ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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さて皆さん、覚えておいでだろうか。
ココで朔が、定期視聴すると宣言したアニメたちを。
今日はその途中経過および感想をまとめてみる。
・ちはやふる
これは最後まで観れました
毎回録画してたのですが、やっぱ定期的に見るというのは出来なくて、最後はかなりまとめての視聴になりましたが。
しかもそれすらもう結構前の話なので、今更何と感想を……。
あ、そうだ。
瀬をはやみ~の札について。
たしか、小学生のちはやちゃんが新くんと最初にカルタをした時、取った札が「瀬をはやみ」だったと思うのですが。
そして、昇級を賭けて太一と肉まんくんが対戦した時、運命線(でしたっけ?)で勝敗を分けた札も「瀬をはやみ」だったような。
そして太一は、この札を取れずに負けちゃうんですよね。
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
この歌は、荻原規子さんの『空色勾玉』が好きな人ならだれでもご存じのように(笑)、
流れがはやいので、岩にぶつかって二手に分かれてしまう滝川だけれど、
いつかはまた元のように一つになりたいと思っている(朔流の訳)
という、別離の末にまた再会したいね、という恋の歌ともとれる歌です(でも本当は、讃岐に流された崇徳院が、いつかまた都に戻りたいなぁという恨み節の歌かも。笑)。
それを踏まえて↑の展開を考えると、札を取れたちはやちゃんは、一旦は転校という形で新くんと別れてしまいましたが、やっぱり最後にはくっつくのかな、と。
そしてこの札に泣かされた太一の方は、最終的にちはやちゃんを諦めざるをえないのかな、と思いました。
まぁ、原作は今も続いているようですし、朔はそちらの展開を知らないので、あくまで勝手な推理というか印象ですけどね。笑
でも、もしも、そういう流れを想定しての札のチョイスだったとしたら、作者の人って、驚くほど先の展開まで読んでお話を組み立ててるんだな~と思いました(上から目線ですみません)
どうやらアニメの2期があるらしい?ので、楽しみに待ちたいと思います
そういえば、この夏も近江神宮でカルタの大会があったようですが、新聞でちらっと記事を読んだところ、京都も滋賀もそれぞれのトップ校(高校)が代表に選ばれていて、ああやっぱ賢い人たちのやるものなんだな、と思いました。笑
いつかはT君も出場するのかな~
・ふしぎの海のナディア
ううう、これは何話か見逃した……。
たぶん今、真ん中くらいまで進んでるはず。
オリンピックを挟んで放送中止になっているので、どこまで観たのかすでに記憶が曖昧なんですが、海底にある墓地みたいなところに納骨しに行くところまでは確実に観ました。
やっぱり当初の感触通り、安心の面白さです
なんか観てて「良心的だな~」とほっとする感じ?
最近のアニメにはない感じですよね。笑
・へうげもの
これは、もう……。
観る度に度肝を抜かされる感じなのですが
最近一番笑ったのは、信長を弔うために古田織部(さすけ)が考案した旗ですかね……。
ナ ン ダ ア レ 。
どこぞのジャニーズの応援旗みたいじゃん……。笑
もうなんか、ぶっとびすぎていて、相変わらずどういうテンションで観ていいのか分かりません。
時々、観ることさえ苦痛になりますが、義務感で観てる。
最後まで観たら、きっと何か残るものがあると信じて。笑
でも気付いてしまったのですが。
どうも最近、朔の感覚からするとどういうジャンルに分類してよいのか分からない作品が世間的にウケているようですね。
朔の感覚が時代遅れなようです。
なぜそう思ったのかというと、帰省中に「主に泣いてます」というドラマを観たため。
これは点けっぱなしだったTVで偶然観たのですが、いやはや、1話から観てるわけじゃないので人物相関図が全く分からず、しかもいろいろとぶっ飛んだ展開が多く、何をテーマにしてるのか皆目見当もつきませんでしたが、それでもあまりの展開に笑ってしまいました。
そう、「へうげもの」のように。
なんなんだろう、最近はテーマとかジャンルとか関係なく、面白おかしければそれで良いっていう風潮なんだろうか。
とも考えるのですが、該当作品が2つに増えたので、たぶん朔のキャッチ能力が低下しているだけなんだろうという結論に達しました。
若者の感性にはついていけません……。苦笑
ついていけないと言えば、最近のラノベのタイトルで、「○○が××で□□な△△云々」みたいな、一文になってる長ったらしいものも、最初は面白い発想だな~と思ってましたが、なんか乱発されるに至って訳が分からなくなりました。
あれ何なんだろう。
あ。実はすべて同じ作者が出してるシリーズものだったりして??
とまぁ、しばらくTVを観ないでいるうちに、時代のトレンドに取り残されつつある朔さんです。笑
ケータイだって未だに二つ折りだしね!
あ、今一番楽しみに観てるアニメは、「超訳百人一首 うた恋い。」です
原作は随分前から本屋さんに平積みになってるのを見かけてましたが、なんとなく食わず嫌いしてました
が、ニコ動に公式配信があったから観てみたら、めっちゃ面白い
魅せ方が上手いし、歌は有名どころばっかり出てくるので、思わずテンション上がります。笑
思わず、原作買ってみようかなと思ったり。
それにしても、ちはやふるに続き、ここのところ百人一首フィーバーですね。笑
良いぞ良いぞ、これで古典好きな人が増えるといいな~
うた恋い。に抵抗のない人なら、小泉吉宏さんの「まろ、ん?―大掴源氏物語」もオススメです。
源氏物語の漫画版といえば、大和和紀さんの「あさきゆめみし」があまりにも有名ですが、少女マンガはなんだか照れくさい、という人にも「まろ、ん?」は大のオススメです。
だって、登場人物はみんな栗とか豆ですもの。笑
朔はこれを大学時代の友人(現在は京大の院に籍を置いて、某私立高校の講師をやってる)に薦められて読んだのですが、読みやすかったです。
ああ、そうだ。
書いてるうちに思い出した。
なんでそんな古典のことを思い出したかというと、今日大学時代の友達とメールしてて、異動で9月から東京に行くことを「東下ってくる」って表現してたからだった。笑
丁度「うた恋い。」で観た最新話の中に「東下り」があったので、メール見た瞬間に業平を思い出したんだった。
唐衣 きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ
名にし負わば いざ言問はん都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
この二首しか覚えてないけどね!笑
古典ブーム、もっと来ないかな~
ココで朔が、定期視聴すると宣言したアニメたちを。
今日はその途中経過および感想をまとめてみる。
・ちはやふる
これは最後まで観れました
毎回録画してたのですが、やっぱ定期的に見るというのは出来なくて、最後はかなりまとめての視聴になりましたが。
しかもそれすらもう結構前の話なので、今更何と感想を……。
あ、そうだ。
瀬をはやみ~の札について。
たしか、小学生のちはやちゃんが新くんと最初にカルタをした時、取った札が「瀬をはやみ」だったと思うのですが。
そして、昇級を賭けて太一と肉まんくんが対戦した時、運命線(でしたっけ?)で勝敗を分けた札も「瀬をはやみ」だったような。
そして太一は、この札を取れずに負けちゃうんですよね。
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
この歌は、荻原規子さんの『空色勾玉』が好きな人ならだれでもご存じのように(笑)、
流れがはやいので、岩にぶつかって二手に分かれてしまう滝川だけれど、
いつかはまた元のように一つになりたいと思っている(朔流の訳)
という、別離の末にまた再会したいね、という恋の歌ともとれる歌です(でも本当は、讃岐に流された崇徳院が、いつかまた都に戻りたいなぁという恨み節の歌かも。笑)。
それを踏まえて↑の展開を考えると、札を取れたちはやちゃんは、一旦は転校という形で新くんと別れてしまいましたが、やっぱり最後にはくっつくのかな、と。
そしてこの札に泣かされた太一の方は、最終的にちはやちゃんを諦めざるをえないのかな、と思いました。
まぁ、原作は今も続いているようですし、朔はそちらの展開を知らないので、あくまで勝手な推理というか印象ですけどね。笑
でも、もしも、そういう流れを想定しての札のチョイスだったとしたら、作者の人って、驚くほど先の展開まで読んでお話を組み立ててるんだな~と思いました(上から目線ですみません)
どうやらアニメの2期があるらしい?ので、楽しみに待ちたいと思います
そういえば、この夏も近江神宮でカルタの大会があったようですが、新聞でちらっと記事を読んだところ、京都も滋賀もそれぞれのトップ校(高校)が代表に選ばれていて、ああやっぱ賢い人たちのやるものなんだな、と思いました。笑
いつかはT君も出場するのかな~
・ふしぎの海のナディア
ううう、これは何話か見逃した……。
たぶん今、真ん中くらいまで進んでるはず。
オリンピックを挟んで放送中止になっているので、どこまで観たのかすでに記憶が曖昧なんですが、海底にある墓地みたいなところに納骨しに行くところまでは確実に観ました。
やっぱり当初の感触通り、安心の面白さです
なんか観てて「良心的だな~」とほっとする感じ?
最近のアニメにはない感じですよね。笑
・へうげもの
これは、もう……。
観る度に度肝を抜かされる感じなのですが
最近一番笑ったのは、信長を弔うために古田織部(さすけ)が考案した旗ですかね……。
ナ ン ダ ア レ 。
どこぞのジャニーズの応援旗みたいじゃん……。笑
もうなんか、ぶっとびすぎていて、相変わらずどういうテンションで観ていいのか分かりません。
時々、観ることさえ苦痛になりますが、義務感で観てる。
最後まで観たら、きっと何か残るものがあると信じて。笑
でも気付いてしまったのですが。
どうも最近、朔の感覚からするとどういうジャンルに分類してよいのか分からない作品が世間的にウケているようですね。
朔の感覚が時代遅れなようです。
なぜそう思ったのかというと、帰省中に「主に泣いてます」というドラマを観たため。
これは点けっぱなしだったTVで偶然観たのですが、いやはや、1話から観てるわけじゃないので人物相関図が全く分からず、しかもいろいろとぶっ飛んだ展開が多く、何をテーマにしてるのか皆目見当もつきませんでしたが、それでもあまりの展開に笑ってしまいました。
そう、「へうげもの」のように。
なんなんだろう、最近はテーマとかジャンルとか関係なく、面白おかしければそれで良いっていう風潮なんだろうか。
とも考えるのですが、該当作品が2つに増えたので、たぶん朔のキャッチ能力が低下しているだけなんだろうという結論に達しました。
若者の感性にはついていけません……。苦笑
ついていけないと言えば、最近のラノベのタイトルで、「○○が××で□□な△△云々」みたいな、一文になってる長ったらしいものも、最初は面白い発想だな~と思ってましたが、なんか乱発されるに至って訳が分からなくなりました。
あれ何なんだろう。
あ。実はすべて同じ作者が出してるシリーズものだったりして??
とまぁ、しばらくTVを観ないでいるうちに、時代のトレンドに取り残されつつある朔さんです。笑
ケータイだって未だに二つ折りだしね!
あ、今一番楽しみに観てるアニメは、「超訳百人一首 うた恋い。」です
原作は随分前から本屋さんに平積みになってるのを見かけてましたが、なんとなく食わず嫌いしてました
が、ニコ動に公式配信があったから観てみたら、めっちゃ面白い
魅せ方が上手いし、歌は有名どころばっかり出てくるので、思わずテンション上がります。笑
思わず、原作買ってみようかなと思ったり。
それにしても、ちはやふるに続き、ここのところ百人一首フィーバーですね。笑
良いぞ良いぞ、これで古典好きな人が増えるといいな~
うた恋い。に抵抗のない人なら、小泉吉宏さんの「まろ、ん?―大掴源氏物語」もオススメです。
源氏物語の漫画版といえば、大和和紀さんの「あさきゆめみし」があまりにも有名ですが、少女マンガはなんだか照れくさい、という人にも「まろ、ん?」は大のオススメです。
だって、登場人物はみんな栗とか豆ですもの。笑
朔はこれを大学時代の友人(現在は京大の院に籍を置いて、某私立高校の講師をやってる)に薦められて読んだのですが、読みやすかったです。
ああ、そうだ。
書いてるうちに思い出した。
なんでそんな古典のことを思い出したかというと、今日大学時代の友達とメールしてて、異動で9月から東京に行くことを「東下ってくる」って表現してたからだった。笑
丁度「うた恋い。」で観た最新話の中に「東下り」があったので、メール見た瞬間に業平を思い出したんだった。
唐衣 きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ
名にし負わば いざ言問はん都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
この二首しか覚えてないけどね!笑
古典ブーム、もっと来ないかな~
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