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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.24 (Sun)
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祇園祭
2011.07.24 (Sun)
7月17日。それは祇園祭のハイライト。山鉾巡行の日にございます。

 というわけで。
 学生時代に桟敷席(御池)でバイトしたことはあれど、注連縄切りや辻回しなどを見物したことがなかったので、行ってまいりました。
 あの人混み・暑さの中、ゆかた着て。
 ……自殺行為だという向きもあるやもしれませんが、朔的にはむしろ、洋服ではなく和服だからこそあの暑さと人混みに耐えられた(プライドがあるから)ような気もします。笑
 和服着てる時は「体で汗をかいて、顔にはかかない」が鉄則ですからね。

 ↓麩屋町通手前での、長刀鉾のお稚児さんによる注連縄切り切りの図。


 睡眠時間4時間、朝7時前に起き、ゆかたに着替え、8時半に地下鉄四条烏丸集合。
 すぐに地上に出たのですが、丁度長刀鉾が動き始めたところで、しばらく長刀鉾に並んで四条通を東へ進みました。
 この時点で、既にすごい人混み。
 朔には全然関係ないので忘れていたのですが、世間様は三連休(しかもその中日)だったのですね……。

 注連縄が切れたのを確認した後、さぁ次は四条烏丸で辻回しを見物しよう!!と思ったものの……。
 もはや地上は交通規制のせいで東には進めず、地下道を使おうと入口まで西にバックしたいが、交通規制に気付いてない人々は東へ東へと押し寄せてくるので、もう……ここでドミノ倒しとか起きたら絶対死ねるッ!!って感じでした……。
 男の人のどなり声とかね……。
 殺気立ってる人がホントに多くて、怖かったです……。

 どうにか地下道に下りれて、いざ四条河原町♪って思ったものの、コトクロスの出入口は規制されてて(地上から地下へは下りられるけど、地下から地上へは上がれない)、しょうがないので木屋町のところまで進んで、そこから地上に出ました。
 そこもまぁ、笑えるくらいの人混みで。笑
 しかも朔、身長が150ないので、山も鉾も全然見えず。笑
 少しずつ前には進むものの、ずーーーーーーっとTAKASHIMAYAの赤いロゴ?しか見えないという。笑
 しかも、その高島屋の最上階?のガラス張りになってるところに、ちょこーん★となんか男の人1人がいるわけですよ。
 何あの特等席ーーーーー!!って感じで羨ましかったです。笑
 そんな感じで、1時間くらい、山でも鉾でもなく、全然関係ないもの見てました。笑
 どれだけ見送ったか分からなくなる頃、どうにかコトクロスの前まで進めて、前にいる人たちの隙間から、ほーーーーーーんのちょっと!!だけ、鉾の正面にいる人が扇子を振って辻回しの合図をしているのを見て(正確には、降り上げられた扇子が一瞬ちらっと見えただけ。肝心の車輪あたりはまったく見えず)、退却しました。
 この時点で11時。
 8時半から計算して実に2時間半、人混みに揉まれてたわけですね。笑

 人混みはまぁ覚悟してたし、ひとりじゃなかったから退屈もしなかったんですけど、でもなぁ……、あの押されたり、どなり声が聞こえてきたりとかがなかったらもっと良かったのになぁと思います。
 あと、ベビーカー押してるひと。
 この殺人的人混みにベビーカーって……。
 失礼かもしれませんが、ベビーカーに乗せる年齢の子どもなんてどうせ今回の祭りのことなんか覚えてないんだから、親の自己満足のためにこんな危ない所に連れてこなきゃいいのに……。と思いました。
 周囲も気を使うし、第一、ベビーカーがひっくり返ったり、子どもが怪我をしたらどうするんでしょうか。
 怪我しなかったとしても、子どもが暑さにむずがって泣きだした時、大人だって暑さと人混みにいら立ってるのに、そこに他人の子どもの泣き声なんか聞こえてきた日には……。
 どうしても子ども同伴で見物したい人は、お金払ってでも桟敷席に行ったほうがいいと思います。
 その方が安全だし、周囲に迷惑かけないし。
 ホンットーーーーに!! あの人混み、他人との密着度、朔は通勤通学ラッシュの経験がありませんが、ああこういうものかなぁと思いました。
 子どもに耐えられるものじゃないと思います。

 イチオウ辻回しも見物した後は、もう一度地下にもぐって木屋町まで進み、先斗町にある予約しておいたお店でランチ♪

 その後は祇園にある京きななさんで食後のデザート★アイスクリーム!!
  
 はうあー、アイスは別腹ですね!!(ランチは食べきれなくて残したけど!!)
 相変わらず京きななさんはお店の場所を覚えられず適当に歩いてましたが、今日も今日とて無事見つかりました。笑

 その後、阪急百貨店あとに建ったマルイに初めて行ってみました!
 もうこの頃になると、午前中の騒ぎがウソのように普段の四条河原町になっててウラシマ気分。笑
 イノブンにも寄ってから地下鉄で帰りましたが、「え、今日祇園祭なの?」って感じでした。

 マンションに戻ったらすぐにゆかたを脱ぎ、シャワーして、
 ……そしてその後、朔さんは13時間ぶっ続けで眠りましたとさ。オシマイ★

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綺麗!
2011.07.15 (Fri)


 ご冥福をお祈りします。


 ……って、そういう趣旨のお祭りじゃないんですけどね
 紹介記事はコチラです⇒⇒⇒夜空に浮かぶ8000個のランタン、幻想的なポーランドの夏至祭り(動画)

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訃報
2011.07.14 (Thu)
びっくりしました。
 祇園祭関連の記事を探して京都新聞をたまたま広げてみたら、7月13日付の新聞に

「冷泉布美子さん死去 「歌の家」伝統守る 公家文化 世界に発信」

 の見出しが。

 冷泉家と言えば古くは藤原道長の血に連なる家、かの有名な藤原俊成・定家・為家の子孫である、和歌の宗家です。
 朔はそれほど日本史や国文学に明るい訳ではありませんが、大学時代に専攻科目の1つとして、冷泉家の御文庫から見つかった私撰集の1つである『言葉和歌集(ゲンヨウワカシュウ)』の演習を行いました。
 朔は国文学ではなく国語学を専攻していたので、あまり性根を入れて話を聞いてなかったのですが、たしかこれは、うちの教授が冷泉家の蔵から発見したものだとか??
 そこで、自分の研究の傍ら教材?にもしていたようです。

 朔が演習で発表したのは、

 373 かしつれどふみもやすらんたなばたは うきみになるる衣なりとて(七夕心/道因法師)

 という、他の歌集には出典のない和歌でした。
  
 丁度七夕の歌だったので、この時期にたまたま(普段読まない新聞で)冷泉布美子さんの訃報を知ってびっくりしてしまって……。
 しかも、「浮き身になるる衣(=法衣=出家した人)」ですからね。
 なんともまぁ……。

 朔と冷泉家との接点なんてせいぜいこんなものですが(「接点」と呼べるほどのものでもない)、それでもこのお方が御文庫の公開を決めたこととか、戦死もあって男子が途絶えた家を婿養子をもらって存続させたこととかは知っていたので、「こんな世界もあるんだなぁ」という好奇心とともに、「すごいなぁ」「えらいなぁ」と遠くから尊敬していたりしました。
 時々、やっぱり七夕の頃になると乞巧奠(元は中国の、機織りなどの手芸の上達を願う風習。これと日本古来の棚織つ女信仰が習合したものが「七夕」と考えられている)や、節分の様子を取材したものを雑誌なんかでお見掛けすることがあったり……。
 茶道も和歌とは切り離せられないものなので、裏千家の淡交タイムスには布美子さんの娘さんの寄稿があったり……(折しも、淡交タイムス 裏千家グラフの6月号は「乞巧奠」についてでした)。

 あああ……。
 なんだか言葉にならない感じです……。
 1つの時代が去ってしまったような……

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更新
2011.07.11 (Mon)
こんにちわ。

 さて今回上映致しますのは。
『楽園』でございます→→→→→→→→→→→→→→コチラ

  視点は再び青蓮に戻り、舞台は入学式に。
  ルベン出身の少年が登場します。


ではでは。

  ---支配人・朔---

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7月最後のお稽古でした!

・寒雲卓で濃茶つき花月
・洗茶巾&葉蓋のお薄
・寒雲卓でお薄の貴人清次

 葉蓋点前の拝見の掛かるタイミングとか、拝見が掛からなかったときの引き方とか、また茶道用ブログにまとめておこう。


 さらに。
 お稽古の前には免許の更新に、お稽古後はレイトで『アンダルシア 女神の報復』を観てきました。
  

 外交官黒田さんのシリーズは、映画『アマルフィ 女神の報酬』からテレビドラマまで観てきたのですが、今回の映画は……、正直……、期待ほどではなかった、です、朔としては……。
 やっぱり、期待が大きすぎたのでしょうか……。
 いや、「フツー」には面白かったですよ……?

『アマルフィ』は、大好きなイタリアに惹かれて、背景(風景)を観るつもりで映画館に足を運び、思わぬ収穫として黒田さんのカッコ良さにとなったのですが、
 今回の映画は、行ってみたいなスペイン、と思って観に行ったものの、スペインらしい風景って、サグラダ・ファミリアがちらっと、本当にちらっと映っただけで(フラメンコにはあんまり興味ないし(そもそも、そんなに美人じゃなかった……)、闘牛のしかも練習風景なんてもっと興味ないし……)、スキー場なんてどこを撮っても同じだと思うし、田舎ののーんびりした何にもない風景は、イタリアのトスカーナ地方を思い出しただけで、特に感銘を受けることもなく……
 じゃあ黒田さんの活躍はどうなんだ、と問われれば、今回はインターポール捜査官の神足さんとW主演?というのでしょうか、主役が2人になった分、黒田さんの活躍も2分の1になってしまった感が否めません……
 今回の映画は煽り文句?キャッチフレーズ?が「守るべきものは誇りか、愛か」になってますが、これ、朔はしっくりこないんですよねぇ……。
「誇り」は、まぁまだ分かるんですが(神足的に)、でも「愛」って、ねぇ……?
 すごく個人的に、「愛」はなかったと断言したいです。笑
 黒田さんはそんな男じゃなーいー!と叫びたい。笑
 なので代わりに、「守るべきものは組織か、正義か」というフレーズを進呈致します。
 その方が余程、黒田&神足のW主演な感じになると思うのですが、どうでしょう??
 そして、お互いに食い潰し合った感じのW主演を尻目に、ものすごく漁夫の利の形で、福山雅治さん演じる情報屋さん?がいい感じでした。笑
 一体何なんですか、その美女とのイチャイチャ率は。笑

 あー、でもこれで外交官黒田さんシリーズ、最後なんですよね??(「最後の事件」って聞いたような気が……)
 できれば、もっともっと続いて欲しいなー。
 もちろん海外ロケで、そして今回同様チョイ役でもいいので戸田恵梨香さんが助手っぽく出てくれたら、『アマルフィ』から観てるファンとしては嬉しいのになぁ。
 戸田さん演じるナントカさんが外交官として成長してるのが地味に嬉しかったので
 
 さぁって、これで次に観るのはハリポタかなー。
 ハリポタは今月中には観るつもり。
 そして8月末から9月頭に掛けてワールドクラシック@シネマ2011を観るつもりです。
 あー、でもドン・ジョヴァンニは観るかどうかまだ分かりません。
 さすがに字幕がないと分からないと思うので(チェコで人形劇を現地語で観て、さっぱり分からなかった……)
 でもコッペリアは必ず観ます!!
 その後の予定はまだ未定です。
 何か面白いのあるかなぁ……。

 あ、ジブリ最新作の予告を観たんですが、あれは絶対観ませんわ……。

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