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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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思ったこと追記
2008.07.06 (Sun)
 思うに、美しいお点前というのは、しかるべき筋肉に支えられているのではあるまいか。

 例えば柄杓の軌道だが、円を描くように美しく運ぶ為には、それを支える腕の力、そして肘の柔らかさ(のようなもの)が必要だ。
 自分の思い描く動きを腕に強制させるためには、それを可能にさせる筋力がなければオハナシにならない。
 その点、舞妓さんや芸妓さんのお点前は舞で鍛えられた優雅さが際立つ。
 指先まで神経を使っていて、それでいて自然体だ。
 しかしてぼくにはその筋力がない…

 わざとらしくなく、自然で美しいお点前への道のりは、果てしなく遠い。
 柄杓ぎこちないなぁ… 特に水指から釜へ一杓の時とか、唐物で茶入を避けて水指へ向かう時。
 自分の体を思い通りに動かすのがこんなに難しいこととは思いませんでした。 こういう時、普段いかに何気なく(適当に)生きているかを思い知る。
 
 ま、だからこそお稽古するのだろうけど。
 

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