ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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最近、よく昔のことを思い出す。
卒業が近いから?
卒業シンドローム??
でも、思い出すのは大学に入学してからのことじゃなくて、
もっと前のこと。
あることがきっかけで、中学生の時の自分の姿がぶわぁっと甦りました。
ところで朔は、中1の記憶がほとんどありません。1つか2つくらい。
だから思い出したのは、中2以降の記憶。
朔が好きだったのは、
放送室の窓際にあるテーブルの上に体育座りし、そこからテニスコートを抜けて運動場を眺めること。
それから、意味不明にテープでぐるぐる巻きになったビデオカメラ(笑)
運動場では、Mちゃんが片思いをしていたサッカー部の「ハイイロ君」(コードネーム。笑)の姿が見えたり見えなかったり。
隣の校舎の廊下を、ミスターKがこちらを向いたままパントマイムで駆け抜けたり(笑)
なぜか放送室にはテニス部のボールがいくつも転がり、それを隣の部屋で滅多矢鱈に投げまわったり。
……何やってたんやろ、ホンマに(笑)
放送部は毎日部活終了のお知らせをしないといけないので、朔もほぼ毎日遅くまで残ってました。
でも、時間が来るまで特にすることもないから、ず~っとおしゃべり。
覚えてるのは、やっぱりMちゃんの恋バナかなぁ。
それから、後輩のNちゃんの恋バナ。
可愛いよなぁ、女の子は。多分に妄想が入ってるとことか(笑)
そしてそれに一喜一憂している姿が。
それから、後輩のSには初めて宝塚のビデオを見せられました。新撰組(笑)
ちょっとしたカルチャーショック。
それから、顧問が同じ科学部に遊びに行ったり。
液状化実験の手伝いをさせられ、紙コップに入った土と水を何度も何度もトントンと机に打ちつけるというのをやりました。
未だに、何のための実験だったのか不明(笑)
でも、アンモニアの噴水実験はハデでわかり易いから好きだった。
科学部と放送部は、仲が良かったんです。
朔と、科学部の部長の子と、B-B-さんは帰る方向も一緒だったし。
3人で帰りながら、またとりとめもないおしゃべり。
毎日毎日、何をそんなに話すことがあったんだろうと思うくらい、毎日おしゃべり(笑)
放送部男子は結構マニアでプロフェッショナル志向の3人…4人?だったんで、
女子には良く解らない何かをしてたような、してなかったような。
ちなみに冒頭で挙げたテープぐるぐる巻きのビデオカメラも、男子の作品です。
なぜか解らないけど、朔はそれが好きだった。
なんか、こう、無性に……これはずしたどうなるの? これめくったらどうなるの? これどこにつながってるの? という好奇心をくすぐられると言いますか(笑)
バカやんなぁ、そんなもん作る方も面白がる方も。
だけどバカこそ、放送部の活動内容でした(笑)
朔はMちゃんに誘われて、2年生から放送部に入部しました。
で、最初、男子とどう接していいのか解らなかったんですが、
(たしか初めて放送室に行った日、遅れてやって来た男子の姿を見た途端朔はカーテンの中に隠れた)
なんか……警戒する必要もなくバカばっかりだと気付き、楽に馴染めました(笑)
注意。バカってのは、朔の中では「大好き」の次くらいに誉め言葉です。
先輩も1人いたけど、ほとんど来ないから、2年生の天下。
後輩は4人くらいいたけど、朔もどうせ入部したてだから、なんか後輩って感じしないし。
仲良かったよなぁ。
そう言えば朔、先輩って呼ばれた記憶が……あったっけ??
というか、放送部には「先輩」って単語が存在しなかったな。
みんな愛称かちゃん付けor苗字で呼ばれてたんだった。
もうとにかく後輩の特に女子がパワフルで(笑)
Nちゃんは頭いいのにやっぱり変で、なんかO君(科学部)のストーカー入ってるし(笑)
Sはもうぶっ飛んだ妄想家ではちゃめちゃ暴走気味だし(笑)
Kは後輩のくせにさんざん朔を馬鹿にするし、
そうか、この3人がいたから、毎日毎日しゃべり続けることが出来たんだな。
Hさんは常識人っぽかったから、ちょっと可哀想だった、このメンバー。
Mちゃんは中2の時に初めて同じクラスになって、
出席番号が朔と前後でした。
あ、すごい覚えてる。
真ん中の列の一番前がMちゃん。その後ろが朔。
Mちゃんの隣は、長□君。朔の隣が中△君。
長□君と中△君は幼馴染でサッカー部仲間で、同じくらい成績が悪く、同じくらいモテてました(笑)
で、Mちゃんの片思いの相手ハイイロ君も、やっぱり長□君や中△君と同じ小学校出身・サッカー部なんですよね。
「友情・協力」の名の下に、ハイイロ君の動向の探りを入れるため、何度彼らに接近したことか(笑)
そして、何度おバカな彼らのために、朔たちが授業の内容を噛み砕いて説明してあげたことか(笑)
楽しかったよな。2-6も。
級訓が「爆笑小僧」だったもんな。
これも中△君の提案で、朔は最後まで反対したのに(クラスの話し合いそっちのけで、隣同士で議論してた)、押し切られました。
でも今度は朔がそれを逆手に取り、宿泊学習のスタンツでは、朔の脚本の下「爆笑戦隊」という恥ずかしい劇を彼らにやらせました(笑)
彼らは元々人気者だったし、他のクラスにも好評でしたよ?
話が脱線した。
そうそう。でもどうしてMちゃんは朔を放送部に誘ったんだろう??
しかも、朔もなんでその誘いに乗る気になったんだろう??
思い出せない、謎だぁ。
元から男子がいるって分かってた部活なのに。
でもMちゃんがいなかったら、今の朔はいないよなぁ。
Mちゃんは将来医学部目指してるってくらい頭が良くて、それに触発されて朔も成績を気にするようになったのです(朔は親に勉強しろと言われたことがない)。
Mちゃんは理系で朔は文系だから、得意科目が重なってないので無用に争わずに済んだし。
おかげで面白いくらい成績上がったもんなぁ。
Mちゃんに感謝です。
それと、おバカな長□君と中△君にも(笑)
彼らがしょっちゅう朔たちに解らない所を質問してくるから、それにちゃんと答えられるように授業中も集中して(彼らの分まで)聞いてたもんな。
というか君たち、自分で聞いて理解しろよ(笑)
Mちゃんの話に乗って放送部に入部したのは……
やっぱMちゃんが頭良かったからかな?(笑)
この刺激は自分にとってプラスになるって、そう判断したからかも。
でも仲良くなると、Mちゃん部活内では女王様だし、ハイイロ君に関しては妄想爆発だし。
やっぱ変な子(笑)
だけど、そうやって変だったりバカだったりする人たちに囲まれてたから、
あの時期を朔は乗り切れたんだと思う。
その頃朔は、個人的問題で一番サイアクな時期だった。
物心ついてからずっと続けてた聖書研究をやめ、大好きだったたくさんの人々と縁を切り、
それまで信じていたものが根底から覆り、
「ずっと」も「永遠」も「絶対」も、そんなものはこの世に存在しないんだって思い知り、
もうどうしていいのか何を信じたらいいのか解らなかったし、
宗教の問題なんて学校の友達に理解を求める方が無理だし、
誰にも相談できなくて、
ひたすら封印することで目を逸らしてた。
周りがあんなににぎやかじゃなかったら、ものすごく思い詰めてたと思う。
だけど、周りが変でバカな人ばっかりだったから、朔もつられて笑ってることが出来た。
問題から目を逸らし続けた結果、それは今でもトラウマとしてしっかり朔の心に根ざしてるけど、
それでも朔は、放送部での時間は無駄じゃなかったと思う。
愛しいなぁ。
中学2年生は、朔にとって大きな転機だった。
恋愛もそうだけど、朔は何事にも結構傍観者に徹してて、それでも楽しい1年間だった。
みんながみんな我が道を爆走してて、それでもなぜか目指してるところは一緒、みたいな。
朔はみんなの後をゆっくりと追いながら、誰にも言えないまま自分と闘ってたけど、
でも、ひとりではなかったと思うし。
ま、周囲から朔がどんな目で見られてたかは知りませんけどね(笑)
懐かしいなぁ。みんなどうしてるんだろう。
なんか、怖いもの見たさで見てみたいような気も(笑)
何かそんなことを、つらつらと思い出しました。
こんなことも、これからはきっと忘れていく一方なんだろうなぁ。
だから、また忘れてしまわないうちに。
ではでは。
卒業が近いから?
卒業シンドローム??
でも、思い出すのは大学に入学してからのことじゃなくて、
もっと前のこと。
あることがきっかけで、中学生の時の自分の姿がぶわぁっと甦りました。
ところで朔は、中1の記憶がほとんどありません。1つか2つくらい。
だから思い出したのは、中2以降の記憶。
朔が好きだったのは、
放送室の窓際にあるテーブルの上に体育座りし、そこからテニスコートを抜けて運動場を眺めること。
それから、意味不明にテープでぐるぐる巻きになったビデオカメラ(笑)
運動場では、Mちゃんが片思いをしていたサッカー部の「ハイイロ君」(コードネーム。笑)の姿が見えたり見えなかったり。
隣の校舎の廊下を、ミスターKがこちらを向いたままパントマイムで駆け抜けたり(笑)
なぜか放送室にはテニス部のボールがいくつも転がり、それを隣の部屋で滅多矢鱈に投げまわったり。
……何やってたんやろ、ホンマに(笑)
放送部は毎日部活終了のお知らせをしないといけないので、朔もほぼ毎日遅くまで残ってました。
でも、時間が来るまで特にすることもないから、ず~っとおしゃべり。
覚えてるのは、やっぱりMちゃんの恋バナかなぁ。
それから、後輩のNちゃんの恋バナ。
可愛いよなぁ、女の子は。多分に妄想が入ってるとことか(笑)
そしてそれに一喜一憂している姿が。
それから、後輩のSには初めて宝塚のビデオを見せられました。新撰組(笑)
ちょっとしたカルチャーショック。
それから、顧問が同じ科学部に遊びに行ったり。
液状化実験の手伝いをさせられ、紙コップに入った土と水を何度も何度もトントンと机に打ちつけるというのをやりました。
未だに、何のための実験だったのか不明(笑)
でも、アンモニアの噴水実験はハデでわかり易いから好きだった。
科学部と放送部は、仲が良かったんです。
朔と、科学部の部長の子と、B-B-さんは帰る方向も一緒だったし。
3人で帰りながら、またとりとめもないおしゃべり。
毎日毎日、何をそんなに話すことがあったんだろうと思うくらい、毎日おしゃべり(笑)
放送部男子は結構マニアでプロフェッショナル志向の3人…4人?だったんで、
女子には良く解らない何かをしてたような、してなかったような。
ちなみに冒頭で挙げたテープぐるぐる巻きのビデオカメラも、男子の作品です。
なぜか解らないけど、朔はそれが好きだった。
なんか、こう、無性に……これはずしたどうなるの? これめくったらどうなるの? これどこにつながってるの? という好奇心をくすぐられると言いますか(笑)
バカやんなぁ、そんなもん作る方も面白がる方も。
だけどバカこそ、放送部の活動内容でした(笑)
朔はMちゃんに誘われて、2年生から放送部に入部しました。
で、最初、男子とどう接していいのか解らなかったんですが、
(たしか初めて放送室に行った日、遅れてやって来た男子の姿を見た途端朔はカーテンの中に隠れた)
なんか……警戒する必要もなくバカばっかりだと気付き、楽に馴染めました(笑)
注意。バカってのは、朔の中では「大好き」の次くらいに誉め言葉です。
先輩も1人いたけど、ほとんど来ないから、2年生の天下。
後輩は4人くらいいたけど、朔もどうせ入部したてだから、なんか後輩って感じしないし。
仲良かったよなぁ。
そう言えば朔、先輩って呼ばれた記憶が……あったっけ??
というか、放送部には「先輩」って単語が存在しなかったな。
みんな愛称かちゃん付けor苗字で呼ばれてたんだった。
もうとにかく後輩の特に女子がパワフルで(笑)
Nちゃんは頭いいのにやっぱり変で、なんかO君(科学部)のストーカー入ってるし(笑)
Sはもうぶっ飛んだ妄想家ではちゃめちゃ暴走気味だし(笑)
Kは後輩のくせにさんざん朔を馬鹿にするし、
そうか、この3人がいたから、毎日毎日しゃべり続けることが出来たんだな。
Hさんは常識人っぽかったから、ちょっと可哀想だった、このメンバー。
Mちゃんは中2の時に初めて同じクラスになって、
出席番号が朔と前後でした。
あ、すごい覚えてる。
真ん中の列の一番前がMちゃん。その後ろが朔。
Mちゃんの隣は、長□君。朔の隣が中△君。
長□君と中△君は幼馴染でサッカー部仲間で、同じくらい成績が悪く、同じくらいモテてました(笑)
で、Mちゃんの片思いの相手ハイイロ君も、やっぱり長□君や中△君と同じ小学校出身・サッカー部なんですよね。
「友情・協力」の名の下に、ハイイロ君の動向の探りを入れるため、何度彼らに接近したことか(笑)
そして、何度おバカな彼らのために、朔たちが授業の内容を噛み砕いて説明してあげたことか(笑)
楽しかったよな。2-6も。
級訓が「爆笑小僧」だったもんな。
これも中△君の提案で、朔は最後まで反対したのに(クラスの話し合いそっちのけで、隣同士で議論してた)、押し切られました。
でも今度は朔がそれを逆手に取り、宿泊学習のスタンツでは、朔の脚本の下「爆笑戦隊」という恥ずかしい劇を彼らにやらせました(笑)
彼らは元々人気者だったし、他のクラスにも好評でしたよ?
話が脱線した。
そうそう。でもどうしてMちゃんは朔を放送部に誘ったんだろう??
しかも、朔もなんでその誘いに乗る気になったんだろう??
思い出せない、謎だぁ。
元から男子がいるって分かってた部活なのに。
でもMちゃんがいなかったら、今の朔はいないよなぁ。
Mちゃんは将来医学部目指してるってくらい頭が良くて、それに触発されて朔も成績を気にするようになったのです(朔は親に勉強しろと言われたことがない)。
Mちゃんは理系で朔は文系だから、得意科目が重なってないので無用に争わずに済んだし。
おかげで面白いくらい成績上がったもんなぁ。
Mちゃんに感謝です。
それと、おバカな長□君と中△君にも(笑)
彼らがしょっちゅう朔たちに解らない所を質問してくるから、それにちゃんと答えられるように授業中も集中して(彼らの分まで)聞いてたもんな。
というか君たち、自分で聞いて理解しろよ(笑)
Mちゃんの話に乗って放送部に入部したのは……
やっぱMちゃんが頭良かったからかな?(笑)
この刺激は自分にとってプラスになるって、そう判断したからかも。
でも仲良くなると、Mちゃん部活内では女王様だし、ハイイロ君に関しては妄想爆発だし。
やっぱ変な子(笑)
だけど、そうやって変だったりバカだったりする人たちに囲まれてたから、
あの時期を朔は乗り切れたんだと思う。
その頃朔は、個人的問題で一番サイアクな時期だった。
物心ついてからずっと続けてた聖書研究をやめ、大好きだったたくさんの人々と縁を切り、
それまで信じていたものが根底から覆り、
「ずっと」も「永遠」も「絶対」も、そんなものはこの世に存在しないんだって思い知り、
もうどうしていいのか何を信じたらいいのか解らなかったし、
宗教の問題なんて学校の友達に理解を求める方が無理だし、
誰にも相談できなくて、
ひたすら封印することで目を逸らしてた。
周りがあんなににぎやかじゃなかったら、ものすごく思い詰めてたと思う。
だけど、周りが変でバカな人ばっかりだったから、朔もつられて笑ってることが出来た。
問題から目を逸らし続けた結果、それは今でもトラウマとしてしっかり朔の心に根ざしてるけど、
それでも朔は、放送部での時間は無駄じゃなかったと思う。
愛しいなぁ。
中学2年生は、朔にとって大きな転機だった。
恋愛もそうだけど、朔は何事にも結構傍観者に徹してて、それでも楽しい1年間だった。
みんながみんな我が道を爆走してて、それでもなぜか目指してるところは一緒、みたいな。
朔はみんなの後をゆっくりと追いながら、誰にも言えないまま自分と闘ってたけど、
でも、ひとりではなかったと思うし。
ま、周囲から朔がどんな目で見られてたかは知りませんけどね(笑)
懐かしいなぁ。みんなどうしてるんだろう。
なんか、怖いもの見たさで見てみたいような気も(笑)
何かそんなことを、つらつらと思い出しました。
こんなことも、これからはきっと忘れていく一方なんだろうなぁ。
だから、また忘れてしまわないうちに。
ではでは。
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