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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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北野をどり
2009.04.20 (Mon)
初めて観てきました~、上七軒の北野をどり

 鴨川周辺にある他の4花街とは、また一風趣が違ってました。
 
 最初はなんと舞踊劇。
 地方さんの唄の他に、役者?さんによる台詞があるんですよ、台詞が!
 しかも「大好きじゃ」なんてのもあってびっくり
 大好きって…いつ頃から使われはじめた言葉だろう、なんて国語学的観点から考えてみたり。笑
 この舞踊劇の演目は「龍神の嫁」だったのですが、龍神役の芸妓さん・梅嘉さんの格好いいこと!
 本当に宝塚の男役さんみたいでした
 背も高いし、何より高笑いしたときの低い声色づくりもすっごく堂に入ってました
 それにしても「龍神の嫁」…。
 定石通り、人間の若い男女の仲を竜神様が裂くものとばかり思っていたものの、まさかそうくるとは…
 民俗学では結構扱われる、 婚とはね。
 しかも、そこでお母さんがくるかー! という大スペクタクル?笑
 最後まで展開が読めずすっごい面白かったです
 あ、舞台転換のほとんどが、役者を地方さんたちがいる方の廊下?(用語忘れた)へ写し、その間に背景を替えるってパターンでした。
 なんかこの辺も違うなーと。
 あと、太刀まわり?のとき、舞台そでから拍子木打つ人が飛び出してきてぎょっとした。笑

 15分の休憩の後は純舞踊。
 上七軒さんは只今6人しか舞妓さんがいないそうで(宮川町はもっと少ないみたいです)、うち1人は茶席当番なので、5人で舞ってはりました。
 やはり人数少ないってのも、見応えあるなー。
 でも都をどりは最初と最後の総をどりを観ないと観た気がしないんだけど。笑
 
 最後の総をどりは「上七軒夜曲」。
 芸舞妓さんも口ずさみながらの、なんとも晴れやかなおどりでした
 芸妓姿の梅嘉さんも素敵でした!



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