忍者ブログ
ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
[15]  [14]  [13]  [12]  [11]  [9]  [8]  [7]  [6]  [5]  [4
        
   
[PR]
2024.11.27 (Wed)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

        
   
何となく
2005.06.24 (Fri)
 昨日、共同出版について話し合うため、大阪に行ってきました。
「なんとなく」勢いで賞に応募し、なんだかわからないけど、話を持ちかけられたから「なんとなく」行ってみた、というところが正解かもしれません。
「作家になりたい」という願いは、思っているだけで叶えられるものではありません。
 さらに、作家として生きていくことができるのは、ほんの一握りの人だけです。
 朔もそろそろいい歳なので、世の中そんなに甘くないと、ひしひしと感じています。
 でも! 朔の信条は「なんとなく」なのですよ、これが!!
 理由も理屈も、他人に説明するためにある程度は捏ねてみるけれど、さして朔の生き方に指針があるわけではなく。
 けれど妙なこだわりと頑固な性格のおかげで(?)、決して流されるままに生きているわけではありません。
 振り返ってみると、ああ、あれで良かったんだな、という感じです。
 好きなものに理由なんてなく、いいな、素敵だなと思ったものが、「好きなもの」。
 反対に、なんとなく嫌なものはとことん嫌います。

「作家になりたい」と思うのは、決まって勤め人は自分には向かないなぁと思う時。あとは、憧れの作家さんについて想う時。
 そもそも朔は小さい頃から本に囲まれてたら幸せ、という性分なので、本屋の従業員だろうが図書館司書だろうが出版社勤務だろうが、作家さんだろうが、どれでも最高といった感じです。
 でも、今の気持ちのベクトルは「作家」に大きく傾いています。なんとなく。

 プロデューサーの方との話し合いの結果、共同出版のあまりに高額な(朔にとって)自己負担額に笑うしかなく、今コストダウンの調整をしてもらっています。
 さてどうなるでしょう。
 少し真剣に、「本を出版することの意味」「どうして作家になりたいのか」について考えてみようかなぁ。
 でも、これまでの人生を鑑みるに、その場の勢いとなんとなく、で落ち着くべきところに落ち着いてきたから、これからもそうかもな。
 あせらず、ゆっくり。しかし機をみるには敏感に。チャンスと思えば即断即決。
 最後の一歩をためらうような生き方はしたくない朔なのでした。


  追伸 出版社の方にお訊きしたところ、
     インターネットで応募作品を公開するのは差し支えない
     ということでした。
     《テト》の切りの良いところで
     『天満月の夢』をお届けできればと思っています。

拍手[0回]

PR
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]