忍者ブログ
ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
[834]  [833]  [832]  [831]  [830]  [829]  [828]  [827]  [826]  [825]  [824
        
   
[PR]
2024.04.29 (Mon)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

        
   
2011.01.01 (Sat)
 話をエルフに戻そう。
 創造神フレアディルによって天空に輝く星々の地上における化身、すべての善なるものの象徴として創られしエルフ。
 しかし5柱の女神によるフレアディルの追放によって種の繁栄を閉ざされた彼らは、支配権を人間に明け渡した後、大陸の北に位置するエアーティアに隠れ棲むようにしてその永い生を歩んできた。
 四善力によって守られしエアーティアの森は固く人間の進入を拒み、彼らもまた人間への不干渉を掲げて森の外へは出てこなかった。
 例外は、現在もフィングレアで顧問を勤める水のエルフ、ルナール・フオルカ・エレニアールか。
 ルナールはフィングレアの初代女王である風のエルフ・セレンティの盟友であり、セレンティ亡き後もフィングレアを陰に日なたに教え導いてきた。
 しかしそれは例外中の例外であり、遙か上古にあったエルフと人間の蜜月時代など、とうに忘れられて久しい。
 これから紡がれる物語は、そんな時代の物語。
 永かった人間によるフィンデル・ファロスの統治が終わりを迎える、そのはじまりの物語である。

拍手[0回]

PR
<< HOME >>
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]