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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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帰省
2008.12.28 (Sun)
さ~て 何も片付けないままとにかくの脱出★

荷物を送る余裕もなかったゼ!



『えー…』12:16

なんで此処、雪なんか積もってんだろ…



『京都着』13:54




『買い物!』16:37

あー 楽しかった

マミーナは5号からサイズがあるから嬉しいです

あとぷん様への貢ぎ物と、家へのおみやげ!

弟の誕生日プレゼントは…明日買おう。
 もう持てない。笑



『海のそばの観覧車』18:24

瀬戸内海を横断中…


どうしたことだろう。

年末だし、日曜だし、絶対高速混んでる!渋滞間違いなし
とか思ってたのに、全然そんなことありませんでした…
ナゾ。

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お、
2008.12.26 (Fri)
終わった……。

 終わった、終わった終わったーーーーー!!

 終わったよ、やっと冬のド修羅場が!!!

 あー、もう嬉しすぎる!!
 やっと解放される!!

 中学生は可愛いけど、可愛いけど……もう体力がもたないんだ!!
 最終日なんか、下の子たちはもう集中力なんてあったもんじゃなくて、動物園よりヒドイ有様なんだ!!!
  そう、午後からはホント動物園より酷かった……。
 あの子たち、春から高校生になって、アレでどうするんだろう……。
 初等教育からもっかいやり直せ(まずはちゃんと座ってヒトの話を聞け!)って感じの……ゴニョゴニョ……。

 あー、でもまだ春のド修羅場が残ってるからなぁ……。
 来年度もここで働くことになったら、次はあっちの子たちを相手しなきゃいけないのか……。
 あああああ、ホンキで辞めたい、こんな仕事……!!!
 お願いお願い、はやく空きを作って……!!!
 切実に!!!

 問題児をあしらうのに一所懸命になるあまり、慕ってくれた子たちの名前を……覚えられなかった……。
 わざわざヘタリアを紹介してくれたり(笑)、じーっと目を見て話を聞いてくれたり、擦り寄ってきてくれたりしたのに!!
 あああ、手の掛かる子ほど可愛いじゃないけれど、結局問題児の名前ばっかり覚えちゃったよ、四六時中注意を飛ばしてるので……。
 我ながら理不尽なことだ……。

 同じ問題児でも、やっぱ男の子の方が子供で、悪気のない(?)バカ騒ぎをしているのに対して、やっぱ女の子の方が精神年齢が高い所為か、こちらが何を言ってもシラーとした態度で返されるのでほんっまにむかつきます(アラ言っちゃった)。
 何をしに来たんだと言いたい。
 オトコが目当てなら帰れ!!
 やだワー、ホント。

 ま、どれもこれも終わったことなのでもういいや!!
 はっはっはーだ!
 清々するわ!!

 あとは27日にちょろっと働いて、行きたくもない打ち上げに強制参加させられ、その数時間を我慢しさえすればあとは休暇だ!!
 28日にはソッコーで帰省するもんね!
 もう1秒たりともこんなところにいたくない!!
 さっさと来い、28日!
(しかし帰省の準備など何もしていない)

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あーうー…
2008.12.18 (Thu)
 なんか分かりませんけど、最近左手の人差し指が痛いです。

 実はこの指、以前、突き指→骨折へと大出世(?)した指なのです。
 体育でバスケの最中に友達と接触し、一度目の病院では突き指と診断され、次に経過を見てもらったら骨折になっていたという。笑
 しかも、それが大学入試直前という間の悪さ。
 まぁそこは利き手じゃなくて良かったー。なのですが。

 ……なんで今更この指が痛くなるんだろう……?

 やっぱ寒いからかな?
 それとも、最初からちゃんと固定してなかったから、骨が変なふうにくっついちゃってるのかな??
 だとしたら、あのヤブ医者の所為だー。


 体育といえば、最近中学生のコたちと話してると、この季節、校内マラソン大会なるものが結構あるらしいんですね。
 で、聞いてみて驚きました。
 なんと、女子でも2000m走らされるんだとか。
 2000mって……!!
 体力測定の1000mすら完走したことがほとんどない朔さんにとっては、耳を疑いたくなる……というか、断固たる決意でもって絶対何が何でも不参加を貫き通すであろう行事ですねぇ……。
 イジメなんだろうか、イジメなんだろうか、そうか、やっぱイジメなんだろうな……。

 だってそもそも、前にも書いたような気がしますけど、普段から運動部で走ってる子たちと、文化部の子たちを同じフィールドで競わせるって、どんな意味があるんですか……?
 普段から走りなれてない子たちは、自分にあったピッチ、ペース配分、ましてや正しいフォームというか走り方すら知らないのに、何の準備や知識もなく2000m走れなんて、そんなの太平洋のど真ん中から日本まで泳いで帰れって言ってるようなものでは……。
 しかもマラソンなんて、周回遅れの子とか、すっごい恥ずかしい思いするじゃないですか、見世物的な。
 そんなのイジメですよ、イジメ。
 体力作りは大事だと思うけど、それならまず、生徒ひとりひとりに合ったプログラムで無理なく行わせる方がいいと思います。
 というわけで朔は、体育の授業から「できるまで居残り」的な無差別ドS種目と、ドッヂボールの撤廃を強く求めます!!(どさくさに紛れてドッヂまで。笑)

 ちなみに、マラソンの話を聞かせてくれたのは、2年生の時の1年間を不登校で過ごし、今3年生になって再び学校に通い始めた子なのですが、この子は周回遅れになっても最後の独りになってもゴールまで走りきったそうです。
 もうホント、こういう子は何があっても応援してあげたくなる。
 社会に出たとき、本当に必要になるのは、学力じゃなくてこういう人間としての質の高さなんだよ。
 今は学生っていう狭い世界の中でいろいろ制約受けててつらいかもしれないけど、それもあと何年かして、もっと広い世界を見られるようになれば、なんでもないことだったなと振り返れるはず。
 それまで、子供たちが鬱屈することなく成長できるように手助けするのが大人の役割ってもんですよね。
 ……と半ば自分に言い聞かせてみる。
 いやぁ、とてもじゃないけど、こちらから好意を寄せることがバカらしく思えてくるお子さんも多いもので……。

 とにかく何と言うか、生き難い時代になったものです。
 少子高齢社会になるのもやむをえんよ。
 子育てに希望をもてないもの。
 最初っから塾ありきの授業をしてる学校とか、学級崩壊してるクラスとか、そんなとこに子供通わせたくないし。
 これは差別だと思ってほしくないけど、もし自分の子が五体満足に生まれてこなかったら、とか、もしイジメにあったら、登校拒否になったら、…そんなこと考えるだけで鬱ですよ。

 思えば、自分ではない人間について責任をもたなければならないなんて、「親」という仕事は大変ですなぁ。
 人生において、「子」を立派に育てあげる、ということ以上に崇高な仕事はないんじゃないかな、と最近考えてみる。
 子育てって、きっとそれくらい大変で大事で責任重大なものだ。
 昔の人はよく5人とか6人とか子供を産みましたねぇ…。
 まぁ昔は子供が労働力だったんでしょうが、今のご時世、子供は金食い虫だからなぁ……。

 とりあえず皆さん、小さなお子様連れのご家族や、妊婦さんにはやさしくしてあげましょう。

(どんな締めくくりだ、ソレ)

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買物
2008.12.16 (Tue)
今日は…。
というか、すでに昨日ですが。

 これから迎えるド修羅場を前に、最後の休日とも言える日だったのに、本格的な活動を迎えたのが午後3時過ぎという残念さ。
 マンションを出た瞬間、下校途中の小学生たちを見て、げんなりしました。
 この子たちは今まさに家へ帰ろうとしているのに、ぼくはこれから活動をはじめようとしているのか、と思うと。笑
 それでも某百貨店へ出掛け、風呂敷とゴミ箱を買ってきました。


 ↑で、その帰りに撮った夕焼け。

 ……そう、ゴミ箱も。笑
 ゴミ箱を真剣に吟味する一方で、ふと頭を過ったコト。
 ぼくは、これから捨てるべきゴミを一時的に収納するために、わざわざこんなお金をはたいてまでゴミ箱を買うのかー。
 という。笑

 だってゴミ箱って案外高価。
 蓋つきで、ペダルで蓋が開くタイプで、しかもその他のインテリアとつり合うようにデザインにもこだわろうと思うと。
 いやー、ホント、ゴミを出すということの非生産性を思いやりましたネー。笑
 たぶん、食パン一枚食べただけの状態で延々とゴミ箱を見て廻ってたから、思考回路も一部おかしくなってたのだと思われます。
 しかも買ったのはいいけど、地下鉄からマンションまで運ぶのがすんごい大変だった……。
 ホント、写メなんか撮ってる場合じゃないゼー★って感じでした。笑

 写メを撮ったのは、ホントに綺麗だなーって思ったから。
 この街とは一刻も早くおさらばしたいけど、このマンションと、近くを高速が走ってる所為で空が開けていることだけは気に入ってる。
 転職活動は、待ちの一辺倒。
 まぁこればっかりは、空きがないとどうしようもないのだから、しょうがない。
 先生の顔に泥は塗れないけれど、やっぱり朔からも何らかの働き掛けをしたほうがいいのかなー「誠意とやる気を見せる」的な。
 でも、相手が相手なだけに、そうそうヘタなこともできず。
 他力本願で申し訳ないけれど、ここは先生を御頼みして大人しく待っていることにします。

 ……うふふ。 だけど、見事転職が叶ったあかつきには、先生への御礼をどうさせて頂いたら良いのか。
 前例者に心当たりはあるものの、まさかお訊き出来るはずもないので、まさに「どうしよう……」な感じです。
 金品をお渡しするのも元から下心があったみたいでヤな感じだし、だからといって先生のご温情をスルーするのもなぁ……。
 ここはやっぱり、今まで以上にお稽古に精を出すしか…って、それじゃあ朔にいいこと尽くめだし。
 うーむ……。

 って、そんなことは転職が決まってから考えろって話ですね。笑
 まぁこんなご時世ですし、来年の4月がダメなら再来年の4月を目標に、どうにか我慢に我慢を重ねて今の仕事をしていこうと思います。

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今日も
2008.12.10 (Wed)
何やら書いた方がいいと思われる日。

 さーて、何書こっ。

 朔さんはそりゃもう末端冷え症なんですね。
 うちのシャワーはあらかじめ温度設定が出来ないので、お湯と水とをそれぞれ調整しなければならないのですが……
 左手の掌で温度を調整しながら、「うん、大丈夫」と思ったお湯を頭からかぶった瞬間、喉の奥からほとばしる悲鳴。笑
 だって、冷たいよ……!!
 こんな冷水、浴びてらんないよ……!!
 ……掌では充分温かく感じたお湯が、実は水すれすれだったという。笑
 さっきは、グラグラ沸騰したお湯に塩を投げ入れた(笑)瞬間、お湯がはねて手首に掛かりましたけど、別になんともなかったです。
 パンを焼いた直後のオーブントースターの内壁に手が当たっても全然平気。
 熱いとも感じない。
 不思議と火傷もしないんですよね。
 本当にまぁ朔さんてば、どんだけ冷え切ってるんでしょう!


 今は主にブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』を読んでるんですけど、
 おっかしいなー、
 小学生の頃に読んだのと随分違うんですよ。
 何故……??
 たしかに朔は、小学生の時にドラキュラもカーミラ(←女吸血鬼)も読んだはず。
 でも、あれはたぶん、子供向けに簡易版にしてあったものだったんでしょうね。
 当時は出版社がどこ、とか、訳は誰、とか全然気にしてなかったし、まさか世の中には子供向けに話を大胆に端折ったものがあるとか、全然知りませんでしたから。

 ちなみに今読んでるのは創元推理文庫・平井呈一訳・1971年初版です。
 この平井氏は、1902年生まれなそうな。
 何に驚くって、「魂消る」と書いて「たまげ・る」とルビをふってあったことです。
 たまげる! すごいな、まさにそんな感じだ!!
 確かに、広辞苑にもこの字で載っている!
 でも恥ずかしながら、朔は初めてこの表現にお目に掛かりました。
 日本語って面白いー♪
 他にも「犇々と=ひしひし・と」とか、お目に掛かったことのない表記がちらほら。
 日本近代の作家を毛嫌いしていたから、お目に掛からなかったんだろうなぁ、と思ったり。笑
「新発意」とか、もう何年ぶりだろ、っていう勢いで久々にお目に掛かったし、「冥加な人」「ご鳳声」とか、言葉は知っててもなかなか使う機会に恵まれない表現がたくさんあって、すごい楽しいです。
 ちなみに、「この土方野郎、殺してしまうぞ!」というのはどういう罵詈雑言なんだろう……。笑
 ああ、そういや罵詈雑言辞典なんてのも大学にあったなぁ。笑

 それにしても何と言うか……、
 翻訳小説を読む度に、原文ではどう書いてあったんだろう、というのがすごく気になる。
 妻が夫のことを他人に話すときに、夫のことを「宅」と読んでいるのがすごい笑えた。笑
  ex.「何か前に宅の頭を狂わした恐ろしいことを……」
 なんだかもう朔の年齢では、相手に対して謙ってそう呼んでいるのか、それとも夫を持ち上げてそう呼んでいるのかすら分からないけれど(でもたぶん前者だろう)、なんだかもう敬語なんだかバカにしてんだか、ちぐはぐな感じすら受ける。笑
 えー、本当に、こんな言葉で日常会話をしている人がかつてはいたのかしらん。
 まぁ、「宅のぼっちゃん」=「うちの息子」なら、分からないでもないかな。イメージとしては、スネオママ(かなりのバカ親かつ上品ぶってる)あたりが言ってそうな??
 あと、女性の話し言葉は当然のように「~ですわ」表記なのに、その女性が日記を書いたものを見ると、男性と変わらずに「である」文体なんですね。
 これ、英語ではどう書き分けてあったんだろう。
 それとも、訳者の判断によるものだったんだろうか。

 外国の言葉を日本語に訳して紹介するなんて、本当にエキサイティングな体験でしょうね。
 だって、主人公の一人称がすべて「おら」だったら、ヒロインの一人称が「わだす」だったら、と思うだけで悲劇も喜劇に変わりそうな?笑
 原文を読めない朔みたいな人にとっては、翻訳者というのは原作者よりも神な気がします。
 訳しかた1つで駄文も傑作に、また逆に傑作も駄文に成り下がる。

 ところで『吸血鬼ドラキュラ』は1897年に英国で出版されたらしいのですが、
  1894年 日清戦争
        ドレフュス事件(仏)
  1895年 下関条約
  1896年 第一回国際オリンピック大会開催
  1898年 米西戦争
        ファショダ事件(英仏)
 なんてご時世です。
 作中に登場する主な女性キャラクターのミナは速記術を心得ていたり助教員だったりと、働く女性の一面があるのですが、もう1人のキーパーソン・ルーシーは……一体何で生計を立てているのか、さっぱり分からないお嬢さんです。
 父親はすでにおらず、母親は心臓に疾患持ち。
 どこから収入が得られるのか分かりませんが、家には当然のように女中が4人くらいいる(しかも同時に3人の地位ある男性から求婚されたりする)。
 理由はよく分からないながら、ミナと連れ立って小旅行に出たりもする(そのおかげであんな目に遭った)。
 うーん、中流階級だと思うんですけど、当時は当たり前のことだったのかな……?

 あと実感が湧かないのが、書簡とか電報のあまりの速さですかね。
 特に電報とか、卒業式・入学式の「祝電をご披露致します」とか「ハハキトクスグカエレ」しか知らないから、作中で当たり前のように多用されていることに驚き。
 へー、こんなにしょっちゅう日常的に使うものだったんだ~?って。
 なんだか現代のメールのような感覚っぽい。
 それにしても、当時はそんなに郵便事情が発達していたのだろうか。
 現代日本でも、母が出した手紙が朔の手元に届くのに2日以上掛かることがあるぞ(何故かゆうパックとかの方が手紙よりはやく着く)。
 よく分からんな。
 フィクションだからなのだろうか。

 さてさて、実は『吸血鬼ドラキュラ』の前にはシェリー夫人の『フランケンシュタイン』を読んでいたのですが。
 こちらの『フランケン…』は、実は初めて読むんですね。
 小学生の頃の朔さんは、すでにアニメとかで仕入れいた知識から、フランケンシュタインはダサい、と思っていたので。笑
 そしたら、予想してたのと全然違ってて、もうどうにもこうにも……。
 怖い、あれは本当に怖いよ…!
 朔は心理的に追い詰められるのと、得体の知れないものに追い掛け回されるのが一番怖いんだ!
 ……で、最後まで読まずに放置してあります★
 小野不由美さんの『屍鬼』とか『吸血鬼ドラキュラ』とか、立ち向かうぞ!っていうストーリー展開ならぐいぐい読めるのに、『フランケン…』には今のところ救いの光が見えません……あれ、本当に最後どうなるのでしょう……?
 ドラキュラ読み終わったらまた戻ろうかなぁ……。

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