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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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5月13日 晴れ
2012.05.13 (Sun)
花月のお稽古!

 ……でも、最初5人揃わなかったのでひとりひとりお稽古をすることに。

○見学したもの
・平点前の総荘(丸卓)

○自分でしたもの
・続薄(丸卓)

○花月
・丸卓で貴人清次
・丸卓で貴人清次の濃茶つき


 ……しょーじき、頭パンクしそうです。笑
 去年の朝茶事で続薄やったはずなのに、あれは逆勝手だったせいか、まったく記憶にないという……。
 もうこの時点で頭の容量ギリギリで、続いてぶっ続けで花月の貴人清次、それもお薄と濃茶つきをやった日には、頭パンパンというかすでにダダ漏れ……?
 この後急いで茶道ブログに記録を残したいと思います。

 実は昨日のお稽古の時から、先生より、准教授の免状のお話を頂いております。
 朔はお茶名の引き渡しこそ去年の夏だったものの、許可が下りたのは2年前の夏(の誕生日。笑)だったので、申請しようと思えばできるそうなのです。
 金額も、お茶名とさほど変わらないみたいだし。
 でもなぁ……。
 行台子でまだひーひー言ってるレベルで、炭点前もロクにお稽古したことがない有様なので、もう少し待っていただこうかと思います……。
 准教授の上は教授ですが、これは自分でお弟子さんを持っていて、しかもそのお弟子さんがある程度の免状(もちろん自分が引き継ぎをしたもの)を取っていないと免状が下りないらしいので、まぁ朔には一生かかっても無理かなぁと思います。
 なので、たぶん朔はどこまでいっても准教止まり。
 だったら、急ぐ必要もないかなぁと思ったり。
 でも、いつか取れるなら、今の先生から頂きたいとは思います。
 准教の免状を持っていたら、自分のお弟子さんにお茶名の引き継ぎができるそうですよ。
 大抵の町の茶道教室の先生は、准教授の方が多いのだとか。
 それを考えると、うちの社中は教授の資格を持っている方が何名もいらっしゃるので、うちの先生はやっぱり相当すごいです……。
 身を引き締めて頑張ろう、うん。

 では茶道ブログの方へ行って参ります!


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更新
2012.05.12 (Sat)
こんばんわ。

 さて今回上映致しますのは。
『年の差ひとつ。』でございます→→→→→→→→→→→→→→コチラ

  いよいよ本格的に調査に乗り出すアキラ。
  けれど、その隣に神城の姿は……?


 大変お待たせ致しました!
 一部で熱狂的な(?)ご支持を頂いていますアキラシリーズの再開でございます
 おそらく、拍手等で最も感想・コメントを頂いているシリーズです。
 にもかかわらず、これまで長い間放置していて申し訳ありませんでした
 今後は『終焉の世界』と併せて定期更新していければと思います。


ではでは。

  ---支配人・朔---

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5月12日 晴れ
2012.05.12 (Sat)
さぁ、風炉のお稽古の開始です!

・長板でお薄の平点前

・濃茶の平点前

 長板って、自分でお稽古するのは初めてかもです。
 お薄はフツーの平点前とほとんど同じだったけど、お濃茶になると仕覆を置く位置が違うのでびっくり。
 また茶道ブログの方にまとめておこう。

 続いて明日は花月のお稽古です。
 わ~ 楽しみ

 さて、今から上映の準備に取り掛かります!
 今回の上映はなんと、久々の「年の差ひとつ。」ですよ
 これも最後が見えてきました。
 さくさく進めていこうと思います

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大山崎山荘美術館
2012.05.11 (Fri)
ついに行ってきました、大山崎山荘美術館

   

 このブログを定期的に読んで下さっている方なら御承知の通り、朔はそれはもう、3月の末頃(湯木美術館で展覧会の知らせを見た時)から、ずーっとずーっと
 「大山崎山荘をつくった加賀正太郎の情熱
  蘭にみた、夢
  蘭花譜の誕生」
 を観に行きたくて観に行きたくてしょうがなかったのでありました。
 で、昨日もう我慢できなくなり、急遽今日お休みをもらって、朝一番で行ってまいりました
 そうそう、出発にあたり、ちゃんと『東京少年』も手に入れましたよ
 やっぱりネットが一番簡単確実ですね。笑

 さて今回の「蘭花譜」ですが。
 蘭の栽培は、山荘の主人である加賀正太郎氏(1888~1954年)が、1910年(22歳)で英国キューガーデン(ロンドン南西部のキューにある王立植物園)で見た蘭栽培に感銘を受け、1914年頃自分でもはじめたことに端を発しています。
 しかしその後、戦争が、そして敗戦の色が濃くなる中、寒さに弱い蘭を守るための燃料の調達もままならなくなってゆき、このままでは約10,000鉢にも近い蘭たちが枯死してしまうのを憂え、後世にその姿を残すために作られたものです。
「余の蘭のコレクシヨンが世界的に見て、どんな位置にあるものであろうか、それは余は知らない。唯余が半生の努力によつて成就した余の蘭のコレクシヨンが、国が戦に負けたために一朝にして空に帰する事は、余にとつては感慨無量である。これだけのことをするには、誰がやつても少なくても30ヶ年の努力を要するであろう。真に哀惜の念に堪へない」
 ……とは、正太郎氏の言。安藤忠雄氏の設計による半地下の展示室「地中の宝石箱」と呼ばれる新館内のキャプションに引用されていました。
 蘭花譜第一輯は300部限定版として、木版画で制作され、1946年に刊行されています。
 しかしその貴重な版木は、燃料不足を補うために暖炉にくべられてしまったり、正太郎氏の死後散逸してしまったものが多いそうです。

 さて、では朔がもっとも感銘を受けたのはどの絵だったかというと、クロード・モネの≪睡蓮≫です
 あはははは~。
 いや~だって、モネの睡蓮もずっと見たいと思ってたんですもの!
 蘭の花は、元々花に知識のない朔なので、最初の数枚見ただけで後はどれを見てもすべて同じ状態に

 感想は「いや~、綺麗だね~」の一言デス
 うん、本当に綺麗だった。
 版木からどうやって色を重ねていったのか、その工程を見ることができたり、校正?の入ったものも見ることができて、いかに「本物」を作ることに心血を注いでいたかがよく分かりました。
 注文が本当に細かくてすごかった。
 あ、花ってけっこうグロテスクだなとも思いました。
 これまであんまりマジマジと見ることがなかったので、そんなこと気にもしたことなかったけど。

 まぁ結局こうして後から振り返ってみると、朔は「蘭花譜」そのものよりも、大正・昭和に活躍した実業家が蘭の栽培にのめりこんでいた、戦争・敗戦という大きな壁に立ちはだかれながらもそれを貫き通した、ということ自体に惹かれていたのだなぁと思うわけであります。
 正太郎氏は、交友関係も面白かった。
 夏目漱石との間を取り持ったのが、祇園新橋の女将で「文学芸妓」と呼ばれていた磯田多佳だったり、ニッカウヰスキーの竹鶴政孝とか、アサヒビールの山本為三郎とか。
 そして意外なところで「すごい 」と思ったのが、日本人初のユングフラウ(スイスアルプス)の登頂者が、実は正太郎氏であること。
 館内で上映されていたビデオの中で当時の写真を見たのですが、
「えっ 正装
 って感じでした。
 モノクロ写真だったので、服装はよく分からなかったのですが、頭には黒いハットをかぶり、黒いコート(とても防寒着には見えない)姿。
 ステッキは持ってたかもしれないけど、リュックとか全然持ってなかったと思う。
 なんかもう、街角で撮りました★みたいな。
 ユンクフラウって確か「お嬢さん」って意味だと誰かに聞いた気がするので、紳士たる者、いついかなる時も若い未婚の女性の前では礼節(服装マナー)を守らねばならん……とかだったらすごいのになぁとかアホなことを考えてしまいました

 英国式の建物も、すごく気に入りました。
 本館の2階では、1時間ごとに演奏されるPolyphon Giant(ポリフォン・ジャイアント)のオルゴール演奏も聴けましたしね
 ちなみに、この巨大オルゴールを作ったドイツのメーカーは、1914年に製造を中止したそうです。
 これも時代よのぅ……。

 モネの絵を2枚しか見られなかったので、また是非行きたいと思います
 できたら次は、庭の池に本物の睡蓮が咲く頃に

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更新
2012.05.06 (Sun)
こんばんわ。

 さてGWの最後を飾りますのは。
《come pare e piace》から7周年記念作品「新しいともだち」最終話でございます→→→→→→→→→→→→→コチラ

  まず最初に、大変申し訳ございません……。
  pommeさんからのメッセージに気付くまで、更新をすっかり忘れていました……。
 (pommeさん、お祝いメッセージありがとうございました!
  昨日お話を書き終わり、それに満足して、最後までUPしたつもりだったようです。
  本当に失礼致しました……。

 話変わって。
 今日、久々に『年の差ひとつ。』を読み返したりしてました。
 これもずいぶん長い間放置してるなぁ、と

 これで記念作品も終了し、また通常の上映内容に戻るので、『終焉の世界』と並行して『年の~』も併せて上映していこうかなぁと思います。
 いくらなんでもあのままでは、アキラも(神城の)ストレスで死んじゃうかもだし。笑
 何より朔が、このままではお話を忘れてしまいそうだ

 次の週末は、土・日続けてお稽古です。
 ちょっとどうなるか分かりませんが、通常の上映に戻れるように努力します。

 皆さま、7周年記念にお付き合い下さいましてありがとうございました
 たくさんの拍手に、いつも元気をもらっています。
 それでは、今後とも宜しくお願い致します。


  ---支配人・朔---

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