ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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『あぁぁぁぁぁ、くそっ、何なのだ一体!?』
「ディ~……」
『ッくそ! ……統一国家が誕生した後のフィンデル・ファロスは緩やかな衰退期へ突入し、そんな中、誕生するはずのないエルフがエアーティアに生まれる。時を同じくして魔王の魂も転生を果たし、封印された異界への帰還を果たすべく行動を開始するが、魔王の高貴な魂が脆弱な人間の器に収まりきるはずもなく、適応出来ずに、』
「すっごいねー!」
『……は?』
「ディーすごいよ! スラスラだね~」
『…………』
「でもそれ以上言っちゃダメだよ~。カクシン部分になっちゃうから、ね?」
『……』
「あれ? ディーどうしたの?」
『……はぁー。何でもない……』
「ふぅん? あ、そうだ。じゃあディーが粗筋は言ってくれたから、最後にタイトルを発表しておくね」
『もう勝手にしろ』
「えー、一緒に言おうよ」
『勝手に……って、何だその目は……!』
「ディ~……」
『あ、こら! 私の左手に触れるな……! ~~~~っ!! 分かった、分かったから!』
「じゃあ、せーの、でいくよ。……せーの!」
「『終焉の世界』」
「異世界三部作の第3部、いよいよ開始です! どうぞお楽しみに!!」
『っ、どうして私がこのようなことを……』
「あれー、何か言った?」
『何も言っておらん!』
「そぉ? じゃあ僕たちも戻ろうかー」
『やれやれだ……』
「では皆さん、第2部祈りの世界も最後までどうぞ宜しくお願いしま~す!」
「ディ~……」
『ッくそ! ……統一国家が誕生した後のフィンデル・ファロスは緩やかな衰退期へ突入し、そんな中、誕生するはずのないエルフがエアーティアに生まれる。時を同じくして魔王の魂も転生を果たし、封印された異界への帰還を果たすべく行動を開始するが、魔王の高貴な魂が脆弱な人間の器に収まりきるはずもなく、適応出来ずに、』
「すっごいねー!」
『……は?』
「ディーすごいよ! スラスラだね~」
『…………』
「でもそれ以上言っちゃダメだよ~。カクシン部分になっちゃうから、ね?」
『……』
「あれ? ディーどうしたの?」
『……はぁー。何でもない……』
「ふぅん? あ、そうだ。じゃあディーが粗筋は言ってくれたから、最後にタイトルを発表しておくね」
『もう勝手にしろ』
「えー、一緒に言おうよ」
『勝手に……って、何だその目は……!』
「ディ~……」
『あ、こら! 私の左手に触れるな……! ~~~~っ!! 分かった、分かったから!』
「じゃあ、せーの、でいくよ。……せーの!」
「『終焉の世界』」
「異世界三部作の第3部、いよいよ開始です! どうぞお楽しみに!!」
『っ、どうして私がこのようなことを……』
「あれー、何か言った?」
『何も言っておらん!』
「そぉ? じゃあ僕たちも戻ろうかー」
『やれやれだ……』
「では皆さん、第2部祈りの世界も最後までどうぞ宜しくお願いしま~す!」
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