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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2007年 初釜
2007.01.22 (Mon)
 ふっふっふ~♪
 今日は先生のお宅で初釜でした!
 それもスペシャルな初釜でした!(笑)

 例年と何が違ったかというと……
  1.いつも正客として入って下さる一般の社中の方がおらず、茶道部だけの初釜だった!
  2.T君(先生のお孫さん。小1)が……っ。きもの姿のT君が同席だった!!

 キャーーーーーーッ!!o(*~□~*)o
 なんて素敵!! 特に2番!!(笑) しかも、朔の隣に!!
 ギャーーーーーーッ!!o(*~×~*)o

 ……我ながらアホやなぁ。たったこれしきのことで(笑)
 でもね、でもね、だってT君、大好きなんです!

 でもおかげで今年の初釜は、まるっきり緊張感がありませんでした(笑)
 というか朔は、笑いを噛み殺すのが大変でした(笑)
 だってT君…可笑しすぎる……っ。

 先生宅の初釜では、朔たちは学生なんで本式じゃなくて簡略な初釜です。
 まず待合に入って、手を洗ってお席に入り、床・釜・棚を拝見し、先生の炭点前を見て、お濃茶をいただき、次に客が薄茶を点てていく。これでお終いです。

 そして濃茶の前に花びらもち(中にゴボウが入っている、お正月のお菓子)が縁高で廻ってくるのですが。
 T君、ゴボウが切れずに悪戦苦闘!!(笑)
 朔が手伝ってどうにか半分に切ったものの、今度はそれを口に運ぼうとして落とす!(笑)
 ああ、可笑しい(というか可愛い)。笑いを堪えるのが大変でした(笑)
 で、しょうがないから朔が落ちた半分を懐紙で拾いました。
 気を取り直してもう半分を食べるT君。でもゴボウは綺麗に残す、と。
 器用ですね~(笑) 
 もうすっごい可笑しかった。
 こんなに可笑しい初釜は4年通って初めてでした。

 参考までに書いておくと、例年の初釜では必ず正客以下2,3人の一般社中の方が同席して下さり、それはもう「粗相をしてはならん!」と緊張しまくりなのです。
 それが今年は朔たち学生だけですごい気楽だったし、T君がいるし♪

 ……でも何で今年は一般社中の方がいなかったんだろう……。
 これは考えれば考えるほど、ナゾです。
 今よりもずっと部員が多かった(そして朔たちよりもずっとしっかりとした先輩がいた)年でさえ、必ず一般社中の方が正客を務めて下さりました。
 それがなんで、今年に限って学生だけだったんだろう??
 ナゾだ。
 思いつく理由としては、
  1.T君の初釜&濃茶デビューのため(さすがにいきなり一般社中では…という先生の配慮)
  2.朔たちなら自分たちできちんと出来るだろうという過大評価
  3.2の逆で、あまりにも朔たちの出来が悪いので、社中の人には見せたくなかった
  4.日程の都合
 う~ん、4はないかな。去年も14日だったし。
 3も…ないよなぁ。薄茶になったら、結構朔たち放置されてたもんなぁ。
 「勝手にやって。できるでしょ」みたいな。
 有力候補はやはり1か……? T君もお免状が取れる年になったし。帛紗ばさみの中に初級の免状カード入れてて、それを朔に見せてくれたのがすっごく可愛かった! 干支の扇子も見せてくれて、もうT君てば可愛すぎ!!(笑)

 でも2も捨てがたいなぁ。先生、いつも朔たちにすごくいいお道具出してくれはるし、今日もすごい機嫌が良かったし。お菓子いっぱいくれるし(笑)。これまでも怒られたことってないんだよなぁ。
 それどころか年末に、若い頃のきものいらない?と訊かれた時は心底びっくりした。そんな高価なものいただけませんよ~~~~っ。いくらたくさんあるからって(@_@;)
 普通、たとえ要らないものでも、嫌いな相手にはあげようと思いませんよね?
 やっぱり朔たち、可愛がってもらってるよなぁ。
 馬鹿な子ほど可愛いってやつかな。
 どうしてこれまでの先輩はあんなに先生を怖がってたんだろう。これまたナゾだ~。

 で、肝心のT君の濃茶デビューですが。
 苦心の末花びらもちを食べ終わったT君。
 初めて呑むお濃茶。……ちょびっちょびっの二口で「もうええ」です(笑)
 濃茶は普通一碗を4,5人で回し呑みするのですが、T君が1人分も呑めなかったので、ほとんどお詰の朔が呑みました……(-_-;)
 さすがに気持ち悪かった……。笑いを堪えつつ急いで花びらもちを食べたせいか、まだお餅が喉につっかえてるような感じで、そこにきて2人分呑んだんだもんなぁ……。
 でもT君だから許そう(笑)
 T君の前も一回生で、1人分のノルマがどのくらいか分かんなかっただろうし。
 朔も一回生の時は、お詰の先輩にほとんど呑んでもらったもんなぁ。
 今となっては懐かしい思い出だ。

 濃茶が終わると、突如先生が隣の6畳間を開け、足が痺れたらこっちで休憩しなさいと!
 これまた吃驚!!
 去年までも、薄茶になったら自由にお手洗い行っていいよ、そのついでに足を直しなさいとは言って下さっても、今年のように座蒲団もあるし暖房もついてるし脚伸ばして休憩していいよと言われたのは初めてです!
 ええ~~ってなもんですよ。こんなに自由な初釜、本当にいいの?!って感じ。
 …と言われても、朔はちゃんとず~っと正座してましたけどね。

 やっぱり茶道っていうのは、初釜といえども自由に楽しんでいいものなのかなぁ。
 なんか、これまで先輩に教わってきた茶道がえらく厳しいほとんど脅しで苦行のような(笑)約束事ばっかりの世界だったから、不思議な感じです。
 これまでずっと、「大変」「しんどい」ばかりが強調されてました。
 朔たちはそれが嫌で、自分たちの代が中心になった2年前から変えてきたんですけど。
 だけど朔はすぐ調子に乗るので、ラフになりすぎていないか、いつもびくびく自己反省です(笑)
 それが、そんな先生から「足伸ばして休憩していいよ」なんて言われたら吃驚しますがな。
 でも本来茶道っていうのは、楽しまないとウソだもんなぁ。
 う~ん、難しいな。適度な緊張感と楽しむ心のバランス。

 でも今日の朔は緊張感なさすぎでしょう(笑)
 もうすっかりT君に気を取られてましたから!
 お詰だって言うにも関わらず(笑)

 お詰はお終いの点前をしないといけないのですが(今年は真の台子だった。一番格が高い)、
 朔はいつも気を付けているところに限ってミスしてしまいました。
 あ~あ。完璧なお点前がしたかった。やっぱり調子に乗りすぎはダメですね。
 T君がいようと、先生が良くして下さろうと、浮かれず甘えずやる時にはきちんとやらねば。

 卒業まで、先生のお宅でのお稽古も、あと8回。
 そのうちあと何回参加できるか解らないんだから……(>_<)
 ホントに泣きたくなるな、この現実。
 社会人になっても、ずっと先生の社中にいたいのに……。
 
 これからのお稽古、1つでも多く完璧なお点前ができるように集中して取り組みます!


ではでは。


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