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ここは朔が支配人を務める劇場《閑古鳥の啼く朝に》のサロンです。上映案内から、日々のつれづれ事まで。          のんびりまったり更新中。renewal:07/05/02
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2024.11.27 (Wed)
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9月4日。晴れ。
2006.09.04 (Mon)
今日!は!
睡眠時間3時間で、京都伊勢丹のミュシャ展とお買い物に行ってきました!

 アルフォンス・ミュシャ展!
 何となく好きなんです、ミュシャの絵。
 そんなに含蓄があるわけでもなく、タイトルを知っている絵が一枚でもあるわけではなく、それでも「あれ、これミュシャかな?」と思った絵はやっぱりミュシャの絵だった、くらいにはミュシャが好きです(笑)
 というか、建築にしても絵画にしても美術品にしても、アール・ヌーヴォーが好きなだけかも。
 繊細優美でいいですよね~♪

 で。
 美術の勉強なんて義務教育が終わってから一度もしていない朔が、独断と偏見と思い込みの感想についてたらたらと書いていきたいと思います。

 ミュシャの絵を見ていて、思ったことがある。
 というか、驚いたことがある。

 観光用ポスターとして描かれた『モナコ-モンテ・カルロ』という絵を見た時、
 朔は「あれ?」と思ったのだ。
 なぜかそこに描かれた少女が、小畑健氏(『ヒカルの碁』『デスノート』等)
 の描くヒロインとダブって見えたのだ。
 今、買って来た図録で同じ絵を見てもそれほど思わないのだが、
 実物を間近で見た瞬間、特に目の辺りとか顔の輪郭とか髪の線とかが、似ていると感じた。
 (しかもそのポーズは、あたかもキラを崇拝する最後のシーンの弥海砂のよう?/笑)
 他の絵は金髪で明らかに西洋的な顔立ちの女性が多い中、
 その絵は黒髪の少女で東洋的に見えなくもないので、特にそう思ったのかもしれない。
 しかし考えてみれば、繊細で淡く多彩な色遣いとかも、似ているかもしれない。
 綺麗な絵、というのは、つまるところ行き着く先はみんな同じなのかなぁと思った。

 さらにどんどん絵を見ていくと、聖書を題材とした『御国を来らせ給え』という絵があった。
 それまでにあった、華やかで軽やかな色遣いではなく、描かれるのも優美な女性ではなく、
 色は白と黒だけで、その中ですべての濃淡が表現されている。
 朔はこの絵を見た時、今度は「指輪物語?」と思った(笑)
 評論社から刊行されているアラン・リーによる装画に、雰囲気が似ていると思ったのだ。
 ホントに、エルフとホビットの絵かと思った。
 何だろう、山上の垂訓の場面? 多分、イエスと人々の絵なのだろうけど。

 そしてさらに、『チェコの心、国民慈善協会証書』という絵が出てきた。
 そして今度は、「ラファエロ?」と思った(笑)
 な~んでこの絵、こんなに他の絵と雰囲気違うんだろう?
 図録に収められたこの絵の隣りには『南西モラヴィア挙国一致宝くじ』という絵があるのだが、
 明らかに、線とか色遣いとか、筆のタッチとか全然違うよなぁ?
 他の絵は図案化されてるというかデザイン化された単純な線で描かれてるのに、
 この絵は本当に「絵画」って感じやもんなぁ。
 しかも、この看護婦と少年の組み合わせが、聖母子のようにも見える。ような気が。
 他にもこういうニュアンスの絵があるのかもしれないけれど、今回出展されていた中では、『御国を来らせ給え』と並んで瀬ひときわ異彩を放っていた気がした。

 全体を通して、大満足な展示だった。
 ミュシャはいいなぁ、優しい典雅な気持ちになれる。

 最後に図録も買って、大満足なり。

 他にも、『ジスモンダ』、『花:ばら』と『花:ユリ』、『サクラソウ』と『羽根』、『ヒヤシンス姫』の絵葉書合計4枚、
 『ビザンティン風の頭部:ブロンド』の携帯ソーイングセット(ピルケースにもなる)
 をお買い上げ~♪
 ステキです!!(*~◇~*)

 お昼はポルタのレストラン街でパスタ(といったらあそこでしょう。ホントよく行くなぁ)を食べ、 続けてキューブでお買い物~♪
 すごいんです! SSを発見! サイズがぴったり~~~~V(*~◇~*)V
 というわけで、秋の新作パンツをお買い上げ~♪

 お次は四条に出て、オーパでブラウスとジャケットをお買い上げ~♪

 そしてロフトに行き、友達依頼の豆本の材料をお買い上げ~♪
 依頼された豆本は、中国の切手を利用したもので、
 見開きの半分に切手を、もう半分に漢詩を載せることに決定。
 ふたりでいろいろ紙やら麻糸やら厚紙やらをまとめて購入。

 お次は高島屋に行って(なぜか)ハンカチをお買い上げ~♪
 ホントはブーツが欲しかった……(>_<)

 ブーツ…いろいろ見たけど、サイズとかがやっぱり難しい……。
 Sでもやっぱ大きいし、ヒールがそんなに高くないヤツなら我慢して履けないこともないけど、
 ヒールが高くなると完全に土踏まずの位置がズレて苦痛だし……。
 でもでも、せっかくならヒール10cm!!とか履きたいし(笑)
 ……やっぱムリかなぁ……。
 通販なら22.0からサイズはあるけど、やっぱ実際に履いてみないとコワイしなぁ(>_<)
 う~ん……。

 いいや、また別のお店で探してみよう!

ではでは。

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9月3日。晴れのち薄曇。
2006.09.03 (Sun)
うふふ、うふふ、う~ふ~ふ~…!

 さてはじまりました、伝物と和巾点のお稽古!
 今日はじめて習ったお点前は、茶通箱、唐物、和巾点の三点前。
 朔たちの代は部員が6人いるので、2人ずつ1点前を練習しました。

  お菓子:幸楽屋さんの「虫の音」

<稽古内容>
・茶通箱(発音はサツバコ)(更好棚)
   
・茶杓荘

・唐物

・和巾点

 ほわ~~!
 お稽古の帰りに遊んで帰ったら(笑)、自分で稽古したはずのお点前まで結構忘れてる~!
 でもなんだか、吹っ切れました。
 昨日のダークはどこへやら、また分からないことが楽しいと思えるようになりました(笑)
 急いだってイイコトないのさ~。

 さて次のお稽古は5日です。
 今日の復習になるのか、それともまた新しく台天目と盆点を習うのか?
 朔的にはやっぱり今日の復習がしたいかなぁ。
 でも、新しいお点前にもチャレンジしたい!

 ところで茶通箱と和巾点ですが、これ、去年の先輩方お稽古してたっけ?
 全然見た覚えがないんやけど。
 去年の先輩方は、お世辞にも…という方たちでしたから。
 それに比べて、今年の朔たちはなんて優秀!(笑)
 やっぱり人数多いと徳やなぁと思います。

 そして今日も先生から、早く(お茶会で部屋をお借りする)建仁寺のご住職に挨拶に行けとせっつかれました……。
 正直、行きたくないっす……。
  理由その1。暑くてスーツを着たくない。
  理由その2。無用に絡まれるから。
  理由その3。苦手だ、という本心を隠したまま愛想よくするのが疲れるから。
 去年は最初の挨拶も最後のお礼にも行ったし、今年は他の誰かが行ってくれないかな~……。
 でもなぁ~、やっぱ立場上朔が行かないと角が立つんだろうか……。
 ああ、嫌だ……。
 いろいろ確認しとかなきゃならないこともあるし、人任せにするよりは朔が行った方が話は速いんだろうけど……。
 あ~あ……(>_<)
 いや、お茶会に部屋を貸して下さるだけでも、ありがたいことだけど…!
 あー……やっぱ素直に行っとくかぁ……。
 気が重い……。

 あ、イイコト!
 今日はT君のナマ「只今のお服加減大変結構でございました。只今のお茶名は。お詰は。前席では結構なお菓子をありがとうございました」を聞いてしまいました!
 可愛い☆
 今日もご機嫌な(笑)T君は、先生から譲ってもらったお菓子を大騒ぎしながら一所懸命に食べていましたが(りゅうさん紙にお菓子がくっついてしまい、それをどうにか食べようとしていた)、お点前を観察することに忙しかった朔はほぼ無視してました。
 ごめんよ、T君。
 相手してあげたいのは山々だけど、朔も必死なのさ!
 いつもなら、T君のお稽古の準備も進んで手伝ってあげるのに…!
 T君、今日は卯の花のお稽古をしてました。
 そのうち、柄杓を使ったお点前もお稽古はじめるんだろうな~。
 卒業までに見れるかしらん。


ではでは。

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9月2日。晴れ。 
2006.09.03 (Sun)
 お菓子:幸楽屋さんの「小萩餅」

<稽古内容>
・重茶碗のお濃茶
  あ~う~……
  たしか、数ヶ月前に何度かお稽古したはず!!(^-^;)
  なのに、おろおろとたくさん間違えてしまいました!(>_<)

・重茶碗のお薄
  さすがに、ね。
  すらすらとやって下さいよ。

・月
  きゃーーっ!
  久しぶりにお稽古したら、初っ端から動揺しまくり!(笑)

・唐物?の帛紗捌き


・ちらっと垣間見た他の人たちの点前
 ☆続薄

 ☆茶入荘
  まったく見る機会がなかった……

はぁぁぁ……。

 連日のお稽古で頭が破裂しそう……。
 覚えることが多すぎる……というか、普段頭を使わないから、こんなことになるんですね。
 しっかりして下さいって感じです。

 そしてこんな茹だった頭のままバイトに行き、
 普段なら笑って済ませられることにもいちいちイライラとし……。
 自分の余裕のなさに笑ってしまいます(笑)

 そして明日…というか今日から、いよいよはじまる唐物・伝物のお稽古……。
 これは朔たちが大学中にお稽古できる、もっとも上級のお点前です。
 頭が……頭が……(>_<)
 茶道、大好きなはずなのに、連日の難しい(しかもほぼ初めてと言っても過言ではない)お稽古に音を上げてしまいそうです……。
 こんなことで大丈夫なのか。
 しかし、茶道のお稽古ばかりしているわけにはいかないのだ。

 何もかもを一回で覚えようとする朔がいけないんでしょうけど。
 もっと気楽にいこうよ。

 はぁ……。

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の~~~~~~え~~~~~……(>_<)
頭がパンクするパンクする!
急いで吐き出さないと!

 というわけで、8月最後のお稽古記録いきます!!

  お 軸:長いです…「鴨の(漢字不明)月 ………… 加茂乃河風」実仲
      お軸の一面にびっしり文字ばかりでした…。
      先生に読んで頂いたものの、覚えられず。
      というか、過去に見た覚えがなかった……。
  お菓子:幸楽屋さんの「水面」

<稽古内容>
・貴人清次の花月(更好棚)

・お濃茶つき花月(更好棚)
  正客として入った。

・お濃茶つき花月(更好棚)
  三客として入った。
  そして終花をした。

 ああ~~~、もう!
 何か大切なことが抜け落ちてる&勘違いしてる気がする!!(>_<)
 大変だ~、大変だ~、覚えられない……!
 次の花月のお稽古は3月で、しかも風炉じゃなくて炉だし!!
 また点前が変わっちゃうし!!
 ぎゃーーーーーっ!!
 なんかもういっぱいいっぱいです。
 もうこれ以上何にも頭には入らないってところまでみっちり入りました。
 一度に覚えられる脳の許容量は年々減ってゆくばかり……。
 これからどんどん難しいお点前を習ってゆくというのに!

 さっそく9月は難しいお点前のオンパレードです。
 風炉で普通に稽古できる最後の月だし、ということで。
 いよいよ唐物とか伝物のお稽古がはじまるぞ~~~!!
 というかネ、その前にネ、茶入荘とか、
 イマイチ(…つーか、朔自身は一度も稽古したことがない)分かってないんだけどネ?
 って感じです||(;-_-)|||
 時間を! 時間と、自主練できる場所とお道具を提供して下さい!!(>_<)

 そして10月は中置。
 11月は、炉開き&お茶事の稽古をしながら茶会の準備です!
 一体誰が点前&半東をするの~~~~?!という感じ。
 もうまさに怒涛です。
 併せて卒論の中間発表も10月後半にはやってきます。
 は~~~~~、もうホントにあっという間に時間が過ぎてしまいそうで今から怖いです(笑)
 あれ? そう言えば10月3日には、歌舞伎評判記の演習発表があったような。
 ウフ☆
 レジュメ、まだまとめてないや☆みたいな?
 補足レポートが出たら、卒論の準備してる暇なんてないかも☆みたいな?
 ……どーする?! どうするオレ?! みたいな?
 いい加減語尾を上げるのヤメロ。

 あ、そうそう。
 12月に朔たちがする初お茶事は、「正午の茶事」だそうです。
 4時間で本当に終わることはできるのでしょうか……。
 ホントに、誰が点前と半東するんだろう……。
 ま、ね。朔たちの代は6人いるし、どうにかなるでしょう(笑)

 来年の4回生は1人しかいないので、一般の部のお茶事に客として混ぜてもらうそうです。
 来年は「夜噺」なんだそうな。
 羨ましい!!
 夜、電気を消して、手燭だけを光源に行なう茶事です。
 神秘的だろうな~~~(^-^)

とか言ってる間に、バイトに行かなくてはいけない時間になりました。

これにて失礼。

ではではm(_ _)m

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8月30日。晴れ。
2006.08.31 (Thu)
 8月のお稽古2日目。

  お 軸:見る暇ナシ
  お菓子:幸楽屋さんの水ようかん

<稽古内容>
・平花月(更好棚)

・貴人清次の花月(更好棚)
  
・貴人清次の花月(更好棚)
  なぜか、札の取り方が前回と同じだった(笑)


 と、いうわけで。
 30日のお稽古は花月ばかり三点前でした!
 う~~~~お~~~~という感じです(笑)
 しかも2回目と3回目は、貴人が絵札を取るタイミングが全く同じだったので、
 お稽古になったのかなっていないのか(笑)
 ま、いい復習にはなったんですけど。

 31日のお稽古は……
 貴人清次の花月の他にも、濃茶付花月をお稽古するかもしれません。
 濃茶付……だ、大丈夫だろうか……(笑)
 普通に濃茶を練ることすら危うくなっているような気が……。

 ま、当って砕けろです。
 頑張ります!


ではでは。

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