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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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てんこ盛り
2012.02.10 (Fri)
・女装ノ心得;蛇足
 出勤前、鏡に映る自分を見るたび、「女装とどこが違うんだろう」とふと考える今日この頃。
 マスク&帽子で目元しか見えないのは朔も同じじゃーん!笑

・5日は、某臨済宗の大本山で、先生のお茶会でした。
 朔は朝5時に起きてきものに着替え、6時半にタクシーで出発。
 前回に続き、今回もお運びなどお手伝いさせていただきました
 
 で。まず何より得難かったのは、T君の袴姿です……
 すみません、幸せすぎます。笑
 なんとT君、水屋のお手伝いに来てくれたのです
 しかも袴……
 しかも、急に身長が伸びすぎて、サイズが……!笑
 なんでも、十三参りが済むまでは子ども?ってことで、袖とかつまんでおくらしいですね。
 T君のもそれでした。

 で、T君はじめは点出し用のお茶を点てるのを手伝ってたんですけど、そのうちお運びに。
 朔も最初ずっとお運びしてたんですけど、次にお湯とか水、コンロの番に回って、さらにさらに点心席のお運び担当に。
 そしたら、T君も点心席にいらっしゃったーーーーーーーー
 うっはうはです。笑
 外なのも気にならないくらいうっはうはです。
 いいんだよ、朔はもう一緒にいられるだけで幸せだよ。
 しゃ、写真一緒に撮りたかったけどね……!!
 その一言が言えなかったよ……!!
 朔のアホーーーーーーーーーーーーーッッ
 ……ああああ、新卒1年目の桐蔭席では、一緒に撮れたのに……
 朔はあの頃からちッとも変わらないのに、T君だけどんどん成長していくのはなんだか切ないよ……。
 ローゼリットの気持ちがよく分かる……。

 まぁそんな訳で、T君と先生へとバレンタインチョコも購入し、あとはメッセージカード(合格祝いも兼ねて)を書くだけなんですが、考えれば考えるほど、何と書いて良いのか分からず……
 本当に、生まれてくる時代と場所を間違えたなぁ……と思うと切ないです
 渡すのは14日よりまだ先なので、まぁゆっくり考えてみよう。

 あ。5日の茶会は、前回の某神社でのお茶会よりもお客様の数が大変なことになりました。
 丁度特別公開なんかもやっていたので観光客の数がめっちゃ多かったんですよね。
 途中、建物の外まで行列が出来ていたようです。
 おかげさまで朔たち社中メンバー分のお菓子まですべてなくなり(……。)、点心席担当の割烹屋さん(でいいのかな?)は慌ててお店に追加注文してました。

 で、ここからが茶道の怖いところ。
 茶室は最大40名ほど入れるところだったんですけど、そこに作法を知らない一般のお客様が紛れこむとどうなるか。
 茶道を少しでもかじったことのある方なら容易に想像がつくと思います。
 そう、アレです。
 最初のお菓子を運ぼうとふすまを開けたら……
 正客の席になんかジーンズの人が座ってるーーーーーーーーーッ!!
 ……という
 見た瞬間、こっちの口から魂飛び出るよって話です。
 正客って、その席にいるお客様の代表者なわけですよ。
 茶席では原則的に、その正客さんと亭主が会話(道具のこととか)をして、その他の客はそれを「ふんふん」と拝聴するわけです。
 そんな大事な席に、一般のお客様が座っている(ジーンズな時点で作法を知らない方であることは一目瞭然)……
 勿論、他のお客様の中には年配できものをびしっと着こなした、いかにも茶道の先生です!っていう方が何人も見えるのにも関わらず。
 誰の目にも、正客がまずいことになってる(座ってる本人にその自覚がなかろうとも)のは分かるはずなのに、誰もじゃあ自分が替わろう、とはしない。
 ……これが京都人の“いけず”でしょうか。苦笑
 怖いよ、京都人、怖いよ。

 またある時は、その場にいる誰もが正客の重さを知っているが故に互いに遠慮し譲り合い、一向に席が始まらない、という事態に陥ることもしばしば。苦笑
 もうそんな時には必殺・先生のご登場!!で、茶道口から中を覗いてもらって、お客様の中から名指しで正客さんを指名したり、知り合いがいなかったときは、まぁ高確率できもの着てる歳嵩の人が指名されます。
 そして、先生の鶴の一声には誰も逆らえません。笑
 ……でもね、「これからどんなことが始まるんだろ~♪」って顔してわくわくしてる一般のお客様on正客さんを前に、「正客替わって下さい」とは……、なかなか言えないですよ……。
 お願いですから、先生方は変に遠慮とかいけずせず、さっとどなたか正客に座ってもらいたいものです。
 まぁ、あまりにも「私以外に誰がいるの!」って感じでさっさと座られると、それはそれで顰蹙を買うのですが……。苦笑
 相手を立てる、一歩引く、譲り合う、難しいものです。

 ま、とにもかくにも、T君と1日過ごせて、大層幸せな日でございました
 なんかね、途中でね、「これがあの、水屋でほうじ茶アイスを美味しそうに食べてたT君か~(※5、6年前)」と思うと、なんだか泣きそうになったよ。
 歳を取るのは、T君も朔も、同じはずなのになぁ……。
 ……とかつらつら考えながら、朔はずっと青年部に入るよう友達から勧誘されているわけですが、もしT君が入部したら(何歳から入れるかは知らないけど)、朔はソッコーで入部するな!とか不埒なことも考えている朔でした。笑

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