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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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M嬢と朔
2012.08.03 (Fri)
誕生日に某M嬢よりお祝いのお電話を賜りました。

 ええ、あの親友と書いてアクユウと読む、あの『天満月の夢』のM嬢です。笑
 M嬢とは高校で出会って、それから大学浪人含む4年間をクラスメイトとして過ごしたわけですが、大学はお互い別だったので、他の友達と比べても特に交友歴が長いわけでもなく、でも何故か別格です。
 何故だろう……。
 朔の高校3年間は部活で完全燃焼したので、正直、クラスメイトより部活の友達のほうが付き合いが濃く(3年間クラス替えなかったのに)、そのことを思えば思うほど、M嬢の存在って稀有だなぁと思います。
 実際、朔が帰省した時に自分から連絡取るのって、M嬢だけですし。
 まぁそれはそもそも、実家に居付かない(年に2回、超短期帰省しかしない)からそんなに大勢とは会えないという理由もありますが。

 で、1時間近く?も何をしゃべってたかというと、まぁとりとめもないことで。笑
 前回話したのは、3月のM嬢の誕生日に朔が突撃電話(年に1度だけ、誕生日に電話するのが何故か恒例)した時だったので、5カ月ぶりなのに、今それ話すか?みたいな話題ばっかりで。笑
 思い返せばくだらんなぁと思いますが、くだらないことが出来てこその友達ですね
 くだらない万歳
 くだらないことこそ、人生の潤いだ(極論すぎる
 まぁ、くだらなさすぎて、2日も経てば内容の大半を忘れてしまっているという有様ですが、お互い結婚はなさそうだねということで意見の一致をみたことは鮮明に覚えております
 もうね、朔ね、夏賞与見た瞬間、「やっぱ一生独りで暮らすのは無理かも(金銭的な理由で)」と絶望したわけですが、そして「やっぱり、一生奴隷扱いされると分かっていても結婚という道しかないのか……」と超絶望したわけですが、M嬢となら、比較的平和にふたりで暮らせるような気が……しないわけでもないけどやっぱり気の迷いかもしれない?
 うーん、どうだろ?
 まぁもちろん朔ひとりで決めることじゃないですけどねー。

 でも思うに、同性同士で生涯のパートナー、いいと思いません?
 恋愛要素はありませんけど。
 だって、良く知らない異性と所帯を持つより、仲良い同性の友達と一緒にいたほうが絶対楽しいですもん。
 お互い尊重し合えるし、金銭的にはお互い独立してられるし、お互いに自室にこもりっきりな日があったとしても不自然じゃないし、一緒に料理したり、遊びに行ったり、絶対素で過ごせます。
 ……とかいうことを異性とは絶対に出来ないと思っているあたり、朔の異性に対する不信感は相当なもののようですね……、まぁあの父親を見て育ったんでしょうがないと思いますが。
 朔は、こういうの大いにアリじゃないかな~と思います。
 まぁゆくゆくは老老介護になるわけですが

 でもそれでも、マンションとかでひっそり孤独死するよりは、ずいぶんマシかなぁと。
 うーん、朔にもし今、中古でもいいから2部屋以上の個室のあるマンションなり一軒家なりを買う財力があったら、そっこーでプロポーズもどきをしたいくらいです

 そういえば今朝、地下鉄で電車を待ってたら、ベンチに座ってるおばあちゃん2人(どうも互いに初対面のよう)の会話が聞こえてきたんですよ。
 京都弁でしゃべってたから完全再生は出来ないんですけど、おばあちゃんA、おばあちゃんBとして要旨だけ(ちなみに、途中からです)。
A:何歳?
B:75歳。
A:えっ? 私も! でも貴女はそうは見えない。とても若く見える。
B:それは、今も働いているから。人前に出るから、きちんとしておかないと。
A:えっ、働いてるの? 年金たくさん貰ってるでしょう?
B:ないない。自分が働かないと、食べていけない。
A:旦那さんは?
B:……(無言)。
A:うちの旦那は十何年前に亡くなったけど、年金で暮らしてる。掃除はヘルパーさんがやってくれるし。
B:無理無理。自分で働かないと。

 そこで電車が来たので会話は終わったんですけど、ちなみに、たしかにAさん(年金暮らし)はいかにも「おばあちゃん~」って感じの見た目で、Bさん(働いてる)は5~8年くらい若く見えました。
 もう↑の会話を聞いて、朝からいろいろ考えさせられました……
 ↓はあくまで想像ですけど、
A;若くして結婚し、夫には家政婦のようにこき使われ、義両親には奴隷のように虐げられたが、75歳の今では敵は全滅し、子どもも独立し、遺産などで楽に暮らしてゆける。
B;若い頃から恋愛にさほど興味がなく、自分のしたいことを優先した結果、他人に煩わされることはなかったが、金銭的にカツカツ状態。75歳になった今でも、日々の生活のために労働する毎日。
 だとした時、一体自分はAとB、どちらのパターンになりたいのか……。
 正直、どっちも嫌だ……。
 というか、朔の場合、Bを選んでもいつまで健康体で働けるかが不安だ……。

 ……というわけで、打開策としての、同性との同居というわけです。
 駄目ですか? 駄目ですか??
 同性愛者とか、そういう目で見られるでしょうか??
 すっごくいいと思うんだけどなぁ
 これまでも大学の同回生たちと、冗談でいつかマンションを共同購入しようとか言ってたわけですが、この年齢になって、妙にリアルになって参りました。笑
 だって、このままいっても生活が楽になる日が来るとは思えないんですもん、割と真剣に。
 だったら、1人で暮らすより、誰かと一緒に割り勘しながら助け合って暮らした方が、金銭的にも精神的にもラクな気がする。
 そして、M嬢並の付き合いなら、それぞれに個室さえあれば、それほどストレスもない気がする……のはやっぱり実際に経験はしてないからでしょうか???
 うーん、うーん。うーん。
 でも家族と同居するより、友達と同居した方が、お互い他人という遠慮があるので、何かとスムーズにいくかと思うのですが。
 甘いかなぁ、甘いのかなぁ。
 でもM嬢でダメなら、よく知りもしない異性と同居とかもっと無理だ。
 それだけは間違いない
 家政婦にも奴隷にもなりたくない。

 ああ、日本の未来は暗いですねぇ。
 好景気とか、バブルとか、一体何だったんでしょう?
 この国の将来とか、大津のイジメ自殺の問題とか見てると、子どもを産み育てたいという気も削がれる一方なので、だったら生涯のパートナーは同性でまったく問題ないじゃん!と思ってしまう今日この頃です。
 問題は、相手も同じ意見でいてくれるかだけで、そこは男女間の結婚と同じですね……。
 あ、つまり難しいってことか。笑

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