ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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今日は勤労感謝の日でした。
皆さま、ゆっくり過ごされましたか?
朔は今日、曼殊院北にある関西セミナーハウスで行われた「もみじまつり」に行ってきました。
お茶席が2席と、邦楽、お能、写真展、講話、しかもお弁当付き!の楽しい会です♪
例によって、バイト先でお世話になっている先生のツテでチケットを購入しました。
なんといっても、紅葉がとてもすばらしかったです。
さすが紅葉祭り。
緑、黄、赤、茶……と、いろんな色が重なって光に透けて、
砂利をひいた小道にちらちらと木陰が……という感じで、お天気もよく、
特に夕日に輝く空と紅葉とそれはそれは見ごたえのある風景でした。
それにしても、綺麗な色を見る度に、
「ああこんな色の和菓子あるなぁ。美味しそう…」と思う朔って一体……
今日は最初にお世話になっている先生がコウケンさんをしているお席に寄せて頂きました。
そこでなんと「正客」をするハメに……
(正客とは言わば客の総代表で、普通相当実力のある方がなさる役)
迎え付け(案内係)のお姉さんも不憫に思ってくれたらしく、ご年配の方に正客になって下さるよう一緒に頼んで下さったにも関わらず、みなさん「私なんかまだまだで……」と言うばかり。
時間も押していたので、そのまま朔がすわることになりました(泣)
初めての正客。
学生の茶会ならともかく、まさかこんな一般の茶会で正客デビューすることになろうとは。
でもそこはさすが先生です。
朔が正客だと知ると、「気楽に、」みたいなことを言って下さいました(緊張していてよく覚えていない)。
他のお客様もみな優しい方ばかりで、和やかなお茶席でした。
ええと、お棚は「寿棚」
お軸は「淡淡斎(先々代のお家元)直筆:風高萬木秋」
花は「鳥とまらずと菊の変種(?)」
香合は「色紙重(?)」
他は……忘れました。
次に、先生の先生のお茶席に寄せて頂きました。
こちらは清心庵という四畳半の本当の茶室でのお席でした。
そこに客16人とお点前さん、そしてコウケンさん、そしてお運びの人……
もうきゅうきゅうです(笑)
こちらの席では、もう正客になるのはこりごりだと、真っ先に席入りして末席の方にいち早く座りました(笑)
ええと、お棚は「山里棚」
お軸は「鵬雲斎(あれ、淡淡斎だったかも……鵬雲斎は先代のお家元)直筆:山色清浄身」
花は「白玉椿とナントカ」
花入れは「萩焼」
香合は「奈良のナントカ焼の鹿」
釜は「小丸釜」
棗は「鵬雲斎お書付の蔦蒔絵」
茶勺は「淡淡斎が銘を付けた、ムラシグレ」
蓋置は「松風」
他は…忘れました。
やっぱり、一般のお茶会と学生の茶会は全く違います。
すごいなぁ。何と言っても、和やかなのが本当にスゴイです。
どうスゴイって、学生なら「和気藹々」とはなっても、
ああものんびりまったりとはなりません。
第一学生茶会では、お客さん以上に亭主側が緊張していて、それがお客さんにも伝わり、
緊張感漲るガチガチの窮屈な茶会になりがちです。
なのに、一般のお茶会ではかすかな緊張感すら心地よく、といった感じです。
やっぱりお客さんにも年期の入った人が多いですし、茶室の雰囲気というのは、亭主と客とが一体になって作り上げるものなんだなぁと思いました。
今日のお能は同志社大学の学生さんによるもので、
朔はその最後の観世流のお能を拝見したのですが……かっこよかったです!!
もう、キャ~~~~ッ!って感じでした(笑)
実は2年前、平安神宮での薪能を観て以来、お能は向かないかも…と思っていた朔なのですが、
今日の公演を観て考えが変わりました!!
狂言や文楽を聞き慣れてきて、節回しになんとなくついていけるようになったからかもしれません。
もう、ホンット見惚れました。
ちなみに観たのは「弓八幡ユミヤワタ」「杜若カキツバタ」「舎利シャリ」です。
「弓八幡」は神さまによる舞だそうで、重い動きながらも颯爽としたところがあるのが見所だそうです。
舞ったのは男の人で、たしかに颯爽としてました(笑)
キリリとしていて、すごくかっこよかったです。
「杜若」は、杜若の花の精による舞です。美しい女人の姿だそうで。
これも男の人が舞ってました。
なんというか…すごく「綺麗」でした。
男の人って、時々女の人以上に「女」になりますよね。不思議です。
「舎利」は、女の人が舞いました。
声もすごく通っていて、惚れ惚れしますよ。
もうホントに、かっこ良かったんです。
思わず朔も能楽部に入ろうかと思ったくらいです。
今からでも遅くない、それこそ社会人になってからなんて今よりもっと無理だし……!
とかかなり本気で考えてしまいました。
皆さま、ゆっくり過ごされましたか?
朔は今日、曼殊院北にある関西セミナーハウスで行われた「もみじまつり」に行ってきました。
お茶席が2席と、邦楽、お能、写真展、講話、しかもお弁当付き!の楽しい会です♪
例によって、バイト先でお世話になっている先生のツテでチケットを購入しました。
なんといっても、紅葉がとてもすばらしかったです。
さすが紅葉祭り。
緑、黄、赤、茶……と、いろんな色が重なって光に透けて、
砂利をひいた小道にちらちらと木陰が……という感じで、お天気もよく、
特に夕日に輝く空と紅葉とそれはそれは見ごたえのある風景でした。
それにしても、綺麗な色を見る度に、
「ああこんな色の和菓子あるなぁ。美味しそう…」と思う朔って一体……
今日は最初にお世話になっている先生がコウケンさんをしているお席に寄せて頂きました。
そこでなんと「正客」をするハメに……
(正客とは言わば客の総代表で、普通相当実力のある方がなさる役)
迎え付け(案内係)のお姉さんも不憫に思ってくれたらしく、ご年配の方に正客になって下さるよう一緒に頼んで下さったにも関わらず、みなさん「私なんかまだまだで……」と言うばかり。
時間も押していたので、そのまま朔がすわることになりました(泣)
初めての正客。
学生の茶会ならともかく、まさかこんな一般の茶会で正客デビューすることになろうとは。
でもそこはさすが先生です。
朔が正客だと知ると、「気楽に、」みたいなことを言って下さいました(緊張していてよく覚えていない)。
他のお客様もみな優しい方ばかりで、和やかなお茶席でした。
ええと、お棚は「寿棚」
お軸は「淡淡斎(先々代のお家元)直筆:風高萬木秋」
花は「鳥とまらずと菊の変種(?)」
香合は「色紙重(?)」
他は……忘れました。
次に、先生の先生のお茶席に寄せて頂きました。
こちらは清心庵という四畳半の本当の茶室でのお席でした。
そこに客16人とお点前さん、そしてコウケンさん、そしてお運びの人……
もうきゅうきゅうです(笑)
こちらの席では、もう正客になるのはこりごりだと、真っ先に席入りして末席の方にいち早く座りました(笑)
ええと、お棚は「山里棚」
お軸は「鵬雲斎(あれ、淡淡斎だったかも……鵬雲斎は先代のお家元)直筆:山色清浄身」
花は「白玉椿とナントカ」
花入れは「萩焼」
香合は「奈良のナントカ焼の鹿」
釜は「小丸釜」
棗は「鵬雲斎お書付の蔦蒔絵」
茶勺は「淡淡斎が銘を付けた、ムラシグレ」
蓋置は「松風」
他は…忘れました。
やっぱり、一般のお茶会と学生の茶会は全く違います。
すごいなぁ。何と言っても、和やかなのが本当にスゴイです。
どうスゴイって、学生なら「和気藹々」とはなっても、
ああものんびりまったりとはなりません。
第一学生茶会では、お客さん以上に亭主側が緊張していて、それがお客さんにも伝わり、
緊張感漲るガチガチの窮屈な茶会になりがちです。
なのに、一般のお茶会ではかすかな緊張感すら心地よく、といった感じです。
やっぱりお客さんにも年期の入った人が多いですし、茶室の雰囲気というのは、亭主と客とが一体になって作り上げるものなんだなぁと思いました。
今日のお能は同志社大学の学生さんによるもので、
朔はその最後の観世流のお能を拝見したのですが……かっこよかったです!!
もう、キャ~~~~ッ!って感じでした(笑)
実は2年前、平安神宮での薪能を観て以来、お能は向かないかも…と思っていた朔なのですが、
今日の公演を観て考えが変わりました!!
狂言や文楽を聞き慣れてきて、節回しになんとなくついていけるようになったからかもしれません。
もう、ホンット見惚れました。
ちなみに観たのは「弓八幡ユミヤワタ」「杜若カキツバタ」「舎利シャリ」です。
「弓八幡」は神さまによる舞だそうで、重い動きながらも颯爽としたところがあるのが見所だそうです。
舞ったのは男の人で、たしかに颯爽としてました(笑)
キリリとしていて、すごくかっこよかったです。
「杜若」は、杜若の花の精による舞です。美しい女人の姿だそうで。
これも男の人が舞ってました。
なんというか…すごく「綺麗」でした。
男の人って、時々女の人以上に「女」になりますよね。不思議です。
「舎利」は、女の人が舞いました。
声もすごく通っていて、惚れ惚れしますよ。
もうホントに、かっこ良かったんです。
思わず朔も能楽部に入ろうかと思ったくらいです。
今からでも遅くない、それこそ社会人になってからなんて今よりもっと無理だし……!
とかかなり本気で考えてしまいました。
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