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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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衝撃の事実
2005.07.06 (Wed)
 《テト》シリーズ、完結しました。
 朔の手元で、だけですけど。
 これから順次UPしていく予定です。

 ところで、書き終わってからで何なのですが、朔は今まで考え違いをしていたことに気付きました。


 この作品郡、「《テト》シリーズ」じゃなくて、「《テト》シリーズ・月華編」だったんです!!


 これには作者もびっくり。
 『天満月の夢』の続編を書いているつもりの朔にとっては、あくまでテトと並ぶもうひとりの主人公はムーンだったんですけど、実際は違うかったようです(汗)

 なんと、月華だったんですよ!

 ラストを書き終わり、何だか変だぞ、どうしてこうなったんだ、と思った時、突然そうわかったんです。
 そうか、おまえか、と。

 今にして思えば、遊び半分に月乃を投入し、竹取物語なんて語らせた辺りから物語りはあらぬ方向へと独り歩きしていったような気がします。
 そう、まさに独り歩き。
 馬鹿な作者は、最後の最後まで、登場人物たちに振り回されていることに気付きませんでした……

 かわいそうなのはムーンです。
 主人公の座を追われ、同情に耐えません…
 きっとぼんやりしているムーンは、あくの強い他の登場人物たちの間に割り込むことができなかったんですね……哀れ(涙)

 あまりに可哀想なので、後日談を書こうかと思ってます。
 てゆーか、《テト》は一話読みきりのカタチで続投するんじゃないかと思われます。
 たぶん。

 ではでは、いよいよラストスパートに入ろうかという《テト》シリーズ(月華編)、宜しく最後までお付き合い下さい。

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今後の創作活動について
2005.07.04 (Mon)
 公開はまだ《テト》6-2までしかしてませんが、朔は今、7-6を書いているところです。
 佳境も佳境、大団円間近か、という感じ。
 なんだか不思議な感じです。
 朔はこれまで何度か創作熱に浮かされてきましたが、結局最後まで書ききったのって、この《テト》シリーズでやっと4作品目。
 反対に、書き始めたものの放置してあるものや、構想だけのものはその3倍くらい。
 だから、やっぱり自分の書いた物語が最後を迎えるのって、感慨深いものがあるなぁ。
 最後は、『天満月の夢』からも加勢してもらって、なんとか収拾をつけ(られると思い)ます。
 どうだろう、いい感じに収まるだろうか。
 今書いてる時点ではやくも大混戦というか、登場人物入り乱れというか(笑)
 ま、なんとかなるでしょう。

 で、《テト》シリーズが終わった後には、愈々『天満月の夢』を御目文字に掛けます。
 これについても今悩んでいるんですが、どうしようかなぁ。
 従来の『天…』は、「三人称形式デスマス語り口調」でした。
 でも、ここで公開するにあたり、《テト》に倣ってテトの視点からによる一人称に書き換えようかなぁと思ったり。
 でもこれが、結構難しい。
 でもって、結構楽しい(笑)
 いろいろと遊んでます(朔が)♪
 ま、そんなわけで、たぶん『天…』は、文学賞に応募したテキストのまま公開、ということにはならないかと思われます。
 他に試してみたいこともあるし。

 楽しみにしておられた方。
 ごめんなさい、がっかりしないで下さいね。

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何となく
2005.06.24 (Fri)
 昨日、共同出版について話し合うため、大阪に行ってきました。
「なんとなく」勢いで賞に応募し、なんだかわからないけど、話を持ちかけられたから「なんとなく」行ってみた、というところが正解かもしれません。
「作家になりたい」という願いは、思っているだけで叶えられるものではありません。
 さらに、作家として生きていくことができるのは、ほんの一握りの人だけです。
 朔もそろそろいい歳なので、世の中そんなに甘くないと、ひしひしと感じています。
 でも! 朔の信条は「なんとなく」なのですよ、これが!!
 理由も理屈も、他人に説明するためにある程度は捏ねてみるけれど、さして朔の生き方に指針があるわけではなく。
 けれど妙なこだわりと頑固な性格のおかげで(?)、決して流されるままに生きているわけではありません。
 振り返ってみると、ああ、あれで良かったんだな、という感じです。
 好きなものに理由なんてなく、いいな、素敵だなと思ったものが、「好きなもの」。
 反対に、なんとなく嫌なものはとことん嫌います。

「作家になりたい」と思うのは、決まって勤め人は自分には向かないなぁと思う時。あとは、憧れの作家さんについて想う時。
 そもそも朔は小さい頃から本に囲まれてたら幸せ、という性分なので、本屋の従業員だろうが図書館司書だろうが出版社勤務だろうが、作家さんだろうが、どれでも最高といった感じです。
 でも、今の気持ちのベクトルは「作家」に大きく傾いています。なんとなく。

 プロデューサーの方との話し合いの結果、共同出版のあまりに高額な(朔にとって)自己負担額に笑うしかなく、今コストダウンの調整をしてもらっています。
 さてどうなるでしょう。
 少し真剣に、「本を出版することの意味」「どうして作家になりたいのか」について考えてみようかなぁ。
 でも、これまでの人生を鑑みるに、その場の勢いとなんとなく、で落ち着くべきところに落ち着いてきたから、これからもそうかもな。
 あせらず、ゆっくり。しかし機をみるには敏感に。チャンスと思えば即断即決。
 最後の一歩をためらうような生き方はしたくない朔なのでした。


  追伸 出版社の方にお訊きしたところ、
     インターネットで応募作品を公開するのは差し支えない
     ということでした。
     《テト》の切りの良いところで
     『天満月の夢』をお届けできればと思っています。

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運命の廻りはじめた夜
2005.05.28 (Sat)
  全く予期していませんでした。
  まさかこんなことになるなんて…

 夕べ、家に帰ると一通の封書が届いていました。
 差出人は、以前作品を応募した出版社から。
 入賞はしなかったけれど、「共同出版」というカタチで
本にしてみませんか――
 というお誘いの内容でした。

 一夜明けた今でも、ドキドキしています。
 少しの期待と、少しのとまどいと、ちょっぴり大きな不安と。
 入賞は逃したのに、なぜ――という思い。
 
 でも、とにかく会ってお話を伺ってみようと決めました。
 この先どうなるか、それはまだ朔にもわかりません。
 
 でも、踏み出さないことにははじまらないから――

 よし、頑張るぞッ!

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