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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.27 (Wed)
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ご挨拶
2005.09.15 (Thu)
こんばんわ。

 当劇場支配人の朔でございます。

 知らない間に4000Hitsを達成していたようで。

 ついこの間3000Hitsだったような気がしますが、

 まぁ、めでたいことなので、ヨシとします(笑)

 『セイレーン』をランキングに登録して以来、

 来場者数は鰻のぼりですが、どうでしょう。

 果たして、楽しんで頂けているのでしょうか。

 とにかく、何か掴めるその日まで、朔は走り続けます。


さて。4000Hits感謝祭の記念作品です。

 今回お目に掛けますのは、『セイレーン』から
 
 在りし日の恭平と美鈴のお話です。

 ふたりの出会い、結婚、出産、眠り……

 前編・後編に分かれていますので、二夜連続でお届けしたいと思います。


さらに。通常の上演では、
 『黎明の世界』第1部1幕より、その1
 『セイレーン』第1部6幕 
 をそれぞれお届け致します。

 併せて、『黎明の世界』の
 あらすじ&登場人物紹介、用語説明を<目次>に追加しておきます。


では。ご来場下さったすべてのお客様に感謝をこめて。

   ---支配人・朔---

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体力
2005.09.11 (Sun)
 皆さんは、「トシ相応の体力」をお持ちですか?


 ……いや、実際年齢よりも多くの体力を持ってる方がいいに決まってますが。
 ちなみに朔はまったくありません(ドキッパリ)。

 今日、久々のお茶会や~♪とはりきって出掛けた朔は、只今微熱が出て苦しんでます。
 原因は「疲れ」。ちょっと外を出歩いただけでこの有様。

 茶会が終わったのが確か4時前で、
 それから哲学の道を下がって
 南禅寺に突き当たったら
「トトロの道」(野村美術館横の小川沿いは、まさにそう言う雰囲気なのだ! 勝手に命名)を通って疎水記念館まで出て、 
 そこから三条まで下がって
 三条通を東西線の地下鉄まで歩いて
 駅横のカフェで友達と礼状の文面を苦心して作り、
 友達と別れた後、
 駅横の商店街を知恩院横辺りまで突き抜け、
 西に少し歩いて東大路通に出たらまた下がり
 八坂さんの前で四条通に出て、
 祇園のバイト先にちょっと立ち寄り、
 そこからまた四条通を河原町通まで歩き、
 四条河原町から三条河原町まで、本屋2軒と雑貨屋さん2軒に立ち寄りながら歩き、
 そこからバスで帰宅――
 しめて……うわっ、2時間くらい歩いてら……ちょっとどころじゃアリマセンよ。
 そりゃ熱も出るかな~……?

 どうなんでしょう、普通2時間歩けばみんな熱出るもんですか?

 それとも、やっぱ朔が持久力ないだけでしょうか?

 大体、「普通の人の体力」って何やそれ?  誰が決めたん、そんなモン。
 持久走が1000mやなんて、誰が決めたんや。そんなに長いこと走っとれるか、ボケェッ!!てなもんですよ。
 あ、今はもう持久走なくなってるんでしたっけ?
 確か朔が高3の時だったかな、「ドレミ……」に合せて体育館を往復するってのを代わりにやった覚えが。
 
 ああ、話が脱線してゆく……

 でも、学校での体力測定なんて無意味だと思いません?
 大体、これまで一度も運動系の部活に入ったことのない人間と、毎日部活で外周走ってる人間が、同じ体力なわけないじゃないですか。
 わざわざ測定して平均値出すことに何の意味があるのか?
 「体力ある人間」+「体力ない人間」÷2=「普通の人」
 なんて、そんなワケあるかぁぁぁぁぁっ!!


 でもなぁ、体力欲しいよなぁ。
 遊びに行く度に夜熱出すんじゃ、あんまりだよなぁ、さすがに。
 ああ~、頭痛い……

 朔のまわりに、これまで文化系の部活しかやってこなかった、っていう人、結構いますけど、みんな朔より元気です。
 なぜだ?
 ヤツらはどこで体力を養ってきたんだ?
 永遠の謎です。
 まだ学生の身の上で、「ヒマな時って何してるの?」と訊かれ、「バイト」「勉強」と答える人はいても、まさか「体力作り」なんて答えるヤツはいないだろう……(たぶん。それともみんな、影でこそこそ運動してるのか? ダイエットって、体力作りって呼びませんよね?)。
 
 ああ、そんなもの実在しないと解っていても、やはり「普通の人」になりたいと思ってしまう。
 せめてもう少しの体力を……

 ちなみに、こんな朔の妹や弟は、学校で「皆勤賞(それも3年間通しての)」を貰ってくるようなヤツらです。
 血の繋がりを疑ってしまう…… 

 あ、最後になりましたが、お茶会楽しかったです。
 日頃何かとお世話になってる先生のお茶会(朔が習っている先生ではない)だったのですが、普段そうそうベテランの方のお茶会に呼ばれることはないので、緊張しながら行きました。
 お棚は十四代お家元の淡々斎のお好みで「円意棚」。
 朔ははじめて見たのですが、左右を半月型に切ってあって、とても素敵な棚でした。
 茶杓も淡々斎の歌銘のあるものだそうで、朔ははじめて「歌銘」というものを知りました。
 箱書きとして、銘を和歌で書いてあるのです。
 建水のところに「モウラ」と書いてあったのですが、何のことかわからなかったので、また先生にお尋ねしようと思います。
 

 あ、もうダメだ。さようなら。

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ご挨拶
2005.09.09 (Fri)
  こんにちわ。

  当劇場《閑古鳥の啼く朝に》の支配人、朔です。

  本日、当劇場はご来場者数3000人を達成致しました。

  たまたま迷い出てこられた方も、常連の方も、

     「ようこそいらっしゃいませ。
        ごゆっくりどうぞ   」


  さて、日頃御愛顧頂いている(と勝手に思ってます)

  皆さまへのささやかな御礼として。

  新連載をはじめたいと思います。

  ジャンルは、いつか挑戦したいと思っていた

      《異世界ファンタジー》

  まずはそのプロローグをお楽しみ下さい。



  何かひとつでも、貴方の心に残る作品があれば、

  これほどうれしいことはありません。


  では、これからも末永くお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。



        ---支配人・朔---

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日本の伝統藝能
2005.08.29 (Mon)
 今日(昨日)は久しぶりにバイト先で狂言と京舞を観させてもらいました。
 いつ観ても狂言は大蔵流茂山社中の『棒しばり』、
 京舞は舞妓さんの『祇園小唄』なんですけどね。
 でも、何度観てもいいんですよ~♪

 何かのコメントで、寄席のすごい処は、繰り返して観ても(聴いても)笑えるところだ、みたいなのを聞いた(読んだ?)気がします。(タイガー&ドラゴン絡みで、クドカンのインタビューだったかな?)
 落語なんかでも、大体寄席に行くのは常連さんなんですよね。
 話の内容も知ってるし、山場がどこかも知っている。
 それでもやっぱり、毎回同じところで笑ってしまう。
 むしろ、そこで笑うのを期待して待っている。
 歌舞伎もそう。
 何回も同じ演目を観て、見得を切るところも知っている。「待ってましたァ!」とか「いよッ、成田屋!」なんて声を掛けるタイミングも熟知している。
 それでもやっぱり、その場面がくるとわくわくしてしまう。

 他の伝統芸能も、みんなそんな感じじゃありません?
 足を運ぶのは常連さんで、その内容を「知っている」からこそ楽しめる。
 逆に、知らないとセリフ回しも独特で、聞き取ることも難しい。 

「知っている」ことを前提とし、何度繰り返しても楽しめる。
 日本の伝統芸能って不思議ですね~。


 蛇足ですが、外国人のお客さんに訊いてみたところ、人気なのは京舞と人形浄瑠璃(文楽)です。
 京舞は言葉が通じなくても解るけど、文楽は(もちろん、日本語のみの上演です)……どこまで理解してくれてるんでしょうね?
 ちなみに文楽の演目は『八百屋お七』のナントカ櫓の段なんですけど……話の内容を「男に会いたくて放火する話」としか知らない朔には、何を言ってるのかさっぱりです。
 最後に、やぐらに登って鐘をカンカンつく場面の他は、なんで舞台を行ったり来たりしてるのか、それすらわかりません。
 でも……外国人は「良かった」って言うんだよなぁ。

 ……案外、知らなくても楽しめる。それが伝統芸能かもしれません。
 (最初と言ってること違うし……)

 みなさんはどう思います?

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茶道部合宿
2005.08.25 (Thu)
 こんばんわ~。
 3日間の茶道合宿を終えた朔です♪

今回の合宿で新しく習ったお点前は、
・花(箱を使った点前。春に点てる点前)
・貴人清次(キニンキヨツグ)の花月式

そして、復習したお点前は、
・和敬(ワケイ。箱、和敬板を使った点前。特徴は1度に2腕点てられること。道具の拝見がないこと)
・雪(箱、盆を使った点前。冬に点てる点前)
・茶杓荘(チャシャクカザリ。字の如く、予め茶杓を水指の上に飾っている)
・濃茶3種
  包帛紗(ツツミフクサ。棗ナツメを帛紗で包む)
  お仕覆(オシフク。棗をお仕覆(巾着のような袋)で包む)
  大津袋(オオツブクロ。棗を大津袋(紫の縮緬の袋)で包む)
・平点前・更々棚(コウコウダナ)バージョン
    ・丸卓(マルジョク)バージョン
・花月(5人1組になって行う。折据オリスエと呼ばれる紙箱から1人ずつ札を取り、「花」を引いた人がお茶を点て、「月」を引いた人がお茶を頂く)

新しく手を伸ばそうとして失敗したお点前
・月(箱、器据キスエ、掛子カケゴを使った点前。他にも香合や火箸、羽根、ウグイス等新しく扱う小道具盛りだくさん。これまで習ってきた点前からは数段難しく感じられ、培ってきた知識による手順の想像が追いつかない部分が多かった。まだ時期尚早だったみたい)

 あ、ちなみに「お濃茶」というのは、普通の人が「抹茶」と聞いて連想するものを数段濃くした、それこそ絵の具を溶いたようにどろどろのお抹茶のことです。
 普通皆さんが思い浮かべる抹茶は「薄茶」といい、薄茶は「点てる」というのに対し、お濃茶は「練る」といいます。大体4,5人で回し飲みします。


 お茶を習い始めて3年目。
 毎週月・水の夕方2時間のお稽古に加え、2年目からは月に3度先生のご自宅へのお稽古に通わせて頂いてます♪
 最初は先輩方に言われるままに無我夢中で「丸暗記」していたお点前も、道具を前にすれば自然と体が動く(ような気がする?)までになりました。
 一見意味不明で無駄ばかりのような手順にも、きちんとしたセオリーと約束事があるんです。
 そこさえ押さえとけば、忘れたと思った点前も、考えれば次に何をするのかが自然と頭に浮かびます。
 とは言っても、「覚え間違い」とか「いつも無意識にやってたから、考えれば考えるほどわからへん」なんてことはよくありますけど(苦笑)

 正直、初日に「花」の点前を習った時には、あまりにも基本の手順に立脚しすぎて容易に先まで予想ができ、カンタンすぎるツマラナイとちょっとがっかりしました。
 例えば、包帛を取る→盆を清める
     道具は上から順に取り出す
     振り出し(金平糖の入った瓢箪型の入れ物)を出す→総礼
     袋から順に道具を取り出す→箱の中の道具が無くなったら、箱と建水を上げる
     …………
 元々箱点前は好きなんです。
 拝見無し、拝見有りとも、1度ずつしたらほぼ完璧に覚えまてしまいました。

 しかぁし!
 物足りなさに「月」に手を出した朔は、心の底から喝采をあげました。

 わけ解らん!!

 なんて素敵なんでしょう。予想を裏切る手順にわくわくし、翻弄され、どうにか一通りやってみた後には、見事に手順に関する記憶が残ってませんでした。
 今でも覚えてるのは、準備の仕方と、断片的におもしろい♪と思った動きだけ。
 流れとして捉えるには、まだまだ経験不足だったみたいです。
 楽しいな~♪ だからお茶は止められないんだよなぁ。
 お茶の世界には、ゆうに200を超える点前があるそうです。
 もっともっと知識を増やしたい。
 もっともっといろんなお点前を習いたい。

 そんな思いを新たにした合宿でした♪


 ではでは。朔でした。

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