ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。 のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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すっごい良かった! すっごい良かった!
すっごい良かった
ワールドクラシック@シネマ2011作品の、英国はロイヤル・バレエ団の「ロメオとジュリエット」を観てきました
日本人プリンシパル吉田都さんの、ロイヤル・バレエでの最終公演(in東京)だそうです。
朔はこれまで本格的なバレエを観たことがなく、今回初めてシネマという形で鑑賞したのですが、ものすっごく感動しました
最初はセリフないし、ただでさえ外国人の顔を見分けるのが苦手なので大丈夫かな~と思ってたのですが、そんなのも杞憂に終わりました。
本当に観て良かった。
この作品が最初に観た作品で良かった。
まずジュリエット役の吉田都さん!!
身長が160cmないそうで(プリンシパルとしては)小柄な方でしたが、最初になんかしゃべってたおじさんが言うように、確かに手足長いし存在感あるし、小柄なのがかえって可憐でどうしようもなく抱きしめたい感じでした!
登場した時の乳母に甘えるしぐさとか、もう本当に10歳くらいの少女と言われても納得してしまいそうなくらい。笑
ととととと、とつま先立ちで歩くのがすっごく可愛かった
彼女の踊りを観ていると、「繊細」とか「優雅」とか「細やか」っていう言葉は、具体的に表現するとこういうことなんだな、という思いが浮かんできました。
そんなジュリエットがロメオ(スティーヴン・マックレー)と恋人同士になってからは、ただただ柔らかく可愛らしかった踊りがダイナミックでメリハリのある踊りに変わって、はっとしました。
でもやっぱり柔らかくて可憐だからすごい
彼女の肉体を見てみると、ものすごく細い。
必要な筋肉しかないんじゃないかなって思うくらい。
他の出演者が全員外国人だから余計にそう思うのかもしれないけれど、他のバレリーナたちは筋肉の存在を上から肉で覆い隠している(太って見える、というのではない。健康的にはりがある、という意味)のに、彼女は筋肉のありかが見えている(特に背中、腕、ふくらはぎ)。
そして以前NHKで吉田都さんのドキュメンタリーを観た時に、腰に痛みを抱えているって言ってたけど、そんなこと全然感じさせない踊りでした。
もう40歳を超えてるなんて、信じられない。
それから、バレエを観て思ったことをもう1つ。
バレエって、美を追求するものだから当然かもだけど、みんな綺麗笑
しかも若い(もしくはそう見える)。
オペラ、ミュージカルとかだと、壮年のおじさんおばさん(いわゆるベテラン)も結構いて、中には「ああ、昔は絶世の美女・美男だったんだろうなー…」みたいな人もいるけれど(笑。むしろ、恰幅が良くないと声量が出ない??)、バレエはそれがなかった。
みんな綺麗
観ててとっても目の保養でした
どうだろう、日本人のバレエ団だとまた違うのかな……。
それから、ティボルト役のトーマス・ホワイトヘッドさん!
彼のお顔は、大学の時に卒論を担当してもらった先生の顔(髪型含め)にそっくりで……!
笑ってしまいそうになりました。笑
さて次は5月の白鳥の湖(ボリショイ・バレエ)を観たいなーと思ってるのですが、日程的に茶会の翌日しか行けなさそうで、友達が泊まりにきてるからどうかなーという感じです。
でもこれを観て、後は9月のコッペリア(パリ・オペラ座 バレエ)を観れば一気に世界三大バレエ団を観たことになるので、非常に行きたい!!
誘ってみようかな
ところで上映ですが、週末に急遽友達が泊まりに来ることになったので、これから家事を片づけていこうと思います!
来週の月曜には上映したい……!
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