ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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さて昨日から京都へ行っていた朔です。
今回の目的はお稽古ではなく、バイト先やまた社中でお世話になっていた方の送別会に参加するため。
そのために、昨日の夜は友達と集まって贈り物のアルバム作りとかしてました。
で、今日の送別会。
場所は、京都のかつての豪商角倉了以の別邸からはじまり、山縣有朋の別邸「第二無鄰菴」、第3代日本銀行総裁川田小一郎、安部信行首相の別邸…となり、大岩邸として伝わったものが、今では納涼床などを楽しめるお食事処になってるお店です。
すごかった!
なんと言ってもお庭が!!
角倉了以の名前は、大学のパンキョ「京都の歴史」で習って知ってました。
京都の発展における、高瀬川の有用性とかも。
その源流を見ることができてすごい楽しかったです
(↑相変らず料理とかどうでもいい人。笑)
集合時間まで時間があったので先にお庭を拝見させて頂いたんですけど(写メがつなビィ。に数枚あります)、やっぱり源流とその上に掛かる深緑の紅葉がすごく綺麗だった。
そしておおっと思ったのが茶室。
清風荘に続き、ここのお茶室も貴人口でした。
身分制度のなごりですねぇ~。
やっぱそれなりの地位にあった人の屋敷には、それなりの茶室があるのだなぁと思いました。
今はね……。
身分制度もないし、新築するから庭に茶室つくろうなんて人はほっとんどいないからね……(アタリマエ)。
貴人口のある茶室って、ものすごく貴重なんじゃないかなーと思ったわけです。
食事の前に、茶室(↑の茶室とは別)に通されて、和三盆のお干菓子とお薄を頂きました。
そこから見えるお庭は、小堀遠州による作庭。
ああ、小堀遠州……。
どこかで聴いた名前なんだ。
京都関連のパンキョか、もしくは茶道関連で。
ものすごく聞き覚えのある名前なのに、その記憶を一緒に共有している友達(同学科・同部卒)が今日は誰もいなくて、少し淋しかったです(まぁしょうがない、今日は月曜日、公務員はフツーに仕事だ)。
ところでこのお茶室、お軸が掛かってたのですが、筆は妙心管長(名前までは読めず)。
字が……なんと「しょうばいますますはんじょう(当て字?というか駄洒落による漢字を当てている)」!
笑いました。
茶室の掛軸が「商売益々繁盛」って!!笑
すごいなぁ。
妙心管長のお軸は先生のところでもいくつか見ているので、こう「禅語!」という感じだったのですが、こういうのも書かはるんやなぁと。
ちなみに個室のお床にも絵的な何かがあったのですが、書いている文字が「借金がどうのこうの……」という内容で、その商人魂に呆れつつ感心しました。笑
お料理は、すごくキレイでした。
ただ……量が……ものすごく、多くて……。
ハイ、もう案の定残しました。
最後に怒涛のように出てきた茶碗蒸・ご飯・お味噌汁は蓋すら開けてません!
もう無理!!←半ば切れ気味。
お腹の皮が破れて死ぬかと思いました……。
そういえば、食事と途中で舞妓さんタイムが始まって、そっちに呼ばれて行ったんですよ。
今日はたまたま、舞妓さんとのふれあいデーだったらしいです。
つなビィ。にもありますが、今日来てはったのは宮川町の冨久有(ふくゆう)さん。
すんごい可愛かったです!
やっぱ宮川町の舞妓さんは可愛い妓が多いと思う。
舞を2つ披露した後は記念撮影タイムになって、朔たちのグループも撮って頂きました
現像するのが楽しみ~
その後また部屋に戻って、そこで祇園の「をどり」と宮川町の「おどり」の違いの説明に「へぇ~へぇ~へぇ~」を連発し、一息ついてからアルバムを贈呈。
凝り方が「朔らしい」と言われて、嬉しいやら恥ずかしいやら。
でも喜んで頂けて良かったです。
お返し?に、なんと匂い袋、帯揚、帯締を頂きました!
きゃーーー!!
もうこの頃から朔の箸は動かず……。
のんびりまったりお話しして、それから場所を変えて4時過ぎまでおしゃべりしてました。
楽しかったなぁ……
京都に戻って来たいと心底思った。
お金さえ、生活の心配さえなければ、今すぐにでも京都に戻るのに……。
あ~あ……。
何か行動に移していかなきゃなぁ
あ、最後に、前にどこかの京都紹介に使われていた写真のロケ地を発見したのが嬉しくて写メ撮ったので載せておきます。↓↓↓
ちなみに、今回の上映は支配人発熱のためお休みさせて頂きます。
京都の暑さにやられました…(はしゃぎすぎたとも言う)…
ではでは。
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