春休みに突入した大学生さんとかとかち合っちゃいますからねー。
 なるべく人の少ない時に、ということで今日重い腰を上げました。
 ……本来なら、昨日(日曜日)明治村に行って、今日は一日まったり。
 来週の月曜日に映画&チョコ漁り、の予定だったんですけどね……。
 昨日すっごい寒かったので結局どこにも出かけませんでした。笑
 そう言えば今、寒い季節だったんですよね。
 失念してました。
 来週も寒いかもしれないので、最早明治村にはいつ行けるのか分かりません。笑
 だって寒いと、シャッターが押せない……。

 で、映画ですが。
 第1章よりも安心して観ることができましたー(なんじゃそら)。
 いやでもホント、第1章はまず「成功してるかどうか」を心配して観てなきゃいけなかったけど、今回はもう成功してることが分かりきって(=監督への信頼)たから、安心というか。
 原作を読んだ時は巻をまたぐタイムラグとか流し読みしてたりで(スイマセン)いまいち流れがつかめてなかったサダキヨやお面の少年のところが、映画を観てようやく一連の物語になりました。
 ああ、そういうことだったのね、っていう。
 それにしても、ともだちランドはリアルに怖かったです。
 原作を読んでたときよりも。
 だって、本当に起こり得そうで。
 中でも小池栄子さんの怪演が光ってました。
 原作の高須にビジュアルがまったく似てないとか問題になりません!
 怖いです、笑顔がめっちゃ怖いです!!
 恐ろしいまでのハマリ役だと思います……。

 ハマリ役といえば、もう1つの個人的ヒットは、小泉響子ちゃんです
 こちらは高須とは対照的に、もんのすごい原作に忠実!
 原作者の浦沢さんが一目で抜擢したのも頷けます!
 その上、雰囲気は原作そのままなのに、原作以上に可愛い。笑
 あのアクの強いキャラクターたちの中で、唯一(?)の一般人キャラ。
 その存在・リアクションに癒されます
 ボーリング設定は無くなったようですが、わー。もうたった一言です。
 可愛い!

 ベストシーンは、もう、新宿の教会でオッチョがステンドグラスから飛び込んでくるところでしょう
 心の中で「オッチョ~~~~~~」と拳を握りました。笑
 ああ、ホントにオッチョはカッコ良すぎる。
 20世紀少年の最大の魅力は、一見するとビジュアル的にも行動的にも一番ヒーロー然としているオッチョが主人公なのではなく、実は風采は上がらない・情けない(ように見える)ケンヂが主人公である、という一点だと思います。
 ケンヂを主役にするからこそ、誰もが主人公に感情移入できる。
 ケンヂが主役だからこそ、オッチョのカッコ良さも際立つ。
 ケンヂがリーダーだからこそ、メンバーも結束するんでしょうねー。

 ところでもう1つ個人的にツボッた場面がありまして。
 スタッフロールの最後、子供時代のケンヂやオッチョたちが双子を倒した後横一列に並ぶ場面があったのですが。
 他の子たちが一様に腕を直角にするポーズ(……ウルトラマン??)の中、オッチョだけがピースした手を額に当てる(……ビーム的な??)ポーズなんですよ。
 もうこの頃から我が道をゆくオッチョ節炸裂って感じですごい大好きです!
 こんな同級生いたら、間違いなくお近づきになりたい。笑

 第3章へのつなぎとして、北海道の田舎道をバイク(ですよね? アレ…)で走るケンヂが登場した時は、原作の時同様に心の中で「ケンヂ~~~~~ッ」と悲鳴に近い歓声を上げました。笑
 あああ、見事に原作者や監督の思うツボ。笑
 これはもう、第3章も劇場で観るしかないでしょう

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カッレくん
2009.01.02 (Fri)
岩波少年文庫です

久々に読んでみます



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ピアノが!
2008.12.30 (Tue)
ぼくのピアノが解放されたー

あああ、もう何年も調律してなくて、めっちゃ音ズレてるところもあるし(特にファの音!)、ビーンて線が共鳴しちゃう音もあるけど、
あああ、それでもぼくのピアノ

弾きまくり



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music
2008.12.24 (Wed)


はわ~ エンヤ…
サラ・ブライトマンも…!
この上さらにケルティック・ウーマンもいればまさに夢の番組だ(った)…

 というわけで、何やらクリスマスに向けての特別歌番組を観てました。
 歌は良い!

 昨日はYou tubeで天使にラブソングをとか、オペラ座の怪人とか、ウィーン少年合唱団を観て聴いてました

 天使にラブソングをは、これほど歌う歓びを観て聴いて感じられる作品はないと思う。
 表現がすっごくストレート。
 最初はおずおずと、気が乗らない感じで歌ってた人が、他のメンバーの声に触発されて互いに煽り煽られ、最後には絶唱していたという高揚感。
 一度でもこんな経験しちゃった人は、もう普通の暮らしには戻れないだろうなぁ。
 朔ですら、全国大会のNHKホールで歌ったこととか、吹奏楽の伴奏でカルミナ・ブラーナを歌った体験とか忘れられないし、未だに今すぐにでも声楽レッスンできたらな~って思うもんなぁ。
 実家に放置のピアノももう一度取り戻したい

 オペラ座の怪人は…改めて観て「あらこのコやっぱり口が開きっぱなしだわ」だったのですが。笑
 歌だけを拾って観て行くと、仮面舞踏会の場面が好きかなぁ。
 最初の階段のシーンとか、圧巻て感じで。
 扇子の使い方が光ってます

 ウィーン少年合唱団は一度絶対ナマで観たい聴きたい!
 現地でも…聴きたい
 話はとんで、ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートも行ってみたい
 シュトラウス親子、大好きだ
 …いくらかかるんだ、いつになるんだって話ですね。笑

 あぁ~歌はいいなぁ。
 ま、こういう歌はなかなかカラオケとかでは浮いちゃって歌えない感じですが。苦笑

 とりあえず、お風呂でひとり歌ってます。笑

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や、や、ば、ば……!

 山口仲美先生がNHKに……!!
 爆笑問題のニッポンの教養に……!

 あー! しみじみ、そういう勉強がしたかった……!

 山口仲美先生を知ったのは『暮らしのことば 擬音・擬態語辞典』が大学生協に並んだ時でした。
 その時は「へー面白そう」と思っただけで、その後卒論の時に辞典をちょろっと利用させてもらいました。

 で、どんな人なんだろーと思って観てみたら。

 うん、ちょっと衝撃。笑
 なんだか、林家〇ー〇さんのような?

 ま、そんなことはどうでもよくて。
 奈良時代のさー。
 九九をもじった言葉遊びとか。
 当て字?遊びとか。
 ああああ、そういう勉強(というか朔にとっては遊び)がもっとしたかった。
 その意味では、卒論のA先生について勉強してた時より、Y先生の授業で演習してた時が一番楽しかったなぁ。
 特に九九をもじった言葉遊びのあたりは、演習発表があたって調べまくったし。笑

 九九遊びは、江戸時代の用例がすごく多いんですよー。
 俳諧とか、特に。
  二八そば(2×8=16 1杯16文のそば)
  三五の月(3×5=15 十五夜の月、つまり「望月」のこと)
  二六時中(2×6=12 12=現在の24時間。「一日中ずっと」の意)
 などなどその他たくさん!
「二六時中」は、「四六時中(4×6=24時間)」と形を換えて今も使われてますよね♪
 
 朔さんてば、調べものが過熱するあまり、江戸時代の和算の本まであたってましたからねー。
 あと数字は仏教とも関係が深かったから、仏教系の資料とかも。笑

 楽しかったなー、好きな勉強が出来てた時間。
 山口仲美先生の今回の番組観て、その頃を思い出しました。
 元々「寒い」しかなかったところに後から「冷たい」が類義語として新しく誕生したとか、「快」を表す語より「不快」を表す語の方が語彙が多いとか、もう日本語の面白さ全開!って感じでしたね。
 朔が大学入る前になんとなくやりたいなーと思っていたのって、こういう勉強だったよなぁ。
 なのになんで朔は類義語で卒論書いたんだろう……。

 あーあ。言葉遊びは楽しいなぁ。語彙の変遷も。切ないくらいに。
 山口仲美先生の講義、受けてみたかったな。
 それにしてもつくづく、学生ってなんて幸せな身分なんだろう。
 あーあ。あの頃に戻りたい。

 人生、ままなりませんなぁ。
 とりあえず、院に進んだ友人たちには、志を貫いてもらいたいものです。

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