ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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映画を観に行こうと思っていた。
『20世紀少年』である。
そのつもりで昨日は上映時間も調べたし、それに合わせてケータイのアラームもセットした。
実際に時間通りに起きたし、時間通りに出発した。
……んが。
マンションのエントランスを抜けて歩道に出た瞬間、朔さんの目の前を中学生が通った。
信号まで歩くと、集団下校かと思うような中学生の群に遭遇した。
……朔さんは、映画に行くのを諦めた。
だって!!
せっかくの平日休暇なんですもの!
今日から市内の学校はじまるし、映画館空いてるだろーなーと期待して、今日映画に行こうと思ったのだ。
だが朔さんの予想に反して、始業式は思いの外早く終わったものらしい。
これでは、今から地下鉄乗ってっても下校ラッシュで揉みくちゃ、さらに親子連れとか友達同士とかで映画館も混んでるに違いない!!
瞬時にそう理解し、朔さんはあっさり映画を諦めた。
急がずとも、朔さんのお休みは基本日・月なのである。
また別の月曜日を狙ってやる!
映画を諦めた朔さんは、マンションに戻って自転車の鍵を取り出した。
お買物へレッツゴーである。
……が、その大型スーパー?では、「1」の付く日は安売りだか会員特典だかをやっているらしく、親子連れで大変賑わっていた……。
結局揉みくちゃだ。
ま、それは置いておいて。
食料品は後回しにして、2階にある本屋さんに向かうエスカレーターの途中で、朔さんは何故か猛烈にプレステ2が欲しくなった。
というのも、夏に帰省した折に、弟が持って来ていたアビスなるRPGを途中までプレイしていたからである。
しかし本体・メモリーカード・ソフト共に弟の物なので、当然朔さんはしばらくプレイすることが出来ない。
そこで「出来ぬなら買ってしまえ丸ごと全部」、と誰かが囁いた。
「ボーナス出たし、カードもあるじゃん」とも誰かが囁く。
社会人とは怖いものである。
しかし結局、2階にはゲームセンターはあれどおもちゃ屋さんはなかったので野望は潰えたのである。
そしてここで朔さんは悩んだ。
自然な流れで、おもちゃ屋さんがあればプレステやソフト諸々が買えると思ったけれど、それは果たして本当なのだろうか?と。
おもちゃ屋さんは、プラモデルやジグソーパズル、人形、おままごとセットなどを販売している所なのでは?
ゲームはゲーム屋さんに買いに行くのが筋なのではなかろうか。と。
しかしここでまた悩んだ。
どうも、「ゲーム屋さん」を想像しようとすると、レンタルビデオショップが出てくるのである。
そもそも「ゲーム屋さん」は存在するのだろうか……?と。
大手古本屋さんが、本の他にもCDやゲームソフトを売っているのを見たことはあれど、あれはちょっと違う気がする。
思えば、ゲーム関連はこれまで弟に任せっきりだったので、朔さんは自分で何かを買ったことがなかった。
というわけで、朔さんはどこへ行けば(新品の)プレステが手に入るのかさっぱり分からない。
ついでにこの辺の地理にも疎いので、おもちゃ屋さんの場所もゲーム屋さん(そんなものがあれば)の場所もさっぱり分からない。
弟にこんな初歩的なことを訊くのもアレなので、たぶん朔さんはこの先ずっとプレステをこの手に出来ないままであろう。
……あああ。
年末まで待ってたら、アビスどこまで進んだか忘れちゃうよ。
確か根暗ッタ(本名忘れた)を倒したところまで行ったはず。
しかし今現在で既に、これから何処へ進むのかも忘れてるよ……。
そして弟よ。
君は年末、実家へ帰って来るのかい?
帰って来なくてもいいから、おねー様が恙無くゲームを再開できるように、ソフト諸々だけは郵送してくれたまえ!
『20世紀少年』である。
そのつもりで昨日は上映時間も調べたし、それに合わせてケータイのアラームもセットした。
実際に時間通りに起きたし、時間通りに出発した。
……んが。
マンションのエントランスを抜けて歩道に出た瞬間、朔さんの目の前を中学生が通った。
信号まで歩くと、集団下校かと思うような中学生の群に遭遇した。
……朔さんは、映画に行くのを諦めた。
だって!!
せっかくの平日休暇なんですもの!
今日から市内の学校はじまるし、映画館空いてるだろーなーと期待して、今日映画に行こうと思ったのだ。
だが朔さんの予想に反して、始業式は思いの外早く終わったものらしい。
これでは、今から地下鉄乗ってっても下校ラッシュで揉みくちゃ、さらに親子連れとか友達同士とかで映画館も混んでるに違いない!!
瞬時にそう理解し、朔さんはあっさり映画を諦めた。
急がずとも、朔さんのお休みは基本日・月なのである。
また別の月曜日を狙ってやる!
映画を諦めた朔さんは、マンションに戻って自転車の鍵を取り出した。
お買物へレッツゴーである。
……が、その大型スーパー?では、「1」の付く日は安売りだか会員特典だかをやっているらしく、親子連れで大変賑わっていた……。
結局揉みくちゃだ。
ま、それは置いておいて。
食料品は後回しにして、2階にある本屋さんに向かうエスカレーターの途中で、朔さんは何故か猛烈にプレステ2が欲しくなった。
というのも、夏に帰省した折に、弟が持って来ていたアビスなるRPGを途中までプレイしていたからである。
しかし本体・メモリーカード・ソフト共に弟の物なので、当然朔さんはしばらくプレイすることが出来ない。
そこで「出来ぬなら買ってしまえ丸ごと全部」、と誰かが囁いた。
「ボーナス出たし、カードもあるじゃん」とも誰かが囁く。
社会人とは怖いものである。
しかし結局、2階にはゲームセンターはあれどおもちゃ屋さんはなかったので野望は潰えたのである。
そしてここで朔さんは悩んだ。
自然な流れで、おもちゃ屋さんがあればプレステやソフト諸々が買えると思ったけれど、それは果たして本当なのだろうか?と。
おもちゃ屋さんは、プラモデルやジグソーパズル、人形、おままごとセットなどを販売している所なのでは?
ゲームはゲーム屋さんに買いに行くのが筋なのではなかろうか。と。
しかしここでまた悩んだ。
どうも、「ゲーム屋さん」を想像しようとすると、レンタルビデオショップが出てくるのである。
そもそも「ゲーム屋さん」は存在するのだろうか……?と。
大手古本屋さんが、本の他にもCDやゲームソフトを売っているのを見たことはあれど、あれはちょっと違う気がする。
思えば、ゲーム関連はこれまで弟に任せっきりだったので、朔さんは自分で何かを買ったことがなかった。
というわけで、朔さんはどこへ行けば(新品の)プレステが手に入るのかさっぱり分からない。
ついでにこの辺の地理にも疎いので、おもちゃ屋さんの場所もゲーム屋さん(そんなものがあれば)の場所もさっぱり分からない。
弟にこんな初歩的なことを訊くのもアレなので、たぶん朔さんはこの先ずっとプレステをこの手に出来ないままであろう。
……あああ。
年末まで待ってたら、アビスどこまで進んだか忘れちゃうよ。
確か根暗ッタ(本名忘れた)を倒したところまで行ったはず。
しかし今現在で既に、これから何処へ進むのかも忘れてるよ……。
そして弟よ。
君は年末、実家へ帰って来るのかい?
帰って来なくてもいいから、おねー様が恙無くゲームを再開できるように、ソフト諸々だけは郵送してくれたまえ!
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