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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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現実逃避。
2011.01.19 (Wed)
 遊星さんとこで繰り広げられている文学語りに参加したいなぁ…と思いつつも、近代文学はもっとも朔の忌避してきたものなので残念……。
 以前ここに川端康成の感想を書いたことがあったような気もしますが、なんで近代文学が嫌いって、とんでもない男尊女卑が繰り広げられているから。
 高校の国語の授業で森鴎外の『舞姫』を読んだときには、吐くかと思った。
 文体が(ものすごく)綺麗なのは認めるけど、内容が……。
 今思い出しても、「豊太郎、死ね!」と思う(過激ですみません……)。
 そして主人公の豊太郎と同じくらいエリスも嫌い。
 同性として嫌悪する。
 アホかと思う。

 今中学校の国語の教科書に『走れメロス』が載ってるところがあるのですが、これも嫌い。
 勝手な約束してふざけんな、と心底思う。
 王様が改心するところ、なんて安っぽい、と思う。
 さらに、この小説が書かれるに至った背景を知り(太宰=メロス)、さらにふざけんな、と思った。

 菊池寛も嫌い。
『父帰る』は、国語の試験問題として読んだのに、その場で破り捨ててやろうかと思うくらい腹が立った。

 ――――という読書?遍歴により、「近代文学=男尊女卑、家長横暴、亭主関白、虐げられる女・子どもたち」の先入観があり、読む気になれません……。

 それを思うと夏目漱石は愉快ですよね!
 子どもの頃の朔さんは、なぜかNHKでやっていた「おはなしの国」で観た『ルドルフとイッパイアッテナ』と『我輩は猫である』が同じおはなしだと思ってました。
 何故かは分かりません。笑

 反面、推理小説は面白いと思います。
 江戸川乱歩は、小学生の時に作者なんて気にせずにタイトルが気にいったものだけ読んでいたので、いつか全部まとめて読んでみたいです。

 あと、個人的に秀逸なのは、外国の詩を翻訳したものかと。
 堀口大學とか上田敏、日夏耿之介なんかの訳の詩が古い文語体ですっごく見てて(読んで)楽しいです。
 第一次世界大戦前後にフランスの詩人について考えてる人たちって一体どんな階層の人たちなのか、想像もつきませんな。笑
 日本人の詩人ってあんまり興味ないけど、外国の詩を翻訳したものは、内容じゃなくて言葉から捉えるイメージだけを拾い易いから割りと好きです。
 昔の翻訳って厳密に七五調にととのえてあるものとかあって、面白いし。
 ぼーっと言葉とイメージの世界に浸りたいときにはお勧めかもです。

 あー、なんかこう、意味のない、言葉を並べただけの支離滅裂なお話を書きたくなってきた。笑

 と、午前3時過ぎのテンションで書いたらこんなことになりました。
 そろそろ寝ます★

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