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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.26 (Tue)
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買っちゃった♪♪
2007.11.18 (Sun)
う~ふ~ふ~

 またまた買っちゃいました
 きものと帯と帯締めと襦袢と長羽織とショール!
 総額×0万(怖くて書けません)のお買い上げでっす

 今回の目玉は何と言っても加賀友禅!!
 国に登録されている、職人さんがすべて手作業で描いた本物の友禅です!
 加賀友禅の説明をいろいろ受けたんですけど、朔の頭では柿本市郎さんの名前しか覚えられませんでした……。
 たしか、柿本市郎さんの師匠の師匠が人間国宝で、朔が今日買わせてもらった人(たしか姓名で3文字)も柿本さんの兄弟弟子だったので、人間国宝の孫弟子ですね!
 この人の名前を知らないとモグリだと言われましたが、すいません、知りませんでした。
 そして、買わせて貰ったのに失念しました。笑
 まぁきものに落款が入ってるから、仕立ててもらったものが手元に届けば分るでしょう。

 そして帯!
 西陣の、伝統工芸師さんの作品です
 源氏物語1000年の記念に、明石の君をテーマに創らはった帯(一点もの)だそうです。
 もうこれ、ヒトメボレだったんですよ
 明石の海に朝日が煌めく様子を織ってるんですけど、印象派もかくやという繊細さ。
 螺鈿が織り込んであって、それが控え目ながらグッと効いてるんですよね~
 あ、これなら先生に頂いた色無地にも、他のきものにでも何でも似合うな、ということでお買い上げです
 で、この帯を朔に見立ててくれたのが実際にこの帯を織らはった伝統工芸師さんなんですけど、なんか朔のことを痛く気に入って下さったようで、帯に落款をいれて、色紙も書いて下さるそうです。笑
 万が一折り目や皺が残った時は責任をもって直してやるとまで言われました。笑
 なんか前回の時もそうでしたが、なんか朔はおじさんに好かれるみたいです。
 おじさんってゆーか、前回のも考慮すると西陣の職人さんに好かれるみたいです。
 なんですかね、京都大好き!!ってのが伝わるんでしょうか。
 今回もこっそりと、ヤギ革で打った写真入れと京都の油とり紙までもらいました。笑

 実は、最初に見たのがこの帯だったので、今回はこの帯だけにしようと思ってたんですよ。
 これだけで×0万の買物なんで。
 だ~け~ど!
 こんな機会もうないかもしれないし、とか言って、一枚400万円!の加賀友禅を試しに着て遊んでたら、じゃあさっきの帯も〆てみようということになり、この帯だったらコレかな~といろいろ当てているうちに……出会ってしまったんだなぁ、あの一枚に
 あああああ、本当にステキなんだ!
 帯ときものがぴったりなんだ!
 朔さん、ホントいい感じに脱ピンク!できてるよ!!
 来年の初釜に間に合うように仕立ててもらう約束なので、仕上がりが楽しみです
 
 あ~やっぱりきものはいいわ。
 心が豊かになる。
 何よりうれしいのが、やっぱり実際にそれを作ってる職人さんに会えることかな。
 創った人に「あなたにこれを着て欲しい」と言われ、買う方もそれに惚れて買うんだから、こんなに相思相愛なことってないんじゃないでしょうか。笑
 いろんな人からいろんなお話を聞かせてもらって、いろんないいものを見させてもらって、本当に勉強になりました。
 加賀友禅のできるまでの過程とかすごかった。

 楽しい1日だったな~

 但し、決して安い買物ではないので(笑)、また仕事頑張ろ~と思いました。笑

 はぁ~ 満足

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僕って……
2007.11.18 (Sun)
なんかもう最近は素で僕って書いてた気がするんですが。
これまでは変かな~と思って一人称を「朔」に統一していたんですけど、もうこの際はっきりさせておこうと思います。

 朔の普段の一人称は、
  脳内…僕
  家族…親しい友人の前…僕
  尊敬する人・目上の人の前…わたし
  それ以外…あたし
 で成り立っています。

 ブログはしばしば脳内言語で構築されるので、一人称「僕」の方がしっくりきます。
 たぶん怒りが爆発した時とかめっちゃ嬉しかった時とか、感情が爆発した時に素で僕って書くと思うんですけど、気にしないで下さい。笑
 あ、朔の性別についても気にしないで下さい。笑


 ところで、最近うちのTLの口癖が「僕は君のお父さんか!」になりつつあるというのは以前もここに書いた気がするのですが、
 なんと先日、それがついに「僕は君のパパか!」になりました…。

 そして今日(ってゆーか昨日)、なぜか会社に赤ちゃんがいたのですが、それを見てのうちの係の会話。
1つ上の先輩社員「可愛い~
TL「赤ちゃんならここにもいるじゃないか」(満面の笑みで僕を振り返る)
朔「……」(実は赤ちゃんの姿すら見てない。ひたすら業務)
TL「可愛い可愛い」(朔の頭を撫でる)
 ……という、非常に理解に苦しむ場面が……。
 赤ちゃんって……!

 そら~僕は手の掛かる新卒だろうさ。
 でも半分以上確信犯なんだよ。
 自分で考えるのがメンドクサイから、「相談」って形でなんでもかんでもTLに責任を転嫁してるだけ。
 でもたぶんそれが、「馬鹿な子ほど可愛い」って映っちゃったんだろうなぁ……。
 それはそれで釈然としないというか。
 朔さん、それほど馬鹿でもないんですけど。
 まぁ馬鹿なフリしてると楽なんだけれども。
 半分はそれを狙ったんだけど。
 う~~~ん、なんか複雑だなぁ……。
 しかも、ミョーにうれしそうなTLの態度が気になるというか……。
 ついに一昨日は、自宅にご招待&鍋やろう話まで出たし……。
 今日はお菓子も貰っちゃったぃ

 僕としては、それが誰であっても、(社内の人間というだけで)必要以上に親しくなるつもりは毛頭ナイんですけど。
 僕が常にこんな仕事辞めたいと思ってるなんて、誰も知らないんだろうなぁ。

 そんなこんなで昼休みも終わって後半戦に入ると、久々に、ひっさびさにまた泣いてしまいましたよ。
 あまりに……アレで。
 でもアレって何だろう?
 自分の努力がこれっぽっちも認められなくて全否定されて泣けてきたんだけど、それって悔しかったのかな? 悲しかった?
 でも何が悔しかったんだろう?
 失敗して泣けるくらいの、それほどの情熱を傾けてきたとも思えないんですよね。
 単に馬鹿にされて腹が立ったのかな。
 それか、ただ引き金があっただけで、これまでのストレスが一気に決壊したか。
 それともそれとも、僕は自分でも気付かないうちに情熱を持って仕事してたんだろうか。
 ……そうならむしろ自分が嫌いだ。
 こんな仕事、好きになりたくない!
 情にほだされるのと、惰性で物事に慣れてしまうのは僕の悪いところだ。
 いつか絶対京都に戻ってやると心に決めて、臥薪嘗胆で頑張ります。
 死んでもこんな会社好きになるもんか。

 その出来事の直後にまた別件で虚脱状態になるような出来事があり、すっかり涙腺の緩んだ朔さんはまた泣き始め(悲しくもないのに、「またか……」という遣る瀬無さに涙が出る)、課の責任者は「お前は悪くない。新人が新人だからって責められるんはしょうがない。ただここから学べ」とフォローを入れ、結局処理はTLがすることに。
 もう今日は踏んだり蹴ったりさ。

 しっかし。
 子供の頃の僕は、絶対に人前では泣かない子だったのになぁ。
 やっぱストレスでどっかおかしくなってるのかも。
 涙が出ても感情が伴わなくて、視界がぼやける他は頭も正常に働いて業務には差し障りないもんな~(泣きながら来週の予定を作成していた人)。
 でも周りから見ればフツーに泣いてる人に見えるんで(そりゃそうだろ)、またTLや責任者が気を遣ってくれたり。
 ……なんか騙してるみたいで申し訳ない。
 同情を引きたいわけじゃなくて勝手に出てくるんだ、涙が。

 とかやりつつも、今日も対象に挙げた2件、きっちり落としましたけどね。笑。
 これでまた成績が上がるんだろーなー(イヤだな~……)。

 11時前に業務を終えると、京都のステキ紳士Yさんから嬉しいメールが来てて、それでまた泣きそうになりました。
 お食事に誘ってもらったので、また来月、京都でお稽古+一泊してきたいと思います。
 京都に逃げないとやってられん!!
 励ましもメールも貰って、やっぱり大好きだ~と癒されました。

 家に帰ると、北野神社からの招待状が届いていたので、一泊のついでに寄って来ようと思います。
 行けなかったら、また茶道部の後輩の子にあげよう。

 ああ、やっぱり僕を癒してくれるのは京都だ
 京都がないと生きていけません!

 明日は(というか既に今日)、某呉服店の完全招待制セールがあるので、ストレス発散の衝動買いに気をつけようと思います。笑
(そう言えば、生活費の入った封筒、まだ見付からないな……)


 最後に全く話は変わりますが。
 今『年の差ひとつ。』を書いているのですが、自分で書きながら、「ああアキラって本当はこんな子なんだな~」って不思議な感じです。
『聖家族』のアキラは特殊な状況下に置かれていてあんな子(笑)になっちゃってますけど、本来のアキラはきっと『年の差~』の方なんでしょうね。
 潤平や仁が知ってるアキラも、今のアキラなんだと思います。
 というわけで、『聖家族』と『年の差~』を読み比べてみると面白いかもです。笑

ではでは。

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あああああ
2007.11.17 (Sat)
オソロシイことになってしまいました。

 朔さんてばうっかり仕事を頑張りすぎてしまったらしく、
 なんと課のとあるコンテストで3位に入賞してしまいました……。
 総勢28名、うち新卒5名。

 1位がお局サマ№3で、2位が含蓄薀蓄の個性派おじさん、そして3位が新卒の朔です。
 ああ、それにしてもオソロシイ……
 何がそんなにオソロシイのかといえば、上位3名は、来週土曜日に所長とお食事会なんですよ……
 はっきりぽっきり行きたくありません……。

 所長+上記の3名で食事をして、一体何が楽しいんだ!?
 コンテストの発表があった瞬間、「(取り合わせが)すごい3人だな」とあちこちで声が上がったほどですよ。
 共通の話ってナニ?!
 まさか仕事の話しながら食べ(飲む)んの?!

 個々の人物は嫌いではないが、積極的に一緒に食事をしたいと思うほど好きなわけじゃナシ。
 むしろ、どうせ食よりは飲の方に偏るんだから、飲めない朔としてはそんなとこ行っても全ッ然楽しくないし。
 しかもですね~、コレですね~、実は他の社員が働いてる中の食事会なんですよ。
「他の社員が働いてる中、優雅に豪華な食事をして優越感に浸る」
 というのが目的らしいんですけど、参加者は食事会の時間を作るために仕事を前倒しにこなしていかなきゃいけないわけで。
 むしろありがた迷惑?みたいな……。

 しかも場所ですよ、場所!
 なんか最初にコンテスト実施の説明を受けた時、確か所長の家にご招待って聞いたような……気が……。
 ねぇ、それってホントに楽しいの??!!
 ねぇ、それってイジメじゃないの??!!
 所長の家で食事会って、本気で言ってんの?!?!?!
 ま~~~じ~~~~でぇぇぇぇぇ?!

 ……本気で朔は出席しないといけないんでしょうか……。

 あああああ、ユーウツだ。
 よしんば普通の店での食事会だとしても、会社愛とか全ッ然ない朔は肩身が狭い思いをするんだろうなぁ……。
「社のために貢献します」とか、口が裂けたって言いたくないもんな(「言えない」じゃなくて「言いたくない」。あくまで意思の問題)。
 今回のコンテストだって、入賞を目指した瞬間など1秒もなく、当たり前の業務を淡々とこなしてたら結果がついてきただけだし。
 ってゆーかコンテストの存在自体、発表があるまで忘れてたくらいだし。

 でも今、同じ項目の新人部門でも全国14位らしく、賞金も順調に釣り上がってきてて、課の責任者が嬉しそ~うに「あと〇〇で××だな」って声掛けてくるんだよなぁ~~~~~~……。
 朔、頑張るつもりは毛頭ナイんだけどなぁ……。
 ただ成績悪いといろいろ言われるし、それがイヤで必要最低限のことしてるだけなんですけど。

 もっとぶっちゃけちゃいますと、今ここであんまり好成績を出しちゃうと、春のハードルが高くなっちゃうから、もんのっすっごくイヤなんだけどなぁ……。
 僕は出来る限り仕事からは手を抜きたいんだッ!!
 必要最低限のことしかしたくないんだッ!!
 ……言っちゃったよ。笑。

 ああ、とりあえず食事会……。
 今から憂鬱です

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お知らせ
2007.11.12 (Mon)
こんばんわ。

 遊星さんからのバトンを2つ消化し、
 萬暦堂を少し改造し、
 昨日ケータイから投稿した記事を「茶道っぽいもの」に移動させた朔です。

 ところで、今部屋の中で大変なものが紛失しています。
 それは何か。
 現金入り封筒です……
 今月の生活費がすべて入ってるのに……
 一体どこへ消えたのか。
 なくても別に困らないのですが、見付からない、というのが非常に気になります。
 一体どこへ消えたのか。
 実は先週から見当たらないんですよね。
 一体どこへ消えたのか。
 大体、部屋が散らかってるのが問題なんですよね。
 一体どこへ消えたのか。
 でも少しずつ片付いてきたのに(きもの類を仕舞ったから)、見付かりそうな気配がないというのはどういうことなのか。
 一体どこへ消えたのか(しつこい)。
 まぁなくてすぐ困るというのはないんですけど、最終的に出てこなかった場合、どうすればいいんですかね?
 考えられるのは、ゴミに出しちゃったってことかな。
 諦めるか。
 はぁ……もう少し探してみます。

 というわけで、今回の上映も見送らせてもらいます
 すいません、来週は必ず!!
(来週は招待制きものセールだ~

ではでは。

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口調バトンで茶会日記。
2007.11.12 (Mon)
遊星さんからのバトン2つ目。

 ■ルール■
0:絶対掟は守ること。
1:回された人は回してくれた人の指定キャラの口調で日記を書くこと。
2:日記の内容は普段書くものと同じで構わない。
3:回されたら何度でもやること。
4:アンカーを突っ走る事は禁止されている。
5:口調が分からなくてもイメージ。一人称もそのキャラのものにすること。
6:これ以外のバトンとか貰ったら、回してくれた人の名前もキャラなりの呼び方にする。
7:最後に回す人を絶対4人指定すること。

 指定:『聖家族』『年の差ひとつ。』の「アキラ」


 それじゃ、今回の定例茶会の総括をしておく。
 まず僕の今回の役割は、受付。
 お客さんに芳名録に名前を書いてもらい、水屋見舞を受け取り、お菓子の差し入れがあれば誰からもらったのか分るように付箋を貼り、荷物をお預かりして、替わりに席札と荷物札を渡し、席組表を作成して迎付に渡す。
 席を終えたお客さんが戻ってきたら、荷物札を確認して荷物をお返しする。
 これが主な仕事。

 今回迎付をしたのは、僕と同回生だった子と、新しく茶道部に入った2回生の子だ。
 迎付の仕事は、受付が作成した席組表を水屋に届け、席の準備が整ったら待合へお客さんを呼びに行き、席へ案内する。
 また、席が終ればお客さんを再び待合へ案内する。

 下足・門番は僕と同回生の子が兼ねた。
 もう1人の同回生の子は、先生のお弁当を受け取りに行ったり、受付で僕が預かった荷物やお菓子を荷物置き場まで運んだり。

 水屋および点前・半東はすべて現役部員の5人(+迎付)で。
 
 こうして考えてみると、受付ってのは茶会のマネージャーみたいなもんだ。
 やってくるお客さんの背景(OB・OG、部員の家族、社中の人、あるいはそれ以外)を咄嗟に把握して「今日は先生もいらっしゃいます。2時までしかおられないので、良かったらお席の前にどうぞ」「〇〇ちゃんにはいつもお世話になっています」「いつもお世話になっています。またお稽古よろしくお願い致します」って笑顔で挨拶する気転を回しつつ、同時に席組みを考えて書き付け、それを迎付に伝えなくてはいけない。
 勿論、席組表にも客がどういった人物か書かなくてはいけない。
 水屋では、それを見て次の席の点前・半東を決めるからだ。

  例)次は〇〇ちゃんの家族が来るから、点前は〇〇ちゃんで とか。
     次は知ってる先輩が来るから、半東やらせて とか。

 このように受付はある意味、茶会全体を回していく役割と言えるだろう。
 そしてある意味「かお」とも言えるかもしれない。
 特に今回は受付が待合の中にあった(廊下は寒いので)から、席がはじまるのを待っているお客さんと雑談する場面も多かった。
 現在の部活動の様子や、昔の茶道部はこうだったという思い出話や、待合を飾った部員手作りの品々の説明や、何故か教育制度についてとか。
 知らない人と会話するのが苦痛だという人にはとことん向かない仕事だ。
 ま、僕は猫を被るのが巧いから。

 マネージャーが受付なら、現場監督は水屋のトップだ。
 今回なら、勿論4回生の子。
 同回生がいない中、彼女はこれまで4年間よく頑張った。
 僕が在学中は一緒に部長・副部長もやって、こうと決めたら突っ走る僕の抜け洩れを防いでたのは彼女の冷静さだった。
 僕の中の彼女は、後輩というよりは頼れる同回生だ。
 今年もお母様がいらっしゃっていて、僕は当然のことをしただけなのにものすごく感謝されて照れてしまった。
 なので、こちらも饒舌に、僕がいかに彼女のことを好きか語ってしまった。
 彼女の素直さや礼儀正しさと、誰にでも好かれるあのたゆまなく努力する姿勢は、このお母様・家族あってのものなんだろうなぁと実感。
 茶会が終って家に戻ると、彼女からメールが届いていて、それがものすごく感動的な内容だったのでまた少し照れた。
 一度は中止が決まった今回の茶会だが、僕としては、52年の伝統云々よりは、4年間ずっと頑張ってくれた彼女だけが主役(4回生の定例茶会はこれまでの集大成だ)になれないことに対する憤りで絶対にやろう!と言い出したことだったので、彼女からのメールには本当に感動した。

 ちなみに僕はこれまで茶会では、
  1回生…下足・門番
  2回生…水屋手伝い(主に炭番とお運び)
  3回生…受付
  4回生…副席半東
 をやった。

 点前と半東では、どうしても点前の方が花形に見えるが、実は半東の方が実力者だったりする。
 茶室を「創る」のは半東だ。
 その時・その場所に相応しい話題を提供し、菓子・茶・道具・床の設えの説明をし、もし点前の間違いに気付けば客に気付かれないようにフォローする。
 特に難しいのがフリートークで、こればかりは点前や道具の説明のように丸暗記で済ませられるものではない。
 それで嫌がる人が多く、結局毎回僕にお鉢が廻ってくる。
 4年間茶道部にいて、茶会は新人茶会、七夕茶会、流木茶会、卒業茶会、春合宿での部員茶会と年に5回(+定例茶会)もありながら、実際に点前をやったのは2回生の時の卒業茶会の1度だけで、後はすべて半東だった……。
 お茶事でも半東だった……。
 あんまりにも点前の経験がないために、いざ茶会で点前をするとなると、柄杓を持つ手が震えてしまいそうだ。
 誰に見られても困らない、綺麗な点前をできるように普段のお稽古から注意しよう。
 そう言えば、初めて大人組のお稽古に参加した今年の4月、居並ぶ大先輩方の前での稽古は緊張した。
 緊張すると建水から柄杓が滑り落ちるので注意。笑
 その初心を忘れず、彼女のようにたゆまぬ努力をしよう。
 点前も半東も、どちらかしか出来ないではなく、どちらも出来るように。

 結果的にずっと受付にいたので、席がどうだったのか全く分らなかったのが少し残念だ。
 後輩の成長をこの目で見たかった。
 準備のときは自分から動けていたので、きっと席も成功したのだろう。
 また来年の茶会が楽しみだ。
 今月はまだ文化祭もあるので頑張ってほしいと思う。
 ついでに新入部員も入るといいね。

 僕も頑張ってるから。
 君たちも頑張れ。

 そしてまた12月のお稽古で会おう。

ではでは。


 ……アキラと茶道の接点が見付からず、実際アキラがどのテンションでこの話をするのか難しかったです。笑
 結局、結構余所行きのアキラになりました。

 さて次のバトンですが……
 すいません、これもネギぼーずさんでお願いします
 希望は夜羽で!(スルー可です)

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