ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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今日は先生のお宅でのお稽古でした。
今年度のお稽古は、あともう7回しかありません。
来年度のお稽古にすべて出席したとして、
3回×12ヶ月で、計36回……
学生として先生のお宅での練習に参加させていただけるのは、
もうほんのわずかな間なのだな、とふと気付いてしまいました。
なんだか少し淋しいです。
社会人になっても今の先生に師事したいのですが、
まだどんな職業に就くかわからないし、
どこに転地させられるかもわかりません。
あ~あ、このままずっと京都にいられたらいいのに……
『追憶』の陽司の茶道に対する想いには、かなり朔自身をダブらせています。
このままずっと茶道続けていきたい、それが朔の願いです。
残りわずかな学生茶道を惜しみつつ、今回から記録を残していきたいと思います。
今日のお軸:「松寿千年翠」妙心管長逸外(鵬雲斎の禅の師匠。故。)
お菓子:いろはさんの上用。銘は特にナシ。先生は「えくぼ」と。
以上。
貴人清次は、先生のお宅でないとなかなかお稽古できないからなぁ。
本、部室にあったかな……。でも本、間違ってることがあるからなぁ。
明日の自主稽古で時間があれば挑戦したいけど、できるだろうか。
ってゆーか、学内でのお稽古の指導をしてくれる人が本気で欲しいデス……
次のお稽古は来週の土曜日。
また台子が出るので、要注意。
ってゆーか、そろそろ覚えようよ、自分……
ではでは。
今年度のお稽古は、あともう7回しかありません。
来年度のお稽古にすべて出席したとして、
3回×12ヶ月で、計36回……
学生として先生のお宅での練習に参加させていただけるのは、
もうほんのわずかな間なのだな、とふと気付いてしまいました。
なんだか少し淋しいです。
社会人になっても今の先生に師事したいのですが、
まだどんな職業に就くかわからないし、
どこに転地させられるかもわかりません。
あ~あ、このままずっと京都にいられたらいいのに……
『追憶』の陽司の茶道に対する想いには、かなり朔自身をダブらせています。
このままずっと茶道続けていきたい、それが朔の願いです。
残りわずかな学生茶道を惜しみつつ、今回から記録を残していきたいと思います。
今日のお軸:「松寿千年翠」妙心管長逸外(鵬雲斎の禅の師匠。故。)
お菓子:いろはさんの上用。銘は特にナシ。先生は「えくぼ」と。
以上。
貴人清次は、先生のお宅でないとなかなかお稽古できないからなぁ。
本、部室にあったかな……。でも本、間違ってることがあるからなぁ。
明日の自主稽古で時間があれば挑戦したいけど、できるだろうか。
ってゆーか、学内でのお稽古の指導をしてくれる人が本気で欲しいデス……
次のお稽古は来週の土曜日。
また台子が出るので、要注意。
ってゆーか、そろそろ覚えようよ、自分……
ではでは。
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今年も無事、初釜が終わりました。
初釜は正月に行なう茶事で、まず亭主による炭のお点前からはじまり、
お濃茶を頂いた後、客が順番に薄茶を点てていきます。
本来なら懐石によるもてなしもあるのかもしれませんが、
朔たちはまだ学生なので、お抹茶を頂くだけです。
同じ裏(千家)の世界でも、学生茶道には独特の略式ルールがあり、
それは必ずしも一般の世界には通用しません。
だから、今朔たちが当たり前に思っていることの中にも、
諸先輩方の目から見れば「何してはんの?」と驚愕されることも
多々あるはずです。
例えば学生茶道では、あまり拝見物(棗(茶入れ)、茶杓、あればお仕覆)を回したりしません。
単に清めて出しておくだけです。点前が終わった後、お客さんは自由に近寄って見ることができます。
(これもあくまで京都だけの慣わしかもしれませんが。)
しかし一般の茶会では、ひとりひとりお客さんの手によって回され、じっくりと見ることができます。
そんなわけで、一般の方の正式な茶事というものを経験したことがないのでなんとも言えませんが、
とりあえず学生の初釜は無事終了しました。
初釜の亭主は、もちろん先生です。
普段のお稽古で先生のお点前を見る機会はまずないので、初釜はものすごく貴重です。
特に今年は炭の点前を間近に見させていただくことができ、大変勉強になりました。
(いつかこの日記を振り返る自分へ。炭は炉の右、灰は点前座の左後方。最初、3本組まれてるから、まず大きな太い丸ごとを手前へ、次に小さい丸ごとを左へ、半分を皮が炭に向くようにして置き、さらに小さい炭を一本と半分。その上に白いやつ。)
初炭の後、主菓子(はなびら餅)が振舞われ、先生によるお濃茶の点前がはじまります。
今年のお棚は紹鴎棚で、朔ははじめて見たのですが、非常にカッコイイ☆棚でした。
(いつかこの日記を振り返る自分へ。紹鴎棚は長板や台子と同じような点前ですよ~。外ずみねらいで、棗や茶筅は棚の正面を割るように置きます。水指が棚の中に入ってるから要注意。戸は、右手人指し指と中指でつまみを挟むようにして一手で開けましょう。水指の蓋は勝手付へ、右左のニ手で立て掛けよう。もちろん湯返しあり。
そうだ他にも。縁高は、一番最初の人が懐紙で袋を作り、そこに黒文字を入れていく。右に掛けるように。最後まで回ったら、斜めにして中に落として蓋。
顔はお床に向くように。
片手で持てるものは相手の正面で回し、それ以外は自分のところで回してから持っていく。
茶碗の金銀の塗り直しは、仏具屋さんがやっているらしい。
現お家元は申年)
と、ここまで書いて、半分以上来年の自分への申し送り事項ばかりなことに気付きました(笑)
もうこのまま列挙していきたいと思います。
来年まで覚えていられる自信がないので(笑)
まず、門は後から来る人のために少し開けておくこと。
玄関の戸は左。
待合に入る時は扇子を置いて一礼。
お床→釜→棚の順。お辞儀は掛け軸のみ。
炭点前から手は控える。
総礼は最初の一腕のみ。
茶巾落しは縁内で回す。
相席して下さった方にもお礼をする。
<お詰めの仕事>
お茶が練られはじめたら、茶巾落しを運ぶ。
返す位置は、先生の手が届くように。
建水の交換
しまい茶碗の準備
拝見物は正客が返してくれるので、そこまで運ぶだけ。
来年はいよいよお詰めが回ってくるぞ~。
ぼけっとせずに、頑張れよ、自分!
あと、時間ができたら調べておきたいことが、
朝日、永楽、リヘイ、コンパルきれについて。
今の朔はレポートに追われてるので、未来の自分よ、宜しく。
さて。明日はさっそくのお稽古です。
先生へのお礼を持っていくのを忘れないように。
ではでは。
初釜は正月に行なう茶事で、まず亭主による炭のお点前からはじまり、
お濃茶を頂いた後、客が順番に薄茶を点てていきます。
本来なら懐石によるもてなしもあるのかもしれませんが、
朔たちはまだ学生なので、お抹茶を頂くだけです。
同じ裏(千家)の世界でも、学生茶道には独特の略式ルールがあり、
それは必ずしも一般の世界には通用しません。
だから、今朔たちが当たり前に思っていることの中にも、
諸先輩方の目から見れば「何してはんの?」と驚愕されることも
多々あるはずです。
例えば学生茶道では、あまり拝見物(棗(茶入れ)、茶杓、あればお仕覆)を回したりしません。
単に清めて出しておくだけです。点前が終わった後、お客さんは自由に近寄って見ることができます。
(これもあくまで京都だけの慣わしかもしれませんが。)
しかし一般の茶会では、ひとりひとりお客さんの手によって回され、じっくりと見ることができます。
そんなわけで、一般の方の正式な茶事というものを経験したことがないのでなんとも言えませんが、
とりあえず学生の初釜は無事終了しました。
初釜の亭主は、もちろん先生です。
普段のお稽古で先生のお点前を見る機会はまずないので、初釜はものすごく貴重です。
特に今年は炭の点前を間近に見させていただくことができ、大変勉強になりました。
(いつかこの日記を振り返る自分へ。炭は炉の右、灰は点前座の左後方。最初、3本組まれてるから、まず大きな太い丸ごとを手前へ、次に小さい丸ごとを左へ、半分を皮が炭に向くようにして置き、さらに小さい炭を一本と半分。その上に白いやつ。)
初炭の後、主菓子(はなびら餅)が振舞われ、先生によるお濃茶の点前がはじまります。
今年のお棚は紹鴎棚で、朔ははじめて見たのですが、非常にカッコイイ☆棚でした。
(いつかこの日記を振り返る自分へ。紹鴎棚は長板や台子と同じような点前ですよ~。外ずみねらいで、棗や茶筅は棚の正面を割るように置きます。水指が棚の中に入ってるから要注意。戸は、右手人指し指と中指でつまみを挟むようにして一手で開けましょう。水指の蓋は勝手付へ、右左のニ手で立て掛けよう。もちろん湯返しあり。
そうだ他にも。縁高は、一番最初の人が懐紙で袋を作り、そこに黒文字を入れていく。右に掛けるように。最後まで回ったら、斜めにして中に落として蓋。
顔はお床に向くように。
片手で持てるものは相手の正面で回し、それ以外は自分のところで回してから持っていく。
茶碗の金銀の塗り直しは、仏具屋さんがやっているらしい。
現お家元は申年)
と、ここまで書いて、半分以上来年の自分への申し送り事項ばかりなことに気付きました(笑)
もうこのまま列挙していきたいと思います。
来年まで覚えていられる自信がないので(笑)
まず、門は後から来る人のために少し開けておくこと。
玄関の戸は左。
待合に入る時は扇子を置いて一礼。
お床→釜→棚の順。お辞儀は掛け軸のみ。
炭点前から手は控える。
総礼は最初の一腕のみ。
茶巾落しは縁内で回す。
相席して下さった方にもお礼をする。
<お詰めの仕事>
お茶が練られはじめたら、茶巾落しを運ぶ。
返す位置は、先生の手が届くように。
建水の交換
しまい茶碗の準備
拝見物は正客が返してくれるので、そこまで運ぶだけ。
来年はいよいよお詰めが回ってくるぞ~。
ぼけっとせずに、頑張れよ、自分!
あと、時間ができたら調べておきたいことが、
朝日、永楽、リヘイ、コンパルきれについて。
今の朔はレポートに追われてるので、未来の自分よ、宜しく。
さて。明日はさっそくのお稽古です。
先生へのお礼を持っていくのを忘れないように。
ではでは。
今日は勤労感謝の日でした。
皆さま、ゆっくり過ごされましたか?
朔は今日、曼殊院北にある関西セミナーハウスで行われた「もみじまつり」に行ってきました。
お茶席が2席と、邦楽、お能、写真展、講話、しかもお弁当付き!の楽しい会です♪
例によって、バイト先でお世話になっている先生のツテでチケットを購入しました。
なんといっても、紅葉がとてもすばらしかったです。
さすが紅葉祭り。
緑、黄、赤、茶……と、いろんな色が重なって光に透けて、
砂利をひいた小道にちらちらと木陰が……という感じで、お天気もよく、
特に夕日に輝く空と紅葉とそれはそれは見ごたえのある風景でした。
それにしても、綺麗な色を見る度に、
「ああこんな色の和菓子あるなぁ。美味しそう…」と思う朔って一体……
今日は最初にお世話になっている先生がコウケンさんをしているお席に寄せて頂きました。
そこでなんと「正客」をするハメに……
(正客とは言わば客の総代表で、普通相当実力のある方がなさる役)
迎え付け(案内係)のお姉さんも不憫に思ってくれたらしく、ご年配の方に正客になって下さるよう一緒に頼んで下さったにも関わらず、みなさん「私なんかまだまだで……」と言うばかり。
時間も押していたので、そのまま朔がすわることになりました(泣)
初めての正客。
学生の茶会ならともかく、まさかこんな一般の茶会で正客デビューすることになろうとは。
でもそこはさすが先生です。
朔が正客だと知ると、「気楽に、」みたいなことを言って下さいました(緊張していてよく覚えていない)。
他のお客様もみな優しい方ばかりで、和やかなお茶席でした。
ええと、お棚は「寿棚」
お軸は「淡淡斎(先々代のお家元)直筆:風高萬木秋」
花は「鳥とまらずと菊の変種(?)」
香合は「色紙重(?)」
他は……忘れました。
次に、先生の先生のお茶席に寄せて頂きました。
こちらは清心庵という四畳半の本当の茶室でのお席でした。
そこに客16人とお点前さん、そしてコウケンさん、そしてお運びの人……
もうきゅうきゅうです(笑)
こちらの席では、もう正客になるのはこりごりだと、真っ先に席入りして末席の方にいち早く座りました(笑)
ええと、お棚は「山里棚」
お軸は「鵬雲斎(あれ、淡淡斎だったかも……鵬雲斎は先代のお家元)直筆:山色清浄身」
花は「白玉椿とナントカ」
花入れは「萩焼」
香合は「奈良のナントカ焼の鹿」
釜は「小丸釜」
棗は「鵬雲斎お書付の蔦蒔絵」
茶勺は「淡淡斎が銘を付けた、ムラシグレ」
蓋置は「松風」
他は…忘れました。
やっぱり、一般のお茶会と学生の茶会は全く違います。
すごいなぁ。何と言っても、和やかなのが本当にスゴイです。
どうスゴイって、学生なら「和気藹々」とはなっても、
ああものんびりまったりとはなりません。
第一学生茶会では、お客さん以上に亭主側が緊張していて、それがお客さんにも伝わり、
緊張感漲るガチガチの窮屈な茶会になりがちです。
なのに、一般のお茶会ではかすかな緊張感すら心地よく、といった感じです。
やっぱりお客さんにも年期の入った人が多いですし、茶室の雰囲気というのは、亭主と客とが一体になって作り上げるものなんだなぁと思いました。
今日のお能は同志社大学の学生さんによるもので、
朔はその最後の観世流のお能を拝見したのですが……かっこよかったです!!
もう、キャ~~~~ッ!って感じでした(笑)
実は2年前、平安神宮での薪能を観て以来、お能は向かないかも…と思っていた朔なのですが、
今日の公演を観て考えが変わりました!!
狂言や文楽を聞き慣れてきて、節回しになんとなくついていけるようになったからかもしれません。
もう、ホンット見惚れました。
ちなみに観たのは「弓八幡ユミヤワタ」「杜若カキツバタ」「舎利シャリ」です。
「弓八幡」は神さまによる舞だそうで、重い動きながらも颯爽としたところがあるのが見所だそうです。
舞ったのは男の人で、たしかに颯爽としてました(笑)
キリリとしていて、すごくかっこよかったです。
「杜若」は、杜若の花の精による舞です。美しい女人の姿だそうで。
これも男の人が舞ってました。
なんというか…すごく「綺麗」でした。
男の人って、時々女の人以上に「女」になりますよね。不思議です。
「舎利」は、女の人が舞いました。
声もすごく通っていて、惚れ惚れしますよ。
もうホントに、かっこ良かったんです。
思わず朔も能楽部に入ろうかと思ったくらいです。
今からでも遅くない、それこそ社会人になってからなんて今よりもっと無理だし……!
とかかなり本気で考えてしまいました。
皆さま、ゆっくり過ごされましたか?
朔は今日、曼殊院北にある関西セミナーハウスで行われた「もみじまつり」に行ってきました。
お茶席が2席と、邦楽、お能、写真展、講話、しかもお弁当付き!の楽しい会です♪
例によって、バイト先でお世話になっている先生のツテでチケットを購入しました。
なんといっても、紅葉がとてもすばらしかったです。
さすが紅葉祭り。
緑、黄、赤、茶……と、いろんな色が重なって光に透けて、
砂利をひいた小道にちらちらと木陰が……という感じで、お天気もよく、
特に夕日に輝く空と紅葉とそれはそれは見ごたえのある風景でした。
それにしても、綺麗な色を見る度に、
「ああこんな色の和菓子あるなぁ。美味しそう…」と思う朔って一体……
今日は最初にお世話になっている先生がコウケンさんをしているお席に寄せて頂きました。
そこでなんと「正客」をするハメに……
(正客とは言わば客の総代表で、普通相当実力のある方がなさる役)
迎え付け(案内係)のお姉さんも不憫に思ってくれたらしく、ご年配の方に正客になって下さるよう一緒に頼んで下さったにも関わらず、みなさん「私なんかまだまだで……」と言うばかり。
時間も押していたので、そのまま朔がすわることになりました(泣)
初めての正客。
学生の茶会ならともかく、まさかこんな一般の茶会で正客デビューすることになろうとは。
でもそこはさすが先生です。
朔が正客だと知ると、「気楽に、」みたいなことを言って下さいました(緊張していてよく覚えていない)。
他のお客様もみな優しい方ばかりで、和やかなお茶席でした。
ええと、お棚は「寿棚」
お軸は「淡淡斎(先々代のお家元)直筆:風高萬木秋」
花は「鳥とまらずと菊の変種(?)」
香合は「色紙重(?)」
他は……忘れました。
次に、先生の先生のお茶席に寄せて頂きました。
こちらは清心庵という四畳半の本当の茶室でのお席でした。
そこに客16人とお点前さん、そしてコウケンさん、そしてお運びの人……
もうきゅうきゅうです(笑)
こちらの席では、もう正客になるのはこりごりだと、真っ先に席入りして末席の方にいち早く座りました(笑)
ええと、お棚は「山里棚」
お軸は「鵬雲斎(あれ、淡淡斎だったかも……鵬雲斎は先代のお家元)直筆:山色清浄身」
花は「白玉椿とナントカ」
花入れは「萩焼」
香合は「奈良のナントカ焼の鹿」
釜は「小丸釜」
棗は「鵬雲斎お書付の蔦蒔絵」
茶勺は「淡淡斎が銘を付けた、ムラシグレ」
蓋置は「松風」
他は…忘れました。
やっぱり、一般のお茶会と学生の茶会は全く違います。
すごいなぁ。何と言っても、和やかなのが本当にスゴイです。
どうスゴイって、学生なら「和気藹々」とはなっても、
ああものんびりまったりとはなりません。
第一学生茶会では、お客さん以上に亭主側が緊張していて、それがお客さんにも伝わり、
緊張感漲るガチガチの窮屈な茶会になりがちです。
なのに、一般のお茶会ではかすかな緊張感すら心地よく、といった感じです。
やっぱりお客さんにも年期の入った人が多いですし、茶室の雰囲気というのは、亭主と客とが一体になって作り上げるものなんだなぁと思いました。
今日のお能は同志社大学の学生さんによるもので、
朔はその最後の観世流のお能を拝見したのですが……かっこよかったです!!
もう、キャ~~~~ッ!って感じでした(笑)
実は2年前、平安神宮での薪能を観て以来、お能は向かないかも…と思っていた朔なのですが、
今日の公演を観て考えが変わりました!!
狂言や文楽を聞き慣れてきて、節回しになんとなくついていけるようになったからかもしれません。
もう、ホンット見惚れました。
ちなみに観たのは「弓八幡ユミヤワタ」「杜若カキツバタ」「舎利シャリ」です。
「弓八幡」は神さまによる舞だそうで、重い動きながらも颯爽としたところがあるのが見所だそうです。
舞ったのは男の人で、たしかに颯爽としてました(笑)
キリリとしていて、すごくかっこよかったです。
「杜若」は、杜若の花の精による舞です。美しい女人の姿だそうで。
これも男の人が舞ってました。
なんというか…すごく「綺麗」でした。
男の人って、時々女の人以上に「女」になりますよね。不思議です。
「舎利」は、女の人が舞いました。
声もすごく通っていて、惚れ惚れしますよ。
もうホントに、かっこ良かったんです。
思わず朔も能楽部に入ろうかと思ったくらいです。
今からでも遅くない、それこそ社会人になってからなんて今よりもっと無理だし……!
とかかなり本気で考えてしまいました。
い、胃が痛い……
こんなことははじめてです。
たぶん、お抹茶の飲みすぎが原因です……
昨日バイトで4服頂き、
さらに今日はお稽古で3服、バイトで3服……
ううっ、カフェインが、カフェインが……
お抹茶って、珈琲よりもカフェイン強いんです。
お昼前にブランチを食べたきり、お抹茶6服はかなりきついです……
眠れなくなるってのは、朔の場合ないんですけど。
今日のお稽古は、人数も少なかったので、普段とは違う
ちょっと難しいお稽古をさせてもらいました。
いきなりのことで、あわあわしました(笑)
最初に貴人清次を教えて頂きました。
これは花月式しかしたことがなかったので、本当にあわあわしました。
一度に2服(以上)、貴人には貴人台のお茶碗で、おつぎ(お次?)の人には
普通の茶碗で点てるというものです。
新しく覚えることがたくさんあり、
でもどうしてそうなるのか、理屈も同時に説明して下さるので、
とてもうれしいです。
また明日も、できればチャレンジさせて頂きたいです。
2回目には、鉄瓶で「花」をしました。
箱のお点前は好きです。
なぜなら、柄杓を使わなくてすむから(笑)
朔は柄杓の扱いがイマイチ苦手なので。
3回目のお点前は、濃茶をお仕覆で。
これはもっと精進します。
いつまで経っても、お仕覆の扱いが手馴れない……
はっ、今恐ろしいことに気付きました!
やっとカフェイン地獄から解放されると思ったら、
明日もまたお稽古があるではないですか!
そして明後日は、またバイトです……
あわわ、どうしよう……
このままでは胃に穴が、穴が……
恐ろしいです。
こんなにお抹茶を恐ろしいと思ったのははじめてです。
ああ、明日もカフェインか……
頑張ります。ファイトです。気合です。
……たぶん。
なんとか乗り越えます。
ではでは。
こんなことははじめてです。
たぶん、お抹茶の飲みすぎが原因です……
昨日バイトで4服頂き、
さらに今日はお稽古で3服、バイトで3服……
ううっ、カフェインが、カフェインが……
お抹茶って、珈琲よりもカフェイン強いんです。
お昼前にブランチを食べたきり、お抹茶6服はかなりきついです……
眠れなくなるってのは、朔の場合ないんですけど。
今日のお稽古は、人数も少なかったので、普段とは違う
ちょっと難しいお稽古をさせてもらいました。
いきなりのことで、あわあわしました(笑)
最初に貴人清次を教えて頂きました。
これは花月式しかしたことがなかったので、本当にあわあわしました。
一度に2服(以上)、貴人には貴人台のお茶碗で、おつぎ(お次?)の人には
普通の茶碗で点てるというものです。
新しく覚えることがたくさんあり、
でもどうしてそうなるのか、理屈も同時に説明して下さるので、
とてもうれしいです。
また明日も、できればチャレンジさせて頂きたいです。
2回目には、鉄瓶で「花」をしました。
箱のお点前は好きです。
なぜなら、柄杓を使わなくてすむから(笑)
朔は柄杓の扱いがイマイチ苦手なので。
3回目のお点前は、濃茶をお仕覆で。
これはもっと精進します。
いつまで経っても、お仕覆の扱いが手馴れない……
はっ、今恐ろしいことに気付きました!
やっとカフェイン地獄から解放されると思ったら、
明日もまたお稽古があるではないですか!
そして明後日は、またバイトです……
あわわ、どうしよう……
このままでは胃に穴が、穴が……
恐ろしいです。
こんなにお抹茶を恐ろしいと思ったのははじめてです。
ああ、明日もカフェインか……
頑張ります。ファイトです。気合です。
……たぶん。
なんとか乗り越えます。
ではでは。
こんばんわ~。
3日間の茶道合宿を終えた朔です♪
今回の合宿で新しく習ったお点前は、
・花(箱を使った点前。春に点てる点前)
・貴人清次(キニンキヨツグ)の花月式
そして、復習したお点前は、
・和敬(ワケイ。箱、和敬板を使った点前。特徴は1度に2腕点てられること。道具の拝見がないこと)
・雪(箱、盆を使った点前。冬に点てる点前)
・茶杓荘(チャシャクカザリ。字の如く、予め茶杓を水指の上に飾っている)
・濃茶3種
包帛紗(ツツミフクサ。棗ナツメを帛紗で包む)
お仕覆(オシフク。棗をお仕覆(巾着のような袋)で包む)
大津袋(オオツブクロ。棗を大津袋(紫の縮緬の袋)で包む)
・平点前・更々棚(コウコウダナ)バージョン
・丸卓(マルジョク)バージョン
・花月(5人1組になって行う。折据オリスエと呼ばれる紙箱から1人ずつ札を取り、「花」を引いた人がお茶を点て、「月」を引いた人がお茶を頂く)
新しく手を伸ばそうとして失敗したお点前
・月(箱、器据キスエ、掛子カケゴを使った点前。他にも香合や火箸、羽根、ウグイス等新しく扱う小道具盛りだくさん。これまで習ってきた点前からは数段難しく感じられ、培ってきた知識による手順の想像が追いつかない部分が多かった。まだ時期尚早だったみたい)
あ、ちなみに「お濃茶」というのは、普通の人が「抹茶」と聞いて連想するものを数段濃くした、それこそ絵の具を溶いたようにどろどろのお抹茶のことです。
普通皆さんが思い浮かべる抹茶は「薄茶」といい、薄茶は「点てる」というのに対し、お濃茶は「練る」といいます。大体4,5人で回し飲みします。
お茶を習い始めて3年目。
毎週月・水の夕方2時間のお稽古に加え、2年目からは月に3度先生のご自宅へのお稽古に通わせて頂いてます♪
最初は先輩方に言われるままに無我夢中で「丸暗記」していたお点前も、道具を前にすれば自然と体が動く(ような気がする?)までになりました。
一見意味不明で無駄ばかりのような手順にも、きちんとしたセオリーと約束事があるんです。
そこさえ押さえとけば、忘れたと思った点前も、考えれば次に何をするのかが自然と頭に浮かびます。
とは言っても、「覚え間違い」とか「いつも無意識にやってたから、考えれば考えるほどわからへん」なんてことはよくありますけど(苦笑)
正直、初日に「花」の点前を習った時には、あまりにも基本の手順に立脚しすぎて容易に先まで予想ができ、カンタンすぎるツマラナイとちょっとがっかりしました。
例えば、包帛を取る→盆を清める
道具は上から順に取り出す
振り出し(金平糖の入った瓢箪型の入れ物)を出す→総礼
袋から順に道具を取り出す→箱の中の道具が無くなったら、箱と建水を上げる
…………
元々箱点前は好きなんです。
拝見無し、拝見有りとも、1度ずつしたらほぼ完璧に覚えまてしまいました。
しかぁし!
物足りなさに「月」に手を出した朔は、心の底から喝采をあげました。
わけ解らん!!
なんて素敵なんでしょう。予想を裏切る手順にわくわくし、翻弄され、どうにか一通りやってみた後には、見事に手順に関する記憶が残ってませんでした。
今でも覚えてるのは、準備の仕方と、断片的におもしろい♪と思った動きだけ。
流れとして捉えるには、まだまだ経験不足だったみたいです。
楽しいな~♪ だからお茶は止められないんだよなぁ。
お茶の世界には、ゆうに200を超える点前があるそうです。
もっともっと知識を増やしたい。
もっともっといろんなお点前を習いたい。
そんな思いを新たにした合宿でした♪
ではでは。朔でした。
3日間の茶道合宿を終えた朔です♪
今回の合宿で新しく習ったお点前は、
・花(箱を使った点前。春に点てる点前)
・貴人清次(キニンキヨツグ)の花月式
そして、復習したお点前は、
・和敬(ワケイ。箱、和敬板を使った点前。特徴は1度に2腕点てられること。道具の拝見がないこと)
・雪(箱、盆を使った点前。冬に点てる点前)
・茶杓荘(チャシャクカザリ。字の如く、予め茶杓を水指の上に飾っている)
・濃茶3種
包帛紗(ツツミフクサ。棗ナツメを帛紗で包む)
お仕覆(オシフク。棗をお仕覆(巾着のような袋)で包む)
大津袋(オオツブクロ。棗を大津袋(紫の縮緬の袋)で包む)
・平点前・更々棚(コウコウダナ)バージョン
・丸卓(マルジョク)バージョン
・花月(5人1組になって行う。折据オリスエと呼ばれる紙箱から1人ずつ札を取り、「花」を引いた人がお茶を点て、「月」を引いた人がお茶を頂く)
新しく手を伸ばそうとして失敗したお点前
・月(箱、器据キスエ、掛子カケゴを使った点前。他にも香合や火箸、羽根、ウグイス等新しく扱う小道具盛りだくさん。これまで習ってきた点前からは数段難しく感じられ、培ってきた知識による手順の想像が追いつかない部分が多かった。まだ時期尚早だったみたい)
あ、ちなみに「お濃茶」というのは、普通の人が「抹茶」と聞いて連想するものを数段濃くした、それこそ絵の具を溶いたようにどろどろのお抹茶のことです。
普通皆さんが思い浮かべる抹茶は「薄茶」といい、薄茶は「点てる」というのに対し、お濃茶は「練る」といいます。大体4,5人で回し飲みします。
お茶を習い始めて3年目。
毎週月・水の夕方2時間のお稽古に加え、2年目からは月に3度先生のご自宅へのお稽古に通わせて頂いてます♪
最初は先輩方に言われるままに無我夢中で「丸暗記」していたお点前も、道具を前にすれば自然と体が動く(ような気がする?)までになりました。
一見意味不明で無駄ばかりのような手順にも、きちんとしたセオリーと約束事があるんです。
そこさえ押さえとけば、忘れたと思った点前も、考えれば次に何をするのかが自然と頭に浮かびます。
とは言っても、「覚え間違い」とか「いつも無意識にやってたから、考えれば考えるほどわからへん」なんてことはよくありますけど(苦笑)
正直、初日に「花」の点前を習った時には、あまりにも基本の手順に立脚しすぎて容易に先まで予想ができ、カンタンすぎるツマラナイとちょっとがっかりしました。
例えば、包帛を取る→盆を清める
道具は上から順に取り出す
振り出し(金平糖の入った瓢箪型の入れ物)を出す→総礼
袋から順に道具を取り出す→箱の中の道具が無くなったら、箱と建水を上げる
…………
元々箱点前は好きなんです。
拝見無し、拝見有りとも、1度ずつしたらほぼ完璧に覚えまてしまいました。
しかぁし!
物足りなさに「月」に手を出した朔は、心の底から喝采をあげました。
わけ解らん!!
なんて素敵なんでしょう。予想を裏切る手順にわくわくし、翻弄され、どうにか一通りやってみた後には、見事に手順に関する記憶が残ってませんでした。
今でも覚えてるのは、準備の仕方と、断片的におもしろい♪と思った動きだけ。
流れとして捉えるには、まだまだ経験不足だったみたいです。
楽しいな~♪ だからお茶は止められないんだよなぁ。
お茶の世界には、ゆうに200を超える点前があるそうです。
もっともっと知識を増やしたい。
もっともっといろんなお点前を習いたい。
そんな思いを新たにした合宿でした♪
ではでは。朔でした。