ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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今日クリスマス・イヴなんだってサ。
……うわ、信じらんねー……。
23日は、真冬のド修羅場第1日目でした。
真夏のド修羅場よりも単純に労働時間が2倍になったので、
もう最後の方は膝がガクガクして立ってられなくなるし、
喉もつぶれかけて、これであと4日持ち堪えられるのか……と。
そして23日は、弟の誕生日でした。
あー、彼はいくつになったんでしたっけねぇ?
しかも朔さんは、今日24日になってからそのことに気付きましたよ。笑
妹は猫っ可愛がりだけど、弟はそうでもありません。
で、タイトルですが。
なぜかついさっき、「けいこうとなるとも」が甦ったんです、脳裏に。
何かというと、この間のベスト3ご褒美宴会?の時にお店で見た焼酎?の名前です。
日本酒だったかも?
たしか平仮名で書いてあったんで、見た瞬間「なんじゃこの呪文めいたモノは?」と一瞬びっくりしたんですけど、よく見れば何てことはない、漢字で書けば「鶏口となるとも」なんですよね。
たしか「むしろ鶏口となるとも牛後になるなかれ」でしたっけ??
漢文の授業でさらっと習っただけなのでウロ覚えですが。
意味は、「大国の金魚のフンに甘んじるよりは、たとえ小国でもいいから一国の主となる方が良い」だったと思います。
これをさぁ、お酒の名前にした人に乾杯ですよ、ホント。
中堅と呼ばれる年齢に差し掛かり、下からは突き上げられ上からは抑えられ、成績も一進一退だし家には居場所もない、家に帰るまでの一杯が唯一の楽しみ――そんなサラリーマンのオジサンとか、この銘を見て何を思うんだろう、ふとそんなことを思ったわけなのです。
なんとも示唆に富んでるじゃありませんか。
う~む。
……ってどうなんだろう、朔は国文学系ダイ好きなんで、授業でさらっとやったことでも結構覚えてるけど、国語がキライって人は知らないかな??
知らなかったら、平仮名で書いてるし、意味不明なんだろうなぁ。
社会人になってから、自分の常識が決して社会の常識ではないことに気付かされました。
狭い世界で生きてたよな~。
今では「藤原定家? 誰ソレ?」ってフツーに言われるもんな~……
いや~、定家くらいなら中学・高校でも習ったと思うんだけどな~……
理系の学問とは違って、文系の学問ってお金にはならない分、一般常識とか素養・教養に近いと思うんだけどな~……
日本史とも相俟って、誰もが一通りのことは習ったはず。
でもやっぱり、国語がキライって人には立て板に水だったんだろうなぁ。
もったいないなぁ、おもしろいのに。
大学の頃は、周りがフツーに「古今和歌集の歌ぜんぶ覚える!」とか「百人一首なら任せて!」とか「四庫全書を検索して~」とか「(万葉集)広瀬本ってどこにあったっけ?」とか「冷泉家時雨亭叢書に~」とか「群書類従の~」な世界だったのが懐かしい。
でも大学に入る前から朔は竹取物語、源氏物語、枕草子なんかの冒頭や一部を暗唱するのが好きだったし、百人一首にもチャレンジ中だし、意味不明なところでアリスに出てくる出鱈目な詩を覚えたりもした。
なんか、覚えるのが好きみたい。
というか好きになったら覚えずにはいられないらしい。
今は仕事柄中学生と多く触れ合うけど、ホントに彼らは勉強に興味がないように見える。
いい点を取ることにばっかり気を取られてて、本来の勉強の楽しさに気付いてない。というか気付くチャンスを奪われてる気がする。
勉強を楽しめたら、成績だって自然と上がるのにね。
勉強の楽しさを、伝えてあげられたらなぁ……。
まぁいつものようにとりとめもなくなってしまいましたが、
「けいこうとなるとも」と銘をつけた人への賞讃と、
そのメッセージに気付かず終わってしまうかもしれないかつての学生、そして今現在古典を習ってるにも関わらずその面白さに気付く機会をもてない学生さんへの哀しさ、
そんなことを思ったりしたのでした。
ではでは。
……うわ、信じらんねー……。
23日は、真冬のド修羅場第1日目でした。
真夏のド修羅場よりも単純に労働時間が2倍になったので、
もう最後の方は膝がガクガクして立ってられなくなるし、
喉もつぶれかけて、これであと4日持ち堪えられるのか……と。
そして23日は、弟の誕生日でした。
あー、彼はいくつになったんでしたっけねぇ?
しかも朔さんは、今日24日になってからそのことに気付きましたよ。笑
妹は猫っ可愛がりだけど、弟はそうでもありません。
で、タイトルですが。
なぜかついさっき、「けいこうとなるとも」が甦ったんです、脳裏に。
何かというと、この間のベスト3ご褒美宴会?の時にお店で見た焼酎?の名前です。
日本酒だったかも?
たしか平仮名で書いてあったんで、見た瞬間「なんじゃこの呪文めいたモノは?」と一瞬びっくりしたんですけど、よく見れば何てことはない、漢字で書けば「鶏口となるとも」なんですよね。
たしか「むしろ鶏口となるとも牛後になるなかれ」でしたっけ??
漢文の授業でさらっと習っただけなのでウロ覚えですが。
意味は、「大国の金魚のフンに甘んじるよりは、たとえ小国でもいいから一国の主となる方が良い」だったと思います。
これをさぁ、お酒の名前にした人に乾杯ですよ、ホント。
中堅と呼ばれる年齢に差し掛かり、下からは突き上げられ上からは抑えられ、成績も一進一退だし家には居場所もない、家に帰るまでの一杯が唯一の楽しみ――そんなサラリーマンのオジサンとか、この銘を見て何を思うんだろう、ふとそんなことを思ったわけなのです。
なんとも示唆に富んでるじゃありませんか。
う~む。
……ってどうなんだろう、朔は国文学系ダイ好きなんで、授業でさらっとやったことでも結構覚えてるけど、国語がキライって人は知らないかな??
知らなかったら、平仮名で書いてるし、意味不明なんだろうなぁ。
社会人になってから、自分の常識が決して社会の常識ではないことに気付かされました。
狭い世界で生きてたよな~。
今では「藤原定家? 誰ソレ?」ってフツーに言われるもんな~……
いや~、定家くらいなら中学・高校でも習ったと思うんだけどな~……
理系の学問とは違って、文系の学問ってお金にはならない分、一般常識とか素養・教養に近いと思うんだけどな~……
日本史とも相俟って、誰もが一通りのことは習ったはず。
でもやっぱり、国語がキライって人には立て板に水だったんだろうなぁ。
もったいないなぁ、おもしろいのに。
大学の頃は、周りがフツーに「古今和歌集の歌ぜんぶ覚える!」とか「百人一首なら任せて!」とか「四庫全書を検索して~」とか「(万葉集)広瀬本ってどこにあったっけ?」とか「冷泉家時雨亭叢書に~」とか「群書類従の~」な世界だったのが懐かしい。
でも大学に入る前から朔は竹取物語、源氏物語、枕草子なんかの冒頭や一部を暗唱するのが好きだったし、百人一首にもチャレンジ中だし、意味不明なところでアリスに出てくる出鱈目な詩を覚えたりもした。
なんか、覚えるのが好きみたい。
というか好きになったら覚えずにはいられないらしい。
今は仕事柄中学生と多く触れ合うけど、ホントに彼らは勉強に興味がないように見える。
いい点を取ることにばっかり気を取られてて、本来の勉強の楽しさに気付いてない。というか気付くチャンスを奪われてる気がする。
勉強を楽しめたら、成績だって自然と上がるのにね。
勉強の楽しさを、伝えてあげられたらなぁ……。
まぁいつものようにとりとめもなくなってしまいましたが、
「けいこうとなるとも」と銘をつけた人への賞讃と、
そのメッセージに気付かず終わってしまうかもしれないかつての学生、そして今現在古典を習ってるにも関わらずその面白さに気付く機会をもてない学生さんへの哀しさ、
そんなことを思ったりしたのでした。
ではでは。
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