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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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ありがとう!!
2005.11.30 (Wed)
 今日、というかもはや昨日ですが。
 4月からはじまったバイトが終わりました。
 ありがとう、ギ〇ン●ー◎ー!!
 数々の貴重な体験と、素敵な想い出を頂きました。
 ホンマに楽しいええバイトでした(しみじみ)。


 朔のバイト先は、試験的に今年からはじまったものでした。
 観光客さんを相手に、略盆(盆略点前)を教えるというもの。
 朔はそこで講師役として、ベテランさんと2人でせっせと働いていました。
 学生の朔にしてみたら時給も非常に割りのいいバイトで、
 しかもベテランさんと一緒に働くことによって得られる知識も多く、
 タダで舞妓さんの舞や、大蔵流茂山社中の狂言、池坊の華道、雅楽、お琴、
 浄瑠璃(文楽)、も観られるという非常に美味しいバイトでした。
 
 12,1,2月はギ〇ン●ー◎ー自体が閉館になるので、
(例外的に土日祝日は、1階のショーはやるそうですが)
 朔たち茶道体験教室は今月一杯で終わりなのです。
 どうでしょう、来年も続くでしょうか。
 難しいだろうなぁ。
 あまり期待はしない方が良さそうです。
 他にバイトを見つけなければ。

 ギ〇ン●ー◎ーは花見小路を下がった、祇園甲部歌舞練場と同じ敷地内にある
 戦前に造られた古い建物です(ここまで書いたらもはや伏字にする意味が……)。
 普段は2階までしか使っていないようなのですが……
 すっごいですよ! 上は! 
 5階建て&屋上になっていて、何を隠そう朔は5階まで探検しました(笑)
 まっくらですごい怖かったです。
 どうやら3階以上は映画館?もしくは劇場になっているようでした。
 なぜ断定でないかというと、ホントに真っ暗で何も見えなかったからです。
 でも多分映画館かな? 舞台の奥がぼーっと白くなっていたので。
 今日はバイト最終日ということで(どういう理由かイマイチ判りませんが)、
 いつもは入った事のない事務所の上にも上がらせてもらいました。
 二階の一室になんと、「診療室」のプレートが!
 ちょうど29日は、舞妓さんや芸妓さんたちの健康診断がそこで行われたみたいです(笑)
 さらに、会議室にも入らせてもらいました。
 モッダ~ン!な感じでした。照明とかも古風で、それがかえって新鮮で。
 なにより椅子と机の配置が、現代の殺風景な会議室と違っていて、なんとも華やかでした。
 ちょっと裁判所ちっくな?(それってどんなだ…とお思いでしょうね)
 公と私というかハレとケというか、喩えていうならデパート行くのに一張羅に着替えていくような、
 そんな時代が確かにあったんだなぁと感じました。

 返す返すも、こうして終わってしまったことが惜しいです……。
 もっと探検したかった……(そこか)。


 最後のお席には、フィリピンと韓国から19人のお客様がいらっしゃいました。
 朔はひとりで9人のお客様を受け持ちまして……
 ひととおりのレクチャーが終わって質疑応答になった時、
「どうして茶会を開くの?」と訊かれた朔は、答えられませんでした(汗)
 どうして? そんなこと考えたこともありませんでした。
 まだまだです。ほんっとにまだまだです。
 いろいろとお客様から学ぶことも多かったギ〇ン●ー◎ー。


 本当にありがとうございました!!

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