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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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10月30日。晴れ。演奏会日和
2006.10.31 (Tue)
もうめっちゃ楽しかった!!

 30日……それは、同志社大学の寒梅館ハーディーホールにドイツのジルヒャー男声合唱団が来た日!!

 ちなみに言っておきますが、朔は同大生ではありません。
 まぁ本命落ちたら行ってましたが。滑り止め合格してたので。

 同志社は…お金持ちなんだろうなぁとは思ってたけど、ハンパないお金持ちさでした。
 公立大学に通う身としては、これが大学?!と唖然とするより他ないというか……。
 今回使わせて頂いた寒梅館ですが、たぶん大学の付属施設なんですよね?
 めっちゃ綺麗!
 7階+地下(音楽ホール)で、レストランとか何軒も入ってるし、音楽ホールが推定2つかそれ以上あるし、舞台袖から上がった2階奥には、「同時通訳室(1)」とかいう部屋があったし……。
 この(1)ってとこがポイントですよね。きっと(2)があるはず(笑)
 それにしたって、同時通訳室って……うちの大学ではそんな名前聞いたこともないよ。
 それに、なぜあんなにもレストランが?!
 中でも7階のレストランで打ち上げしたんですけど、なんかめっちゃ高級そうでしたよ?!
 私大ってすごい……。
 まぁ朔は、親に高い授業料払ってもらって優雅に暮らすよりは、良心的な授業料で好きな勉強をしつつお茶とか自分の趣味にお金費やす方が断然良いですが。趣味ならいいけど、勉強にお金を掛けることが嫌いなのです。だから塾にも予備校にも行ってない。
 私大って授業料も高い上に、何かにつけて寄付金だのあるらしいし……。
 公立受かって良かったぁ。

 朔はコネで、午後1時くらいからずっとリハを見せてもらってました。
 一番延々とリハしてたのは、DMCの皆さん。女声合唱です。
 朔は小学4年生の時から高校卒業までずっと混声でした。
 (まぁ小学校の時は混声と言っても男子は声変わりしてませんでしたけど/笑)
 女声合唱は高校のコンクールくらいでしか聞いたことがなかったので、大人の女声合唱は初めてでした。
 感想は……「ああ、皆さん誇りをもって歌ってはるんやろうな」です(笑)
 面白かったのは、第Ⅱ部の『モーツァルトの百面相』♪
 モーツァルトの曲をメドレーにアレンジして、歌詞はモーツァルトの生涯を追っていくという…たぶんそんな歌。
 最初は『フィガロの結婚』から始まるんですよ~♪ 楽し~い♪
 入場の仕方とかも、工夫があって面白かったです☆
 いいな~、朔ももう一度歌いたい……!!
  
 好みから言わせてもらえば、朔は女声合唱よりも断然男声合唱です!!
 (何でだろ? ……自分では出せない声だから?)
 さらに言わせてもらえば、日本人よりも断然外国の男声合唱団のが好きです。
 よっぽど上手い団体でなければ、日本人男声合唱団は聞くに堪えないというか……
 なんかな~、やっぱ違うんだよな~、骨格の違いのせいかな……。
 声の張りとかまろやかさとか、もちろん言葉の響きが違うせいもあるかもだけど……。
 もう、響きが全然違うんだよね。
 (そういえばウィーン少年合唱団の演奏は聴いても、日本の少年少女合唱団とかの歌は聴きたいと思ったことすらないな)
 真似できないな~。
 日本人でも、壮年の域にかかった男声合唱団ならある程度の渋みと張りがあるような気がするけど……。
 ま、素人の意見ですが(笑)

 なんでこんなことを書いたのかと言えば、今回の演奏会で賛助出演した某有名男性合唱団の演奏が聴くに耐えなかったから……。
 まぁ…ジルヒャーの後だったから余計に落差が浮き彫りになったと言うか……有名とは言っても所詮アマチュアだし学生だし……。
 あれもしかして高校生も混じってた? 高校生と大学生の混合チーム?
 だとしたらイタイなぁ~。
 高校生男子なんて、まだ声が安定してないじゃん。
 もし全員大学生だったとしたら……「お願い。自分たちの音(演奏)をよく聴いて」と言って差し上げましょう。
 テノールでは自分が自分がって(声が)前に出てきて悪目立ちしてる人がいるし、パートの声量バランスが取れてないし、一体お互いの声を聴いているのか?と思うような演奏だし……聴いてて気持ち悪かった。
 なんか、若かりし頃の朔たちも自分では気付いてなかっただけでああだったのかな……と思うと怖いな……(^-^;)
 母校の名誉のために言っておくと、毎年全国大会出場の強豪校でしたけどね。

 ジルヒャーの皆さんは……ステキです♪
 歌、安心して聴けます♪
 言葉が分からなくても、心地良いです(*^_^*)
 しかも、そもそも前日に茶道体験教室でお会いした時からフレンドリーな方たちだなぁと思ってはいましたが……
 なんと、演奏CDを下さいました!
 そして、打ち上げ(会費7000円)にご招待下さいました!
 朔は全くドイツ語を知らないし英語だって超不自由なのに、暖かい眼差しで迎えて下さいましたよ☆
 特に朔が好きになったのは、ピアニストのお姉さん☆
 茶道教室でいろいろと話し掛けてくれた時から朔はメロメロだったのですが(言うまでもなく綺麗なお姉さんです)、今日会った時も朔のことを覚えてくれていたらしく目が合う度に笑いかけてくれるし、伴奏者だと知ってリハを見てからさらに好きになり、打ち上げでCDにサインくれたことでファンになりました(笑)
 綺麗なお姉さんのことを嫌いな人なんてこの世にいるでしょうか(笑)
 打ち上げは立食形式だったので、皿に好きなだけ盛ると朔は友達と奥の椅子の並んでいるところへ避難したのですが…あっという間にジルヒャーの皆さんが集まって来られ……
 いつの間にか朔は友達と逸れて1人で囲まれてました(笑)
 その間友達は、やっぱり団員の方とドイツビールについて熱く語り合っていたそうです(笑)
 で、朔はと言うと……
「(詩吟の着物姿の人を指し示し)どうして草履はあんな形なのか?」
 という質問をされたり(笑)、
「ドイツにはいつ来るの?――来年春の予定」「大学では何の勉強してるの?――国語学」「普段放課後は何して遊ぶの?――家に帰る」
 と質問責めでした(笑)
 特に最後の質問では、朔の答えに「信じられない!」とすごいびっくりされました(笑)
 だって、ホントに家に帰るもん。買い物してご飯の用意しなきゃいけないし。
 そもそも最近は学校から家に帰る時間が日付が変わる前後だったりしたから、どこにも寄れないよ(笑)
 その後朔は指揮者、団長、ピアノのお姉さん、フルートのお姉さんなど8人のサインを貰ったのですが……
 顔と名前が一致するように、プログラムの団員紹介の横に特徴をメモってたら、
「何て書いてあるの?」と質問され……
 やばい、どうしよう……と思ったものの、咄嗟に頭が廻らず馬鹿正直に直訳で”red face”と答えたら、爆笑されました(笑)
 バス歌ってたおじさん、明らかに飲みすぎで顔が真っ赤だったんです(笑)
 朔の隣りの椅子に移って来たときも、奥さんに「飲みすぎだから座ってなさい」みたいなこと言われてたし。
 しかもその笑いは、奥さんが言いふらすから他の団員にまで伝わってしまいましたよ(笑)
 恥ずかしかった~。あんなに笑われるとは。
 続けて「若いお兄さん」とメモったのも訊かれ、まぁ気分的には”nice guy”が適当だったけど本人(とその奥さん)を目の前にしてそんなことは言えず、ごまかしました(笑)
 しかし新たな疑惑を生んだやも?
 そう言えばこのお兄さん、茶道体験教室でも朔のグループで熱心に質問してくれたよなぁ。
 あれはちょっと困った(笑)

 ああ~、ホンマにお茶やってて良かった。
 茶道してなかったら、朔の京都生活はここまで充実してなかっただろうなぁ。
 都をどり、葵祭、祇園祭、時代祭……など京都の伝統行事に参加出来たのも茶道のおかげ、
 国際文化交流に携わることができたのも、茶道のおかげ。
 思えば初めて海外に行った高校2年生の夏、朔は日本の文化についてホストファミリーに質問されても何にも答えられなかった。
 だけど今なら、茶道の歴史や古都京都が誇る伝統について、たどたどしい英語でなら説明できるようになった(気がする)よ。
 あと今回は、「京都で」お茶をする有意義性をひしひしと感じた。
 各業界のトップは大抵茶道の心得あるもんね……(あの小泉さんすら首相時代には初釜に参加してたし)。
 某有名お漬物屋さんのトップが、某茶道支部のトップだったり……。
 今回も、茶道の先生の持ってはる人脈の広さにびっくりしました。
(そしてさらに打ち上げで名刺交換を行い、人脈はますます広がっていく☆)
 すごいよなぁ。みんな挨拶に来るもんなぁ。
 茶道を通して縦にも横にも人間関係が広がっていく感じ。
 朔ですら、祇園さんに小さなコネができたし、今回もこうやってリハにも打ち上げにも潜り込ませてもらったし。
 親の力じゃなくて、自分の力でコネを作れたことがちょっとだけ誇らしいかな(^-^)
 なんか、大人の世界を垣間見た感じ?

 お徳だな~、茶道♪

ああ、本当に今日は楽しかった。はやくCD聴きたい♪

ではでは。

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