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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.23 (Sat)
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やっと後期展に行けました
  

 皆さん、酒井抱一をご存知ですか?
 朔は職場で「抱一、ほういつ」と名前だけは良く聞いていたのですが、高校で日本史も選択美術もやってないしで、酒井抱一のことは名前すら知りませんでした。
 さすがに尾形光琳くらいは知ってましたが
 で、そんな中、職場で手に入れたチケットで野村美術館の展示で観た「柿に鳥図」が、朔が初めてこの目で観た抱一の作品でした。
 というか、展示の中で一番いいな~と思ったのが、抱一の作品だったのです
 それまで正直、日本画に興味はなかったのですが、それで一気に抱一のファンになりました

 今回の細見美術館の展覧会は、前・中・後期の全3回に分けての展示で、朔は前期と後期展に行ってきました。
 どちらも目録と解説にかじりつくようにして観てきたのですが、朔の中でのthe best of 抱一は、「四季花鳥図巻」になりました
 これ、巻物2巻にわたる作品なんですけど、繊細さが半端ない
 どうしても展示が遠くなる掛軸とかと違って硝子の向こうすぐの距離で観られたので余計にそう思うのかもしれませんが、蜂とか鈴虫?の翅の透き通るような繊細さには身震いしました。
 小さな花弁の1枚1枚の濃淡まで間近に観ることができて、いつまでもそこから離れたくありませんでした
 特にすごいと思ったのが、すもも色?濃い桃色から淡いピンクまでグラデーションのようになっている花(花の名前なんて分からん)、そして隣には黄色い花(レンギョウ?って知らないおばさんが言ってたけど分かんない)と、次々に移り変わる様にも息をのみます。
 本当にすごいです。
 かと思えば、朝顔は思いっきりデフォルメ絵でギャップに笑ってしまう
 会期は今月13日までなので、行けそうな方は是非行ってみて下さい
「四季花鳥図」は、一番最後の展示室の右側にあります

 それにしても、抱一って、
 家は姫路藩主(譜代大名)の家柄、
 家を継いだ兄に見守られながら若い頃から遊郭で遊んだり(妻は吉原大文字楼の元遊女、小鸞)、
 浮世絵描いたり、狂歌を詠んだり(号は「尻焼猿人‐シリヤケノサルンド‐」)、
 兄亡き後、甥が当主になったら家に居づらくなって出家(数えで37歳)、
 そこから本格的に琳派に傾倒していって、
 55歳で光琳百回忌の中心人物になって自他共に認める琳派の後継者になる、
 とか、いろいろと美味しすぎる
 生家の酒井雅楽頭家は古くから文武両道の名家で、一時期光琳をお抱えにしていたこともあったようです。
 抱一と蒔絵師の原羊遊斎が、どんなやりとりしながら一緒に作品を作りあげていったんだろうとか、当時を想像するだけで楽しいです
 後期展では、光琳だけじゃなくて、その弟の乾山(陶工)のことも尊敬?してた(墓を探して碑をたてたり)のが分かったし
 あぁ、楽しすぎる

 …あまりにも素敵すぎて、意気揚々とミュージアムショップに進んだんですけど、あまりにも本物と色が違いすぎて、結局抱一関連は買いませんでした
 無念じゃ

 それにしても、やっぱり、植物を観て名前が分かるとか、草書か読めるとか、漢文の心得があるとか、和歌を知ってるとか、そういうのがないともどかしいなぁと痛感する展覧会でもありました
 抱一の絵+当時の知識人の賛という作品が多数あったのですが、読めない……
 あれ、なんて書いてあるのか自力で読めるだけで、ずいぶん作品の印象が変わると思うんですよね
 せっかく書簡とかもあるのに、解説してくれてるほんの一部しか読めないとか
 もったいないにも程がある
 うぉ~……、書道を習うしかないのか……

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更新
2012.05.05 (Sat)
おはようございます

 さて本日も、《come pare e piace》から7周年記念作品「新しいともだち」を上映致します→→→→→→→→→→→→→→コチラ

  次なる舞台は紅茶専門店《三月ウサギ》。
 『天満月の夢』で、テトとムーンが出会ったお店(正確には、その店の角)でもあります。
 
 まったくの余談かつ蛇足ですが、朔はコンビニに売っているリプトンの紙パックのフレーバーティーが好きです
 次々に新しい商品が出てくるので、見つけるたびに全部買います、よっぽど「え?」と思わない限り。
 パッケージも可愛いの多いですよね~
 まぁ、お気に入りを見つけても、すぐに商品が入れ替わってしまうのが難点ですが
  
  今回のお話は、アリスというより『天満月の夢』への回帰となりました。
 『天満月の夢』は朔が大学在学当時に共同出版させて頂いた作品ですが、これどうしようかな~。
  出版社が倒産して、それっきり連絡もないので、著作権とかそういうややこしいの、全部朔に戻ってきたと考えて良いのでしょうか
  せっかくだし、すべて公開できるようにしたいなぁと思うのですが。
  ちょっと考えてみます。

 今日は冷蔵庫が届きました!
 今から4時間、中に何にも入れちゃいけないそうですよ

 しょ、食料品が傷む~~~~~~
 
 良いお天気なので、今から美術館の後期展覧会に行ってこようと思います。
 戻ってきたら、前期と後期併せて感想を更新しますね~


ではでは。

  ---支配人・朔---

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更新
2012.05.04 (Fri)
こんにちわ

 昨日に引き続き、《come pare e piace》から7周年記念作品をお届け致します →→→→→→コチラ

 ゼーロから預かった白いカードを手に、
 高級時計店《気まぐれ屋》を訪れるテトとチョコ。
 しかし、そこでふたりを待ち受けるのは  

 そして、追加のお知らせです。
 今回の作品は全5話になりそうと昨日告知しましたが、
 すべて書き終わってみると、全6話になりましたです

 この後は1日1話上映していけばGW中には終了する予定ですので、そのようにさせて頂きます。

 それではどうぞお楽しみ下さいませ

ではでは。

  ---支配人・朔---

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更新
2012.05.03 (Thu)
こんにちわ

 昨日に引き続き、《come pare e piace》から7周年記念作品を2話続けてお届け致します →→→コチラ

 新しく友達になったチョコとともに、彼の双子の妹ピコを探すことになったテト。
 そんなふたりの前に次々に現れる人々。
 どうやら、ピコを探しに行くのはもう少し先になりそうです  

 今回の作品、昨日の段階では未定だったのですが、全5話になりそうです。
 そして、読んで頂くと丸わかりかと思いますが、『不思議の国のアリス』の内容を含んでいます
 舞台はT市の中でも通称《Alice》と呼ばれる大十字路(グランドクロス)。
 その四ツ角にある4つのお店を舞台にしました
 今回の舞台は、創作帽子屋《いかさま堂》、薔薇専門店《ハートの女王》です

 それではどうぞお楽しみ下さいませ

ではでは。

  ---支配人・朔---

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7周年
2012.05.02 (Wed)
こんばんわ

 お待たせ致しました
 7周年記念作品、上映開始です

 今回の記念作品は、《come pare e piace》より「新しいともだち」をお届け致します→→→→→→→→コチラ
 FestaにわくT市を舞台に、またしてもテトのちょっと不思議な冒険がはじまります。
 大十字路《Alice》でテトが出逢ったのは
 
 今回の作品、実はpommeさんとのコラボだったりします
 三度にもわたり素敵な手芸作品を作って下さったpommeさんに朔からのお礼に何か出来ないかとご相談したところ、今回の作中に出てくる名前をリクエストして頂いたのです
 朔からの最大限の感謝を込めて、pommeさんに、そして物語を読んで下さるすべての皆さまに捧げます

 それではしばらくの間、テトたちの冒険にお付き合い下さいませ

ではでは。

  ---支配人・朔---

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